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東林ふれあいの森〜深見城跡〜大和ふれあいの森~長後憩いの森

東林ふれあいの森、つるまの森(中央林間自然の森)、下鶴間諏訪神社、深見歴史の森(城山史跡公園)、瀬谷本郷公園、深見神社、引地台公園、福田神社、御嶽山公園、大和ゆとりの森/綾瀬市民スポーツ公園、長後憩いの森、おふろの王様 高座渋谷駅前店( 関東)

パーティ: 1人 (目黒駅は品川区 さん )

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行程・コース

天候

曇り時々腫れ

登山口へのアクセス

電車
その他: 往路:武蔵小山→東急目黒線→大岡山→東急大井町線→溝の口→東急田園都市線→中央林間→小田急江の島線→東林間

復路:高座渋谷→小田急江の島線→中央林間→東急田園都市線→溝の口→東急大井町線→大岡山→東急目黒線→武蔵小山

この登山記録の行程

東林間駅6:12→東林ふれあいの森6:23→つるまの森(中央林間自然の森)6:27→下鶴間諏訪神社7:05→深見歴史の森7:23→深見城跡7:36→境川7:42→瀬谷本郷公園8:06→深見神社8:20→引地台公園8:48→福田神社8:59→引地川9:09→御嶽山神社(御嶽山公園)9:11→厚木飛行場9:20→大和ゆとりの森/綾瀬市民スポーツ公園9:36→長後憩いの森10:10→笠間稲荷10:37→高座渋谷駅10:50

合計4時間38分

コース

総距離
約18.4km
累積標高差
上り約93m
下り約132m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

8月22日(土)は、大和市あたりで行き残していた相鉄線の北側と小田急江ノ島線の西側を回って来ました!

相鉄線の北側は、乾いた平坦な台地がどこまでも続く感じのいかにも相模原が近くなってきたなと思わせる地形で、森や林も平地に広がるものが多いです。

小田急江ノ島線の西側は、「厚木飛行場」と線路に挟まれた中に引地川が流れる狭いエリアで、鉄道から近いせいか宅地化がかなり進んでいて、境川沿いにあるような広い畑や田んぼはほとんど見当たりません。

スタートは瀬谷区から相模原市に少し入った東林間駅です。線路に沿って平坦な住宅街を進んでいくと、「東林ふれあいの森」の入口に着きます。

ここは平地に残された広い森に散策路が整備された緑地公園で、中央に相模原市と大和市の境界線が通っており、相模原市側が「東林ふれあいの森」大和市側が「つるまの森(中央林間自然の森)」になっていますが、ほぼ一体化しています。違いは東林ふれあいの森にはボランティアによって林床生える様々な植物が名札つきで植えられていること位です。

つるまの森を抜けたら中央林間の住宅街をジグザグ進み、「下鶴間諏訪神社」を目指します。ここは相模原国の式内社十三社の1つ石楯尾神社ではないかと言われる神社で、またご神体の神像も指定文化財に指定されている神社らしいのですが、でも普通の小さい神社と変わらぬだろうと思って行ってみたら、境川の河岸段丘上にある公園と一体化した結構大きな神社でした。ちなみに祭神は諏訪らしく建御名方神(たけみなかたのかみ)です。

そしてこの河岸段丘の延長上にあるのが「深見城跡」です。ここはハッキリとしたことはわからないんですが、瀬谷の領主・山田伊賀守経光の城だと言われていて、堀、土塁、虎口、土橋、土坑、井戸などの遺構や、輸入青磁や国産陶器、銭貨などの遺物が出土しているそうです。そういうことで城跡だけが単独であるのかと思っていたら、「深見歴史の森」という緑地公園が隣接していて、両方合わせるとかなり広い散策可能な公園になっています。

さらに、境川を渡った対岸に「おふろの王様 瀬谷店」もあるので、温泉つきで散策出来るのも魅力です。

深見城跡からしばらく境川沿いを歩くと「瀬谷本郷公園」があります。でもここは広いながらも単なるスポーツ公園で、行って楽しい場所ではありません。

瀬谷本郷公園の次は「深見神社」に向かいます。ここも相模国式内社十三社の1つと言われている神社で、闇龗神(クラオカミ・淤加美神)、武甕槌神(タケミカヅチノカミ)、建御名方神を祭っています。武甕槌神と建御名方神は敵なのに一緒に祭っていいのかとの疑問が湧きますが、近所の諏訪神社を合祀した時に建御名方神も祭るようになったそうです。ちなみに闇龗神は根暗なオカミサンのことではなく、谷川とか渓谷の神だそうです。

深見神社にお参りしたら、小田急江ノ島線の踏み切りを渡っていよいよ小田急線の東側に入ります。入って最初に向かうのは「引地台公園」です。でもここもやっぱり広い普通の総合公園。

引地台公園の次は、予定になかったんですが「福田神社」に寄って行きます。ここは幾つかの神社を合併して地名をつけたというどこにでもあるような神社なのですが、合併した中に最近気になる「子之神社」を含んでいて、福田神社の祭神も大国主命です。高台にある小さいながらも風情のある神社です。

福田神社の次は、いよいよ引地川流域に侵入し、「御嶽山公園」にある「御嶽山神社」に向かいます。ここは河岸段丘上にある「御嶽塚」で、こういう高台の場合盛り土は省略することが多いんですが、ここはきちんと盛り土をした塚になっています。

御嶽神社からしばらく「厚木飛行場」の脇を進みます。ここは現在アメリカ海軍と海上自衛隊が共同利用していて、横田基地みたいに柵の外から飛行機が見られるだろうと期待して行ったのですが、常緑樹のカーテンで中が覗けないようになっていて、飛行機は見られませんでした。

厚木飛行場の柵に沿って端まで行くと、「大和ゆとりの森/綾瀬市民スポーツ公園」があります。ここは厚木飛行場の使わなくなった部分を立川の昭和記念公園のように公園化した物で、真ん中に大和市と綾瀬市の境界線が通っているので2つの公園に分かれていますが、実際は1つの公園です。大和市側に川が流れているので、半分は樹木が繁る自然公園だろうと思っていたのですが、基地の原っぱにそう簡単に木が生えるわけもなく、全部芝生の広場でした。川も人工のもの。

大和ゆとりの森を抜けてしばらく畑の多い田園風景の中を行きます。この辺は藤沢市の北部に近いので、同じように広大な畑が広がってるんじゃないかと思っていたのですが、小田急線から近いせいか結構新しい住宅が出来ていて、畑との割合は五分五分ぐらいになっています。これが横浜や川崎の中心部近くなら感動するんでしょうが、さすがに大和市まで来ると、もう少し畑に頑張ってもらいたい。

そして新幹線の線路を渡ると、最後の「長後憩いの森」に到着です。ここは思いの外狭い緑地公園で、杉林の中をすぐ一回り出来てしまいます。

長後憩いの森まで来たら長後駅に出るのが一番近いのですが、「おふろの王様 高座渋谷駅前店」が高座渋谷駅にあるので、少し戻る感じでそちらに向かいます。

駅の少し手前にあの「笠間稲荷神社」があったので、寄ってみましたが、祠に毛が生えた程度のどうでもいいお稲荷さんでした。

そして10時50分、新幹線が駅下を通る「高座渋谷駅」に到着。おふろの王様 高座渋谷駅前店は駅東口駅前のIKOZAという複合施設のビルの5階にあります。沸かし湯の人工温泉+高濃度炭酸泉で土日1050円。逆ルートにして深見城跡の近くにある「おふろの王様 瀬谷店」に行くと、黒湯の天然温泉で950円だったのですが、その場合風呂上がり後に中央林間のつるまの森と東林ふれあいの森まで真夏の炎天下の中歩かなくてはならなくなるので、今回はこの回り方にしました。

高座渋谷駅前店の入口は5階なのですが、風呂はさらに2階上がった7階にあるため、天気が良くて空気が澄んでいれば、丹沢や富士山、箱根湯の山が一望出来ます。

おふろの王様から出たら、高座渋谷駅東口に1軒だけあるラーメン屋の「麺屋 江武里」という店に行ってみます。ここは食べログで見ると東京から移転してきた「東京ラーメン」の店ということだったので、荻窪風か神保町の裏町にある中華屋風のラーメンを想像していたのですが、どちらとも違うアサリを入れた魚介類で出汁を取った創作系ラーメンの店でした。「江戸醤油らー麺」というのを注文したんですが、たぶん江戸前の深川飯をイメージしたんだと思います。結構美味しいラーメンだったんですが、普通の町中華すらないような高座渋谷でこういうマニアックな店がやっていけるのかな~?と思ったことも事実で、気になる方は無くならないうちに早めに食べに行かれることをお奨めします。

厚木海軍飛行場 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9A%E6%9C%A8%E6%B5%B7%E8%BB%8D%E9%A3%9B%E8%A1%8C%E5%A0%B4

深見神社 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B7%B1%E8%A6%8B%E7%A5%9E%E7%A4%BE

深見城 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B7%B1%E8%A6%8B%E5%9F%8E

高座渋谷駅前店 | おふろの王様
https://www.ousama2603.com/shop/kouzashibuya/

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