行程・コース
天候
初日:晴れのち曇り 二日目:曇りのち雨
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
名神ー東名ー中央道ー中津川ICーR19ーR20-中ノ湯
この登山記録の行程
初日
06:20 中ノ湯駐車場
07:24 一ノ又小屋
09:03 金剛堂
11:03 石室山荘
11:40 黒沢十字路
12:16 剣ケ峰
13:07 二の池小屋
14:08 白竜協会
14:52 五ノ池小屋
二日目
07:01 五ノ池小屋
07:36 継子岳
08:18 五ノ池小屋
09:47 二の池ヒュッテ
10:12 覚明堂避難小屋
11:25 金剛堂
12:17 一ノ又小屋
13:14 中ノ湯駐車場
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
去年天気が悪くて、キャンセルしたコースをリベンジ
前日の夜から麓の道の駅で仮眠し、寝不足の体で、朝5時に登ってきた。
日曜日と言うこともあって、上の駐車場はいっぱいで、下の駐車場に駐車。
計画では7時出発の予定だったが、早めの6時半に出発。
管理小屋に登山計画書を提出して、体温を測ってもらい横の登山口に向かう。
この山は大勢が登る山なので、もっと登りやすいのかと思ったが、とんでもなくきつい山だった。
とにかく、山頂までの4Km すべて階段か岩場、9合目手前からは岩場で、直登気味の斜面になる。
7合目のロープウェイからの合流地点から、一気に人が増えた。
自分より年寄りの人に抜かれるので、少し惨めな気分になるが、とにかくマイペースで登っていく。
同じペースで登っている人が居た。360度カメラを乗せて、ビデオを撮りながらゆっくり登っていく。
休憩のたびに出会うので、聞いてみると。高齢の家族に変わって自分が登ることで、家族に映像で体験させてあげたいとのこと。なんとも親孝行な息子だ。
八合目の金剛堂からは山頂が綺麗に見えていた、下界の景色も素晴らしい。
ラムネで乾杯しながら、景色を堪能
9合目手前からは岩場の急登が始まるので、更にペースダウンして、ゆっくり息を整えながら登っていく。
登山学校の先生に、止まらないでどれだけゆっくりでも、前に足を出せば、いずれ目的地に着くと教えられた。
その通り、牛歩で登っていく。
しんどすぎて、高山病にかかったように、体がふらふらする。
山頂が見えてからもしんどくて、はたから見ると、止まっているようにゆっくり登った。
出発から5時間半、やっと山頂に到着。
残念ながら、下界はガスの中
山頂付近に火山灰がほとんど無かった事が意外だった。
気分が悪いので、すぐに下山し、二の池小屋を目指す。
二の池小屋を越えると、下界が綺麗に見えたので、昼ご飯にすることにした。
二の池ヒュッテの近くで、暖かいラーメンを食べると気温10℃の寒さにしみる。
人心地ついて先に進み、避難小屋を過ぎると、摩利支天山のトラバースルートの道が崩落していた。しかも、通行禁止の表示も無い!
仕方ないので摩利支天山登るしか無いと思い、先に進むと、新しい道が出来ていた。
助かったと思い、その道に入っていく。道はなかなか険しいスリリングな道だった。
五の池小屋に到着した頃にはガスっていて景色はイマイチ。
それでも、憧れの五の池小屋に来たので、景色を見ながらビールで乾杯!
これがやりたかったんだなぁ
でも、あまりにもしんどいので、継子岳登るのは諦めて、夕食まで一休み。
宿泊者は20人
夕食は鍋料理と、野菜の盛り合わせ、これが抜群においしい!
他の宿泊客は消灯時間まで、薪ストーブを囲んでわいわいやっていたが、しんどいのですぐに寝た。
翌朝、天気はやっぱり悪い。
朝ご飯は6時、梅干しとシャケがおいしかった。
7時出発し、継子岳登って天気の回復を待ったが、30分待っても、回復しないため、下山
そのまま、下山ルートに向かう。
摩利支天山もガスの中、まだ昨日の疲れがとれないので、来た道を帰ることにした。この道は、今度は登りになるのでかなりしんどい道だが、朝の元気で乗り越えて、二の池小屋に向かう。
二の池で見ると山頂はガスの中で何も見えない。
仕方ないので、下山することにした。
避難小屋から、がれきの急坂を下り、延々階段を下って、八合目の金剛堂で休憩。
その後、行場山荘でちから餅を昼飯代わりに食べ、3時間かかって下山完了。
初 日 7.4Km 7時間50分
2日目 8.7Km 6時間14分
かなりしんどい思いをしたが、やっぱり3000m級の稜線歩きは、素晴らしく気持ちが良い。景色が堪能できなかったのは心残り。またリベンジしたい。
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