行程・コース
天候
晴れのち曇り
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
松山自動車道川内ICを降り、国道11号を東進後、県道210号に折れ、南下。県道終点から続く梅ケ谷林道を井内峠トンネルの数百メートル手前の根無山林道分岐南まで行き、そこの路肩に駐車する。
但し、本来、高知県から行く場合は、久万高原町側から井内峠トンネルを抜けて行った方が効率的。'14年中はトンネル下方で工事のため、通行止め。'15年4月より通行可。
この登山記録の行程
根無林道入口10:47・・・登山口11:15・・・高度計高度1195m地点で休止11:28~11:48・・・稜線縦走路11:56・・・樽ケ谷山12:07・・・根無山で休止12:26~12:37・・・樽ケ谷山12:56・・・梅ケ谷山で休止13:44~14:14・・・縦走路の途中で十数分以上休止・・・井内峠15:07・・・井内峠トンネル北口15:15・・・駐車場所15:21
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
[狭い山頂の三座を縦走(梅ケ谷山はヤマケイ「日本の山」)]
今回の1200~1300m超標高の三座の縦走は、東温アルプス(皿ケ嶺連峰内)縦走路の特徴がよく表れている。景観的には、植林や自然林の中のきれいな笹道だが、小刻みに起伏が続く。そしてどの山も山頂は比較的狭く、周囲も笹と樹木で覆われている。唯一、梅ケ谷山はヤマケイ「日本の山」に入っている位故、山頂の西側より、松山平野から伊予灘の展望が開けている。
この三座を効率的に回るには、稜線縦走路と根無山林道を合わせた半回遊コースを取るのが良い。根無山林道は自治体に問い合わせると通行できる旨の回答があったが、実際は入口にチェーンがあるため、そのままでは車の通行は不可。但し、愛媛森林管理署に申請すれば通行できるかも知れない。ただ、チェーンの鍵が番号式以外のタイプのものなら、森林管理署に鍵を返却する必要があるため、平日にしか通行できない。
[コース]
コースは梅ケ谷山を最後に回した方が良い。それは最初に井内峠トンネル口からその山に登ってしまうと、長い上り坂が続くからである。故にまず、根無山林道を歩いて行く。
1132m独標点東のコルが東温アルプス登山マップに記された登山口だが、道標はない。ここは国有林の林班境界でもあるので、境界標識があるものと思っていたが、それすらない。但し、道標はなくとも、ここは林道の最高所なので比較的分かり易い。
最初は尾根道を辿るが、途中から南の植林帯側に、尾根に並行する踏み跡が分かれていたので、そちらを登ってみた。こちらの方が傾斜は緩いが、再度尾根道に合流する付近ではやや急になる。この支尾根も稜線同様、笹原になっている。
稜線の縦走路に出た所にも道標はないが、そのすぐ東に樽ケ谷山と梅ケ谷山方向を記した道標が立っている。なぜ登山マップにも記載している根無山林道方面コースを記した道標がないのか、理解に苦しむ。
ここから樽ケ谷山(1255.1m)~根無山(1241m)までは、地形図に描かれてない小ピークがいくつもあり、距離の割には少々時間を要す。ただ、尾根道自体は自然林のきれいな笹道故、景観は良い。
樽ケ谷山も根無山も山頂は狭く、周囲は笹と樹木に囲まれ、展望はない。
樽ケ谷山から梅ケ谷山までは小ピークだけではなく大ピークもあるため、体力が消費される。
梅ケ谷山の少々手前には、白猪山から石墨山を一望できるコース随一の展望ポイントがある。
梅ケ谷山山頂には堂ケ森に建っているようなマイクロウェーブ反射板があり、三角点は縦走路の真ん中にあって、あまり山頂たる風情はない。それでも前述のように、やや西に下った所からは多少、松山平野を望見することができる。
この山をヤマケイの「日本の山」に入れるより、もっといい山が愛媛県下にはいくつもあるのだが・・・。「日本の山」の中には全山植林のマイナー山もあるし、どうも選定基準が分からない。
井内峠からは一旦西に進んだ後、急な下り坂でトンネル北口へ出る。後は駐車場所まで梅ケ谷林道を辿るのみ。
フォトギャラリー:18枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 帽子 | グローブ |
地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | ナイフ |
虫除け |
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