行程・コース
天候
前半ガスと強風、後半晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
大河原峠までマイカー
この登山記録の行程
大河原峠(04:00)・・・双子山(04:20)・・・双子池(04:40)[休憩 20分]・・・天狗ノ露地(05:40)・・・大岳分岐(06:30)・・・大岳(06:40)[休憩 20分]・・・大岳分岐(07:10)・・・北横岳(08:20)[休憩 30分]・・・亀甲池(10:00)[休憩 10分]・・・亀甲池分岐(10:20)[休憩 10分]・・・大河原峠(11:30)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
大河原峠から北八ヶ岳を歩きました。蓼科スカイラインは大河原峠から立科側が通行止めで、佐久からしか入れません。
前半は登山、後半トレッキングという感じの山歩きになりました。前半は時折視界が覗きましたが厚いガスがかかるあいにくのコンディション、後半はそのガスがすっきり取れ、暑いくらいの陽気となりましたが気持ちの良いトレッキングを楽しめました。
大河原峠から双子池までは双子山という山を越えて行きます。双子山は古い火山で、なだらかな山頂でほとんど丘のような感じ。まだ暗かったですが、とにかく風が強かった。山頂一帯は吹き曝しで風がきつかったです。それを過ぎると森の中の下りになり、下りきった所に双子池があります。
双子池はふたつの池があるのですが、その間にヒュッテがあります。この日はほとんど誰も泊まっていない感じでした。
このところの雨で二つの池とも水があふれていました。雄池にある標識は水没しておりました。
ここから大岳までは、大変な難所です。特に前半の岩場は、他のルートなら鎖や梯子が架かっているであろう急斜面で、ロッククライミング一歩手前な感じ。途中朽ちかけた梯子がふたつあっただけでした。
やがて森に入ってホッとしたのもつかぬま、森が開けて目指す大岳が眼前に現れると再び岩場。
大岳は新しい火山で、周辺は背の低い木しかありません。この辺りでよく見られる日本庭園みたいな風景が広がっています。その日本庭園の中にゴロゴロ転がる岩を越えながら進みます。前半ほどの急登ではありませんが、それでもちょっと大変でした。
やがて森に入ると斜度が増し、ようやく大岳分岐。それを左に曲がるとほどなく大岳の山頂です。
ここからの風景は高い山の上から見えるのとは別の絶景です。周囲は全て日本庭園。おそらく南八ヶ岳までも一望できるのでしょうが、残念ながら厚いガスがかかっておりました。
次いで、先ほどの大岳分岐まで戻り北横岳を目指しました。まずは日本庭園の岩場ですが、歩きにくいことは歩きにくいですが水平移動なのでそれほど大変ではありません。
やがて森に入ると上りになります。北横岳はトレッキング感覚で登れる山として子連れのお母さんにも人気の山ですが、それはロープウェイからのルート。こちら側はかなりきつい斜面が続いています。そして北横岳も新しい火山であったことを彷彿とされてくれる巨大な岩を、あちこちに見ることができます。
北横岳の山頂でも厚いガスに阻まれ、視界ゼロ。しかも強風。
早々に亀甲池への登山道に向かいます。ここは、おそらく八ヶ岳の中でも一番きついルートの一つでしょう。標高差500mを一気に下ります。しかも斜度も終始結構きつい。登ってくる人もいましたが、相当大変な感じです。
亀甲池の標識も水没していました。水は登山道の一部に染み出し、道も水没しているところがありました。増水した池は、でもとてもきれいで、いつもとは違った雰囲気の亀甲池でした。
そこからはトレッキング。天性寺原まではほとんど水平移動、天性寺から大河原峠まではダラダラした登り。この日はなぜか疲労が激しく、峠までちょっときつかったです。
峠にはツーリングのバイクや車がたくさんいて、いつもの雰囲気となっておりました。
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