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無雪期登山
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四阿山 根子岳 夏の日差しにクジャクチョウとマツムシソウ 2020 四阿山 根子岳(上信越)
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はにわ さん

この登山記録の行程

菅平牧場登山口(05:00)・・・根子岳(07:15)[休憩 15分]・・・分岐(08:50)・・・四阿山(09:10)[休憩 30分]・・・分岐・・・中四阿・・・菅平牧場登山口(12:25)

総距離 約9.3km 累積標高差 上り:約1,017m
下り:約1,017m
コースタイム 標準:5時間5分
自己:6時間40分
コースタイム倍率 1.31
ひぐらしのなく頃に。
夕暮れ、カナカナカナカナと涼しげな声に呼ばれるように近所の鎮守の森へ。
藪の中には烏瓜の白い花が咲き始めていた。
森の中を通り抜け人気の無くなった公園を散歩。
梅雨が明けて元気良く蝉時雨。
ニイニイゼミは高音の超音波。
ミンミンゼミとツクツクボウシは少数派。
一番五月蠅いのはアブラゼミだな。
公園の中では丘を登ったり芝生を歩いたり。
日が沈み、辺りが暗くなるとさっきまで五月蠅かった蝉は鳴きやみ、変わって足元では虫の声が。
空を飛ぶツバメやトンボはいつの間にか消え、コウモリがひらひらと飛び回る。
東の空に赤い月が出て来て、鎮守の森まで帰ってくるとぽつんぽつんと烏瓜の白い花が糸状に怪しく花開いていた。(調べてみると烏瓜の花は夜に咲く一日花なんだって)

夏のこの時間帯って結構好き。

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毎日の感染増に躊躇いながらもHNKの山番組や野口健さんも登山を再開したようなので久しぶりに友人Y君と山を歩くことに。
行く先はいろいろ迷ったが、今年は密を避けて山小屋泊ではなく、日帰りで登山道のしっかりしている四阿山に決定。
折角なので根子岳からの周回縦走にしよう。

前日の夜中に菅平高原に到着。
入山に一人200円が必要なようだが夜間な為、管理人さんがおらず素通り。
第1駐車場には5台ほど車が止まっていた。
(綺麗なトイレは根子岳の登山口の脇にあり夜間でも使用できます。蛍光灯が無いのでヘッドライトが必要。)
月光が明るすぎて星空は満天とはいかないが雲の無い夜空に明日の晴れを予感して眠りにつく。
4時に起床し朝食を済ませると5時に身支度をして出発。
登山口で登山届を提出し牧場脇を登っていく。
振り返ると北アルプスの壁のような稜線が赤く染まっている。
早朝から放牧された乳牛達は元気よく草をムシャムシャ。
歩いてすぐに足元にはたくさんの花が咲いていた。
後で調べてノアザミ、ヤナギラン、オミナエシ、ツリガネニンジン、マツムシソウ、ウメバチソウ、マルバダケブミ、ハクサンフウロ、ミネウスユキソウ、ハクサンシャジン、イブキジャコウソウ、アキノキリンソウなどなど、さすが花の百名山。
木苺の実もあったので食べてみたが甘酸っぱい。
マツムシソウは牧場の終わりの展望台の東屋付近に沢山咲いていた。
そこからは白樺の樹林帯。
暫く登ると山頂直下のガレ場に朝日が差し込んできた。
7時過ぎに根子岳に到着。
早朝の為か風が強く寒かったが360度の大展望、見渡す限りの絶景が広がる。
頚城山地、北アルプス、八ヶ岳、遠く富士山も。
東側は草津白根山に岩菅山。
雲海が見えるから渋峠は絶景なんだろうな。
遠く足尾山地や日光白根山のシルエットまで見えているから関東甲信越は広く高気圧に覆われていそうだ。
山頂の鐘も鳴らし、寒いので少し休んで目の前の四阿山を目指して出発。
四阿山は近くに見えるが一度鞍部に降らなければならない。
こちら側の山頂直下は爆裂火口跡の岩場を慎重に。
そして笹原を鞍部まで降った場所から見た根子岳は青い空と緑の大地がとても印象的だった。
だがここからの苔むした樹林帯の急登は久しぶりの本格的な登山の二人にはすごくキツかった。
何人も後ろから登山者に抜かれるが休み休みゆっくりゆっくり。
何とか四阿山との分岐に辿り着き、ここからはなだらかな登山道。
嬬恋村のキャベツ畑を挟んで浅間山や湯ノ丸山を横目に見ながら山頂へ。
9時過ぎに四阿山山頂に到着。
こちらも大展望。
浅間山がドーンと迫り秩父の山々や上信越の山々。
霞む関東平野。
根子岳も綺麗だなあ。
山頂はたくさん人がいたので密を避けて少し下った所でリュックを降ろして休憩。
そこで待ってました!三ツ矢サイダー!!
水筒に氷を詰めてきたので冷やして二人でごっくん。
山頂手前から喉をカラカラにしておけよと言っていたので、
く~う~~~。冷えた炭酸たまらん。
暫く気持ちの良い景色を楽しみ、リュックを背負って下山開始。
下山は中尾根コースから。
気温も上がり夏の日差しが照り付ける。
中四阿、小四阿と降っては少し登りを繰り返し徐々に標高を下げていく。
中尾根コースのガレ場もたくさんの高山植物が咲いていた。
クジャク蝶はマツムシソウやマルバダケフミの蜜を吸うのに夢中なのかスマホを近づけてもなかなか逃げなかったので何枚もパチリパチリ。
やがて白樺の樹林帯に入り登山口まであと1kmほどになると広い林道のような道になり沢の音も聞こえ始める。
道に小さな沢があったので汗でべとべとの顔を洗う。
すると休憩しているときに上から何やらボトリと落ちてきた。
セミ。
しかも良く見ると背中に穴が開いている。
友人Y君がこれって最近アメリカで話題のゾンビゼミじゃね?
と言ってきたのでちょっとビビる。
木に戻してやるとヨチヨチと動いている。
ただ後で調べると様子がちょっと違うので思うにちょうど鳥に食べ損ねられて落っこちてきたのではないだろうか。
夏の時期、雑木林でよく見かけるカブトムシの散乱する死骸。
どうやらカラスらしいが腹の柔らかい部分を食べられてもまだ動いている個体を目にすることがあるからね。
さて話が脱線したがこの先、大明神沢を渡り、牧場の柵沿いを歩くと登山口へ。
ここからは夏らしい白い雲と青い空に、根子岳、四阿山を望み、漸く菅平牧場の売店に到着。
二人で牛乳ソフトクリームを注文し木陰でペロペロ。
幾らか汗が引いたら駐車場に移動して無事登山終了。
最後に持ってきたアルコールのウエットティッシュで汗を拭く。
暑かった~~~。

牧場の入口に管理人さんがいたので入山料を支払い、菅平高原をあとにする。
そしてツツジの湯にて汗を流して帰宅。

帰りは夏らしく山下達郎や稲垣潤一を聞きながら。
途中、音楽の合間に今日は群馬の伊勢崎市で40度を超えた猛暑のニュースを耳にする。
山も暑かったもんな。
渋川を抜け、赤城山が見えてくると見慣れた風景が。
山下達郎の<僕らの夏の夢>や<さよなら夏の日>が流れてくると、この年になっても夏の山旅の終わりの寂しさを感じるね。と二人でしみじみ。

Well you need a blue sky holiday
(そう 青空の休日が必要だよね)

色々大変な世の中だけど明日からまた頑張ろう。


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