登山記録詳細

無雪期登山
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檜原村再発見、三頭山荘がスゴかった! ムロクボ尾根、つねの泣き坂、三頭山(関東)
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記録したユーザー

ガバオ さん
  • 日程

    2020年8月15日(土)

  • 登山口へのアクセス

    バス
    その他:往)JR奥多摩駅から西鴨沢行き臨時バスで深山橋下車
    復)都民の森急行バス、数馬バス停16:54にて武蔵五日市駅まで、秋川街道の大渋滞で1時間半の遅延。

  • 天候

    快晴

この登山記録の行程

深山橋バス停(9:03出発)-ムロクボ尾根登山口(9:12)-丸山山頂(9:38)-ツネの泣坂(10:46)-
ヌカザス尾根合流(10:56)-入小沢ノ峰(11:21)-玉川作業道分岐(11:25)-小休止(11:35/11:45)-鶴峠分岐(11:56)-三頭山山頂(12:22)-ムシカリ峠(12:33)-三頭大滝(13:10)-(セラピーロード通行止めの為迂回路(かおりの路、ケヤキの路)を経由して東屋分岐(13:54)-奥多摩周遊道(14:05)-(三頭沢登山道経由)-三頭山荘(14:33)


総距離 約11.1km 累積標高差 上り:約1,316m
下り:約1,159m
ムロクボ尾根から三頭山を登り、東京都で一番高い場所という三頭山荘の露天風呂と、お手製の山菜料理を頂いて来ました。檜原村は奥が深いです。 都民の森は数日前の豪雨で通行止めの個所がありますので要注意、帰路の秋川街道は稀に見る大渋滞でした。

≫先週からそろりと再開した山歩き。少しでも密を避けようと選んだ今回のコースのお目当ては、ムロクボ尾根の途中にある「ツネの泣坂」と三頭山の緑、そして三頭山荘の露天風呂とお手製の山菜料理です。

「つね泣き峠」の逸話は、以前、上野原の郷原から槇寄山を登る際に知ったもので、その昔、川野の城主に仕えていたおつねという娘が、離れ離れになってしまった恋人に会いたい一心で夜を通して郷原を往復したものの、朝迄に屋敷に戻れないことを悟って泣いたという、現代では考えられない様な昔話です。

物語の仔細はネットに譲りますが、調べてみたらなんと50年以上前に彼の五月みどりが「つね泣き峠」という歌を出していたというから驚きです。 私にとって三頭山と五月みどりは少々意味有りな関係(!?)でもありますので、只ならぬ因縁を感じてしまいました。

静かなムロクボ尾根は緩急があって登り応え十分です。奥多摩周遊道を走るバイクの音が耳に障りますが、次第に遠ざかる音の加減で高度を実感できますので捨てたものではありません。 本当にここを歩いたのか!?、と思わせるツネの泣坂の急登をこなしてヌカザス尾根に合流すると、青々とした広葉樹の回廊を進んで三頭山に向かいます。三頭山の山頂からは期待していなかった富士山が見えて得した気分です。

混み合う山頂を後に、ムシカリ峠から三頭沢沿いの路を下って数馬を目指しましたが、なんと三頭大滝の先が通行止めとなっていて急遽迂回する羽目になりました。 どうやら先日のゲリラ豪雨の影響らしく、いつ開通するか分かりませんので、歩かれる方はWEBで事前に確認されることをお勧めします。

そんなこともあって、予定より小一時間遅れて辿り着いたのが本日最大のお目当ての三頭山荘です。 

東京近郊の低山歩きを始めて以来、足繁く通っている数馬集落ですが、立ち寄る温泉は何かとお手軽な数馬温泉センターばかりで、三頭山荘に立ち寄るのは初めてです。実は、最近見たテレビのバス旅番組で紹介されていたのがきっかけとなったのですが、今まで脇を通り過ぎるだけだった三頭山荘がこんなに興味深い場所だったとは、、、正に目から鱗で、檜原村の奥深さを改めて思い知った次第です。

まだまだ知らないことばかりの檜原村、是非これからも通い続けてみたいものです。

本日の総歩数29,749歩、歩行距離20.0km、消費カロリー1,1018kcal、脂肪燃焼量78g也。

登山中の画像
  • いつものホリデー快速1号より一本早い電車で奥多摩駅へ。早めに出発する臨時バスに乗り込みました。 バスは乗客数を制限して運行しているようです。
  • 深山橋バス停で下車。深山橋で奥多摩湖を渡ります。
  • 奥多摩周遊道路の入り口の三頭橋。渡り切った所が尾根の取り付きです。
  • 奥多摩湖が映し出す三頭山。大きなマスがゆったりと泳いでいました。
  • 三頭橋を渡って直ぐの所にムロクボ尾根登山口があります。
  • 古い標識に「丸山尾根」と書いてあります。ハテ?
  • 足慣らしには調度良い勾配です。
  • 30分ほどで最初の小ピークに到着。「丸山山頂」と書いてあって納得です。
  • 緑の自然林が気持ちいい尾根です。
  • 尾根幅の広い場所には迷い込み防止のトラロープが張ってありました。
  • 緑のフィルターが日差しを遮ってくれますが、風が無くて汗が吹き出します。
  • 丸山から小一時間歩いたところに「ツネの泣坂」の道標がありました。
  • 物語を知らなければ「この急登が辛くて泣いたのだろうな、、、」と思ってしまうような傾斜です。
  • 急傾斜の間に一輪だけ、ヤマジノホトトギスが咲いていました。
  • ヌカザス尾根手前、最後の急登は足元がザレていて、補助ロープが頼りになりました。
  • 登り切って振り返るとこんな感じです。
  • ヌカザス尾根に合流すると、路形も太くなります。
  • 入小沢ノ峰(1,302m)を通過。
  • 「作業道、至玉川」の分岐道標。去年の5月に「五月みどり~」等と冗談を思い浮かべながら新緑を楽しんだ玉川ルートの分岐点です。
  • 三頭山山頂に着く前に腹ごしらえを済ませます。
  • まるで緑の回廊の様な♪、緑の色合いは夏仕様です。
  • 因みにこちらは去年の5月に同じ尾根で撮った写真。緑の色が新鮮です。
  • 三頭山(西峰)の山頂。ランチタイムで賑わっています。
  • 富士山を堪能する皆さんの後ろ姿。
  • 夏姿の富士山。余り期待していなかったので得した気分です。
  • 雲取山と石尾根の景色も青白らんだ夏の色です。
  • 気分は既に温泉モード、そそくさと下山します。
  • 数馬への最短コース、ムシカリ峠から歩き慣れた三頭沢沿いを駆け下ります。
  • シオジの巨木も元気です。
  • 程なく三頭大滝まで下ってきました。
  • ところが、この先のセラピーロードがまさかの通行止め!?、そんな馬鹿な!
  • 仕方がないので、迂回路を確認して途中まで引き返します。(途中、3人の方に情報を伝えて、一緒に引き返しました)
  • 迂回路の分岐と思しき場所まで引き返すと、目立ちにくい案内板が立っていました、、、。分かり難い!
  • 良く見れば迂回路の案内板もありました。そういえば、普段人が行かない方向に向かう人がいたので、おや?、と思いながら通過したことを思い出します。
  • かおりの路を経由して迂回します。
  • 初めて歩く径なので、怪我の功名と言えるかもしれません、、、
  • モミの巨木にも出会いましたので、良しとしましょう!
  • 最後は「ケヤキの路」を経由して、セラピーロードの東屋地点へ。40分近いロスタイムでした。
  • 東屋の脇からそのままケヤキの路を下ると、奥多摩周遊道路にショートカットできます。
  • 少し先でガードレールを跨いで、再び三頭沢沿いの登山道に入って行きます。
  • 三頭沢の右岸、左岸を辿る古い登山道です。
  • 途中、菅平の滝がありますが、時間が惜しいので今回はパス。
  • 20分強歩いて再び奥多摩周遊道路に出た所から、兜屋旅館の看板のある旧道に入ります。
  • 緩やかに旧道を下って行きます。
  • 兜屋旅館の茅葺屋根が新調されていました。後で調べると今年の4月に葺き替えられたそうです。
  • 沿道にオミナエシが咲いていました。暦ではもう秋ですね。
  • 今回のお目当て、三頭山荘に到着しました。本館と別館があります。
  • 茅葺でこそありませんが、本館は立派な兜造りの古民家です。
  • 東京都で一番高い所にあるという露天風呂は別館にあります。料金は1,000円です。
  • 浅間尾根を見上げながらの至福のひと時!
  • 歩いて来た三頭山も見えます。
  • 内風呂もゆったりしています。
  • お風呂を上がった後は、母屋の食事処へ、、、。お目当ては自家製の山菜料理です。
  • 山菜料理は1,700円~3,000円(税別)の4種のコースがあります。その他にお蕎麦などもやっています。
  • 一番お手頃な「山吹コース」1,700円を頂きました。ビールと喜生の生酒も欠かせません!
  • 山菜12種、ニジマスの甘露煮、とろろにご飯とみそ汁が付いています。夫々に独特の味があってどれも美味し!です。
  • パンフレットのままですね。
  • 広間に冷房は付いていませんが、開け放たれた広縁から気持ちの良い風が通り抜けて、withコロナにはぴったりです。
  • 母屋の三階は資料館になっていて、無料で見学できます。
  • 猪や狐の剥製に、、、
  • それを撃った猟銃でしょうか?
  • 数馬の落人伝説や、武田の菊姫にまつわる逸話も気になります。
  • そういえば、おつねは草履で山を越えたのでしょうか?
  • 昔の写真です。
  • 全ては紹介できませんが、檜原村の郷土資料館よりも見応えがあるような、、、(失礼)。
  • 4階にはお蚕部屋の名残が息づいています。
  • 営業時間はとっくに過ぎていますが、バスの時間までゆっくりさせて頂きました。
  • 三頭山荘から数馬バス停までは数分の距離です。途中の九頭竜神社にご挨拶。
  • 数馬バス停から都民の森急行バスに乗り込みます。僅かに空席が余る程度の乗車率でした。
  • 帰省を自粛した都民の皆さんが押し寄せたのでしょう、、、。秋川街道は本宿役場前の信号から大渋滞で、武蔵五日市駅まで1時間20分の遅延となりました~。
  • (参考)郷原から西原峠に向かう途中にあるつね泣き峠の説明看板。登山口近くには話に出てくる宝珠院が実在しています。それにしても、、、まさか五月みどりが歌っていたとは!
この山行での装備
長袖シャツ、Tシャツ・アンダーウェア、パンツ、靴下、雨具・レインウェア、トレイルランニング用シューズ、ザック、防水スタッフバック、水筒・テルモス、ヘッドライト(+予備電池)、傘、タオル、帽子、グローブ、手袋、軍手、着替え、地図(地形図・ルート図)、コンパス、メモ帳・筆記用具、腕時計、登山計画書(控え)、ナイフ、健康保険証、ホイッスル、ファーストエイド・医療品、虫除け・防虫薬品類、ロールペーパー、非常食、行動食、テーピングテープ
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  • すー さん
    ガバオさん、こんばんは~!

    土曜日は檜原村、三頭山に行かれたのですね!山にまつわる逸話はいろいろありますが、
    ツネの泣坂のお話は面白いですね。本当に真夜中に山を越えていたのだとしたら
    すごいことです!昔の女性は根性があるというか・・・。さらに五月みどりが歌っていた
    のも驚きです。ガバオさん、三頭山、五月みどりの3者には何か因縁がありそうですね。(笑)

    それと、私も全く知らなかったのですが三頭山荘、いいところですね~!写真を拝見した
    ところ、ほぼ貸し切りでしょうか。山菜料理はどれも美味しそうだし、資料館もあるの
    ですね。いつかゆっくり訪れてみたいです。

  • ガバオ さん
    すーさん、おはようございます!

    三頭山荘、とても良かったですよ。
    お盆休みの前にテレビで再放送されたので、もっと混んでるかなと思ったのですが、お風呂は先着の方と入れ替わりで貸し切り状態、食堂で一緒になったのは2組だけでした。
    数馬に下った時は、是非立ち寄ってみて下さい。

    それと、つね泣き峠 五月みどりで検索するとカラオケビデオがありますので、こちらも是非!
    なんとお犬様まで登場するので、個人的にはツボにはまっています。(笑)
    来年の5月の新緑も三頭山になりそうです~。

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