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センター北・南駅周辺の杉山神社など

大棚中川杉山神社、牛久保西公園、山崎公園、茅ヶ崎杉山神社、境田貝塚、都築中央公園、鴨池公園、葛ヶ谷公園、大原みねみち公園、茅ヶ崎公園、勝田杉山神社( 関東)

パーティ: 1人 (目黒駅は品川区 さん )

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行程・コース

天候

雨のち曇り

登山口へのアクセス

電車
その他: 往路:武蔵小山→東急目黒線→日吉→横浜市営地下鉄グリーンライン→センター北

復路:東山田→横浜市営地下鉄グリーンライン→日吉→東急目黒線→東急目黒線→武蔵小山

この登山記録の行程

センター北駅11:10→大棚中川杉山神社11:16→牛久保西公園11:25~34→山崎公園11:35~47→茅ヶ崎杉山神社12:05→境田貝塚12:09→都築中央公園12:10~18→鴨池公園12:26~45→葛ヶ谷公園12:50→大原みねみち公園12:56~13:01→茅ヶ崎公園13:06~17→勝田杉山神社13:31→東山田駅14:02

合計2時間52分

コース

総距離
約11.9km
累積標高差
上り約222m
下り約244m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

7月18日(土)は昼前雨ということで、またも杉山神社神社巡りです。

横浜の港北ニュータウンのセンター北・南駅近辺に、この前都築五山を回った時、雪になる寸前の氷雨でパスしてしまった延喜式神名帳の武蔵国六之宮の有力候補である杉山神社が3つあったのでそこを回って来ました!

ちなみに式内社の有力候補といわれる杉山神社は、(1)西八朔杉山神社、(2)新吉田杉山神社、(3)茅ヶ崎杉山神社、(4)大棚中川杉山神社、(5)勝田杉山神社、(6)鶴見神社などです。町田の三輪山の(7)椙山神社を含める人もいるらしいです。

(1)(2)は行ったので、今日は(3)(4)(5)ということで。

スタートは横浜市営地下鉄のセンター北駅です。昼から雨が上がる予報だったので11時ちょっと過ぎに出発。まだほんの少し雨が降っていましたが、歩くのには問題のない状態。

駅の西口を出るとバスターミナルの向こう側に早くも大棚中川杉山神社が顔を出します。そこを目指して駅からつながる橋を渡ります。この神社は平安時代に創建された由緒ある神社らしいのですが、港北ニュータウンの大規模開発でこの地に移されており、しかもそれ以前にも何度も場所を移動しているようで、式内社としての歴史を感じさせる物は何一つありません。
それがちょっと残念!大木の1本も残っていたら良かったのですが…。そんなことを思いながら神社の階段を下り、下の広い車道に出ます。

次の茅ヶ崎杉山神社はこの車道を南に真っ直ぐ行けばすぐなのですが、それでは雨とはいえすぐに終わってしまうので、センター駅の周辺のこの前行かなかった広い公園を巡りながら向かいます。

まずは牛久保西公園へ。ここは単なるスポーツ公園だと思っていたら、この前行った徳生公園の池に通じる小さな流れが通っていて、それに沿って進んで行きます。

この流れは公園の西の端の小さな池で終わるのかと思いきや、次の山崎公園に続いていて、その山崎公園の大きな池で終わるのかと思いきや、さらに上流があって、結局水源はその上の子供向けのプールというか水遊び場でした。

今日後半に回る鴨池公園から茅ヶ崎公園も同じような水路で繋がれていて、港北ニュータウンを取り巻く公園群は実に巧みな形で水路で繋がれています。

山崎公園の後半は山道に入ります。山崎公園はすぐ下の中川八幡公園から見ると巨大な崖の緑地になっているのですが、そこを散策するための山道が下っています。

山崎公園を出たら、中川八幡公園はこの前行ったので入らず横を通り過ぎ、都築中央公園の方に向かいます。この広い自然公園の片隅に茅ヶ崎杉山神社はあります。

茅ヶ崎杉山神社は、その昔都築郡に一大勢力を築いていた忌部氏の創建した神社で、新編武蔵風土記稿にこの神社こそが武蔵国六之宮であろうと書かれていたことが式内社であることの論拠になっています。神社そのものも山全体が都築中央公園として保全されたためそのままの形で残されています。さらに神社の裏には境田貝塚もあり、古代から人びとの生活拠点であったことも察することが出来ます。

これだけ見ると大棚中川杉山神社より式内社っぽいのですが、忌部氏の名前が他の杉山神社ではまるで出てこないのが否定する側の論拠にもなっているようです。

茅ヶ崎杉山神社から境田貝塚を経て都築中央公園に入ります。ここはこの前来たのですが、広いのでこの前通らなかった逆の対角線で通過してみよます。すると野外ステージのような広場がありました。その下には炭焼きか陶芸の窯のような物があり、最後に小さな水田がありました。

水田の先で都築中央公園から出て鴨池公園の方に向かいます。出てといっても、先程書いたように水路のある遊歩道で繋がっています。

鴨池公園はかなり大きな公園で、最初池なんかどこにもないじゃないかといった感じの山道をひたすら歩かせられます。そして広い送電線鉄塔が立ち並ぶ道を越えるとようやく目指す鴨池が現れます。結構高い場所にあり、元は沢の源流の水を蓄える溜池か何かだったんじゃないかと思われます。

鴨池から戻り、ひたすら水路沿いの遊歩道を進みます。やたらにモミジの木が多く、地元の紅葉の名所になってそうな道です。

そしてまず右手に葛ヶ谷公園が現れます。ここは単なる広場のような公園。続いて大原みねみち公園が左手に出てきます。この公園には水路の水の量を調整するための細長い池があります。水中の観察小屋のような物もあったので、魚や水生昆虫、ザリガニなとがいるのかもしれません。

そして横浜市営地下鉄ブルーラインの線路を潜ると、最後の広い公園である茅ヶ崎公園に着きます。ここには自然生態園という水生昆虫などを観察できる自然保護区のような物があって、土日は開いてるはずだったのに、コロナのせいか雨のせいかわからないですが閉まっていて、普通の公園エリアしか散策できませんでした。それでも変な形のプールとか山道とかあってそれなりに楽しめました。

茅ヶ崎公園を出たら最後の目的地である勝田杉山神社へ向かいます。ここは武蔵国六之宮候補としては創建年代が不明など今日回った2つの式内社有力論社に多少劣るところがあるのですが、早渕川を見下ろす高台の突端の非常に眺めの良い場所にあり、しかも裏山が保護区に指定され自然が保たれているとても雰囲気の良い神社です。ただ建物が新しいし、神社の敷地も横に車道を通すため若干削られているのが惜しい。

勝田杉山神社に参拝したら、早渕川沿いを東山田を目指します。早渕川は鶴見川の大きな支流の1つなんですが、その割にはショボい川だなとセンター南駅周辺では思っていたのですが、流れ込んでくる小さな沢のが非常にたくさんあって、東山田の駅手前では立派な川に成長していました。合流する支流が非常に多いというのは鶴見川水系の特徴かもしれません。

温泉や銭湯はたいした距離歩いて無いので今回は無し。ラーメンは東山田は芸人が飲食店を探す番組のロケが出来そうな秘境駅なので、乗り換え駅の日吉で外に出て、つい最近出来たばかりらしい「らぁ麺にし田」という素材厳選無化調系ね店で醤油ラーメンを食べました。

横浜家系よりは書くことがありそうだと思って入ったのですが、意外と書くことが無いのはなぜだろう?というのは無化調系のラーメンって使える物が限られてくるので、どこもみんな似たような味になるんですよね。最初はさすがと思うんですが何軒か続くと飽きてくる。そもそも家から歩いて行ける範囲だけで4軒もあるし。ただ郊外だとまだ珍しい味なのかなとは思いました。

第52回 杉山神社の有力候補 - 公益財団法人 大倉精神文化研究所
https://www.okuraken.or.jp/depo/chiikijyouhou/kouhoku_rekishi_bunka/kouhoku52/

都筑区北部 水と緑の散策マップ 横浜市都筑区
https://www.city.yokohama.lg.jp/tsuzuki/kurashi/machizukuri_kankyo/midori_eco/pr/hokubu-index.html

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