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2020 /8/16 剱岳 早月尾根 日帰り

剱岳( 北アルプス・御嶽山)

パーティ: 1人 (ビカリア大王 さん )

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行程・コース

天候

曇り⇒晴れ

利用した登山口

馬場島  

登山口へのアクセス

マイカー

この登山記録の行程

馬場島(04:14)・・・松尾平(04:37)・・・三角点(06:11)[休憩 5分]・・・早月小屋(06:53)[休憩 20分]・・・2600m標識(08:07)[休憩 5分]・・・剱岳(09:26)[休憩 120分]・・・2600m標識(12:27)[休憩 11分]・・・早月小屋(13:16)・・・三角点(13:47)[休憩 5分]・・・松尾平(14:59)・・・馬場島(15:16)

コース

総距離
約14.5km
累積標高差
上り約2,536m
下り約2,536m
コースタイム
標準14時間
自己8時間16
倍率0.59

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

さて1年ぶりの我が試練と憧れ!
予報は11時くらいから晴れ間がでてくるとのこと。下山時に剱の姿があらわになる計算です。
去年と今年の大きな違いは早月小屋が営業していないことです。なにかあっても補給もできません。
基本スタイルは日帰り登山ということになるでしょう。
強いトレイルランナーを除きトレランスタイルもリスク高い気がします。

4時ころ馬場島着。駐車場もあきがあります。この時期の早月では考えられないほど人が少ないです。ガスの中を出発。とにかく人が少ないので若干心細い。松尾平を越え大王杉を杉るあたりで白み始めヘッデンは終了。大王杉に無事下山を祈願しつつ、登りこみます。松尾平~三角点の樹林帯はいつも地獄のように長く感じられますが、今回は「長いぞ!」と自分に言い聞かせてあるので意外と大丈夫でした。前回足がつりましたので、足を温存するため急登では意識して手を使うようにしました。

この間、一人のトレイルランナーに追い抜かれました。強いですね。

そして閉鎖中の早月小屋に到着。テントが一つあるだけで無人。
騒がしいのも好きではありませんが人がいないのはいないで心細い。しかもガス。
ここで栄養補給。ヘルメット装着

2400mを過ぎると高度感を感じる場所が時々あります。2800mを過ぎるあたりで追い抜いて行ったトレイルランナーの方がおりてこられあいさつ。2800からは岩場が続きます。視界もあまりないので逆に怖いとも思いませんでした。カニのはさみからより緊張感を強くして山頂着。完全にガスのなか。

天気予報を信じ待機しているガスが少しづつ取れていく感じがあり、時間的体力的余裕があったのでしばらく山頂でくつろぐことに。部分的にではありますが北方稜線や針ノ木方面のガスがとれ青空がのぞきます。空が青い!!

さすがに11時を過ぎたので下山を開始。この天候だと下山時に行きでは見れなかった剱が拝めるはずです。やっぱり下りの方が神経使います。2800m地点では粘りましたがガスがとれず残念。しかし2600mではきれいに剱本峰が拝めました。こんなに格別な山、ほかにはないでしょう。名残惜しく振り返り振り返りおります。

誰もいない早月小屋を通過。やぱり三角点~松尾平の下りは残った足の力をこれでもかというくらい削ってくるので足がガクガクになります。大王杉までつけばもうあとわずか。大王杉に下山の挨拶をすませ、無事下山

ここ数回の剱は半死半生での下山でしたので今回は随分余裕がありました。ペース配分もよかったかと思います。


*今回からハイドレーションシステムを使用しましたが非常に有効。
*水分は3000mlを持参しましたが三角点あたりでなくなりました。ここまで持てば問題ないですがもう500mlあればさらに安全。
*松尾平~三角点のながい登りと下りは永遠にきつい((笑))

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装備・携行品

アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ レインウェア 登山靴 バックパック
スタッフバック ヘッドランプ 帽子 着替え 腕時計 カメラ
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登った山

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