行程・コース
天候
晴れのち夕方から雨
利用した登山口
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
AM3:30に浄土平駐車場に到着。駐車場が混んでいたわけは、日の出を見る人たちのようだ。駐車場付近、吾妻小富士で待ち構える人たち。福島市の夜景が遠くに見える。
この登山記録の行程
浄土平(04:00)・・・酸ヶ平(04:30)・・・一切経山(04:55)[休憩 5分]・・・家形山(05:30)[休憩 5分]・・・兵子分岐(06:10)・・・烏帽子山(06:55)[休憩 20分]・・・昭元山(07:50)[休憩 5分]・・・大倉新道谷地平分岐(08:35)[休憩 10分]・・・東大巓(09:00)・・・弥兵衛平小屋(明月荘)(09:25)[休憩 5分]・・・明星湖(09:45)・・・弥兵衛平小屋(明月荘)(10:05)[休憩 5分]・・・大倉新道谷地平分岐(10:40)[休憩 20分]・・・大倉新道(道迷い)(11:25)・・・大倉新道谷地平分岐(13:10)[休憩 10分]・・・烏帽子山(14:35)[休憩 10分]・・・兵子分岐(15:20)[休憩 10分]・・・家形山(16:10)[休憩 5分]・・・一切経山(16:50)・・・酸ヶ平(17:10)・・・浄土平(17:40)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
日の出前、ヘッドライトを付けて浄土平から歩き始める。最初、地面が小川のように濡れていたが、酸ヶ平への登りからは乾き、1か月前に残っていた雪渓は跡形もなくなっていた。稜線に出る手前で日の出。一切経山は朝日に照らされ、眼下の魔女の瞳も目を覚ましたように青い。
家形山まで登り返し、縦走路へ。部分的に笹が刈られ歩きやすい。先月見頃だった水芭蕉は終わり、残雪も雪解け水もない乾いた登山路には、ギンリョウソウ、ゴゼンタチバナ、ハクサンシャクナゲ(多分)が咲く。
一部ガサガサ藪があるが踏み跡は明瞭で、迷わない。家形山から兵子分岐まで先月は1時間強かかったが今日は30分強。改めてルート探しに時間を費やしたことを実感。先月終点の烏帽子山にあっさり到着。目指す東大巓から弥兵衛平が右に、その奥遠くに尖った連峰が見える。正面の中吾妻の左眼下に谷地平。その奥に見える水面は檜原湖か? ここの眺めは良い。
100m下って同じだけ登り昭元山へ。振り返ると烏帽子山が確かにこんもりとした烏帽子の形に見える。この辺りは登山路へ藪が重なる。歩く人が少ないのだろう。
また下って登り返し、急に視界が広くなり、湿原帯へ。天上の楽園地帯にやってきた。一切経山から縦走してきた山々が、目の前のワタスゲと池塘の奥に見える。木道が整備され、ワタスゲと所々のイワオトギリを見ているうちにすぐに大倉新道との分岐の湿原。少し上ると縦走路から左に20m入ったところが東大巓。目指した山頂だが展望は何も無い。山頂は重要ではなく、一帯の湿原帯が東大巓なのだろう。
弥兵衛平の分岐から弥兵衛平湿原の明月荘へ。この下りがさらに天国。ワタスゲの密度が濃く、色が違うシャクナゲ(ハクサンシャクナゲかネモトシャクナゲ)も至る所に咲く。所によりキンコウカ、シャガ、バイケイソウ、ミヤマリンドウ、ツルコケモモ。明星湖までの湿原歩きもすれ違う人もいない景色を独り占め。飯豊に雲がかかって残念だが、藤十郎から西吾妻と東大巓を背景に湿原の木道歩きを楽しむ。
下りは大倉新道から谷地平経由を考えていた。下り始めすぐにぬかるみ、藪と、状況が悪い。所々で湿地を横切る。25分、100mほど下ったころ、藪の中で道を失う。戻るにも5m手前のルートも分からなくなり、覚悟して上へ戻る。沢に落ちないよう、藪をかき分け2時間の格闘で大倉新道分岐の湿原に戻る。この状況では大倉新道はお勧めできない。
残る水と食料を確認し、縦走路を戻り、4時間後に浄土平に到着。烏帽子山過ぎから雨が降り始め、家形山からは霧に覆われ、一切経山への最後の登りは風もきつかった。夕闇が迫りつつある中の、ギリギリの帰路だった。朝早く夕方遅かったため、すれ違った登山者は5名だった。
フォトギャラリー:13枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 |
コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ |
修理用具 | 健康保険証 | 医療品 | 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー |
非常食 | 行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール | GPS機器 |
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