行程・コース
天候
曇り時々晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
5:00 自宅→国道16号線経由印西へ→国道6号線→迷走して→北関東道・福原IC→東北道・二本松IC→岳登山口10:15着(高速代\4400)
あだたらエクスプレスゴンドラ片道¥1050
帰路は二本松市から郡山市まで国道4号線。磐越道・郡山東IC→常磐道・石岡千代田IC(ETC・休日割で3300円だったか)
後は国道6号線で龍ヶ崎市経由印西市を抜け国道16号線。9時半帰宅。
※カーナビの到着予想時刻は10時40分だったので相当な時間短縮になった。
この登山記録の行程
奧岳登山口10:25・・・あだたらエクスプレス10:37・・・山頂駅10:50★駅の休憩スペースで給水/準備・・・薬師岳11:08・・・安達太良山12:14・・・牛の背★休憩10分・・・船明神山13:07・・・矢筈森13:20・・・鉄山14:02・・・誓至平分岐14:54・・・あだたら渓谷遊歩道15:54~16:17・・・奧岳登山口16:20
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
長梅雨が終わったとたんに猛暑続きで低山には行けない。先週は友人達と時期外れの幕岩でクライミング。他県ナンバー狙いの車被害も無くホッとする。
去年一緒に三つ峠でロープを結んだ友を偲び、一人彼の故郷・安達太良山へ。『コロナが収まったら遊ぼう』と3月末の連絡を最後に鬼籍に入るとは。昨年の山の日、自宅に招かれたのは床に入る時刻。婿養子の特権で奥様に無理強い。夜食の支度をさせての打ち上げ。襖一つ隔てて聞こえる夫婦の痴話げんかも懐かしい思い出。自慢のギアを見せたい一心の日焼けした嬉しそうな笑顔は忘れない。
ちょっとおセンチな動機で朝5時出発。途中迷走もあり到着したのは10時過ぎ。「山の日」を失念。観光客とハイカーで広い第一駐車場から溢れた車が道外れのスペースに停車。4年前の雪山で安達太良デビューは果たしている。くろがね小屋泊と成駒屋のかつ丼~。(^^♪。夏がこんなに賑やかなのを知らずにいた。しかし、暑い~。時短で往路はゴンドラ使用。コロナ対策万全。扉が開くと座席にスプレーをかけ、ソロ客にも1台を約束。マスク&笑顔で誘導してくれる。田部井淳子氏や高村智恵子の愛した山。ギボウシの花咲く森林限界を超え、整備された夏道を行く。小一時間で乳首に到着。牛の背の岩陰で景色を見ながら一服し、亡き人を偲ぶ。牛の背あたりで時折、異臭を感じていた。沼ノ平からの硫黄臭だった。
船明神へのルートは山のパワーを肌で感じる、地熱だ。沼ノ平の縁を伝い、船明神山へ足を延ばす。途中で追い越した2人組から追いつき様に『頂上は?』と聞かれた。ピークハンターらしい。道しるべも風に負け、地面に横たわっている。どのピークにも標識がある訳ではない。日差しを避け、ちょっと降りたところの茂みで靴紐を結び直すと追尾される。祠探しには興味ないので、分岐へ引き返す。《ジオグラフィカ》の現在地は頂上付近を差していたので、地形が変わったとしか思えない。山も崩落や噴火・台風などの大雨で浸食され、常に形を変えている。帰宅して調べてみたら、やはり頂上のシンボルの祠は数年前に流失。地図も持たない彼らはどうしただろう?鉄山へ。簡単に頂上に立ててプチ縦走できるのも安達太良の魅力だろう。馬の背のアップダウンを越える。鉄山は岩を捩るのかと岩場の基部へ取り付きそうになったところ、人が歩いている。踏み跡は登攀する人もいるのだろう。普通に巻いて頂上に出られた。頂上を示す看板は無いが積石が目印か?周囲の展望が利き、乳首に立つ人だかりが見える。秋元湖が横たわり、再訪を願う吾妻山と磐梯山が見えた。時間があれば連泊して山巡りするのが楽しい。矢筈森から峰の辻へ。ゆっくりとガレ場を降りる。今回は直接勢至平へ行くコース。過去の、雪道でラッセルしながら迷走した苦い経験が蘇る。(あの時は小雪の舞う中、くろがね小屋から沼ノ平へ向かった。稜線上は強風を記憶する。)午後になると人もまばら。下山はなる早歩行で。ヤマアジサイの清々しい花に和まされる。花は少ないがトンボで賑わうこのルート。時折、泥濘や水たまりのある道をひたすら下降すると大通りに出た。くろがね小屋を経由するメインストリートには帰路につく登山者がいる、いる。ヨツバヒヨドリの花に蝶たちがふわふわと蜜を求めて忙しそうに飛んでいる。横並びに歩く人々の隙をついて先へと急ぐ。目的はあだたら渓谷遊歩道。涼を求めて階段を進むと、滝とナメ沢の世界。柱状節理の発達した岩も見事。壊れかけた木道と泥濘がイヤらしいけど一見の価値あり。(以前、看板を見つけ、足を向けたいと思っていたのよ。)薄暗い沢筋なので余り遅い時間だと怪我しそうでちょっと怖い。
奧岳登山口に下山したのは16時半。夏山は日焼けと熱中症と足の攣りが怖いが、無事にゴール。先週末提案された、ボルダージムセッションを断り、遠出した。最後の別れに不祝儀を人に託したことを心で詫び、友への気持ちの整理も出来たのが何より。自分自身の楽しい山の日記念となった。後日、仲間に報告しよう。帰路は磐越道経由常磐道で石岡千代田まで。冬の岩場通いで使う道は夏でも役に立った。
フォトギャラリー:63枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
傘 | タオル | 帽子 | グローブ | 着替え | 地図 |
コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ |
ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 虫除け | ロールペーパー |
非常食 | 行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール | GPS機器 | |
【その他】
★マスク(ゴンドラ待ちのシーン・人と密になる場所) ・携帯トイレ(山頂駅・くろがね小屋以外トイレは皆無) ★ネックゲイター(行動時に人とすれ違う時・首の日焼け予防) ・日焼け止め(小まめに塗る) ★水分→麓・山頂のゴンドラ駅時販機で麦茶・アクエリアス等購入。テルモスに氷を入れ飲む飲料を直前に入れると冷たくなる♪ アミノショット・芍薬甘草薬は常に持参。行動食は塩分補給できるものが良い。(本日は塩チーズピザパン) |
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