行程・コース
この登山記録の行程
山頂駅(08:10)・・・縞枯山荘(08:22)・・・雨池峠(08:25)・・・雨池山(08:40)・・・雨池峠(08:50)・・・縞枯山荘(08:52)[休憩 3分]・・・北横岳ヒュッテ(09:45)[休憩 10分]・・・北横岳(10:12)・・・北横岳ヒュッテ(10:23)・・・山頂駅(11:06)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
連休ボケの気分のまま向かった北横岳です。
今度こそ三ツ岳を登るつもりで、始発のロープウェーなら昼過ぎには下りてこられる?と軽く考えていたのですが、茅野市内が朝から雷注意報…。 雨雲レーダーもあまり喜ばしい予想を見せてくれません。 山頂駅のスタッフさんからも「11時くらいから危ないと思いますよ」と言われて、結局今回も三ツ岳は断念です。 何か最近こんなのばっかり……。
まあ、しかし、折角ですからちょっとだけ、雨池山だけ!と歩いてみました。
前日の午後も雷雨があったとのことで、苔のついた岩は濡れて滑りやすくなっており、周りの草もしっかり濡れていて、あまり良いコンディションとは言えない状態でした。
こういうときは、下りを慎重にしなくては…!(大丈夫でしたが、靴はかなり汚れました)
雨池山から先は、三点支持の必要な岩の道となります。 岩が熱を帯びているため、晴れていれば想像以上に体力と水分を奪われるということで、実際そうした中での熱中症や脱水による行動不能の例が、今年は(他の山でも)特に多いと聞きました。 また、つい先日は、第三峰で高齢者の滑落事故があったとのこと…。
へっぽこ夫婦は、おとなしく引き返して、いつも通りの北横岳山頂を目指しました。
真夏の週末、人気の登山道はやっぱり「密」です。 しかも、マスク着用率はとても低い。
北横岳ヒュッテのHPでは、「下りではマスク着用」を推奨されていますが、実際は、マスク無しのまま大声で話しながら下りてくるグループなど、普通にいるのがこのお山の日常の光景。
マスクしている方が、逆に肩身が狭いような…?といった残念な感じなのです。
北横岳ヒュッテ到着時、ご主人が小屋の外で作業をされていたのでご挨拶をしたところ、雷についてはやはり「11頃から危ない」と言われました。 雷接近でロープウェーが止まってしまうことがあり、その場合は山頂駅が「密」の状態となって逃げ場もないので、早めに下りた方がいいとのアドバイスをいただいて、大急ぎで山頂ピストンです。
出来れば11時ちょうどの便に間に合わせたかったのですが、次から次へと登ってくる登山者と観光客の人・人・人の波…狭い登山道はまた一段と「密」になっていました。
(「今から登ったら、雷に遭ってしまうかも…」)と、つい、余計なお節介を口にしそうになるのを飲み込んで、ひたすら待つことを繰り返し、どうにか11時10分の便に滑り込みました。
普段は20分間隔で運航のロープウェーが、10分間隔に増便されていたようでした。
それで、次々にお客さんが運ばれてくる…。
でも、私たちが山麓駅に着いて間もなく雷鳴が聞こえ始め、着替えや軽食で休憩をとった後、さあ帰りましょうと靴を履き替えていた時に大粒の雨が落ちてきました。 そして、あっという間に土砂降り状態になり、大急ぎで車に逃げ込むほどになってしまった…。
その後、標高を下げていくにつれ雨は一旦おさまりましたが、八ヶ岳PAで長い休憩をとってから走っていた午後2時過ぎの山梨県内では、突然始まった激しい雷雨で、ワイパー全開にしても視界が滲むような状態でした。 目の前で、はっきりと太い稲妻が、ほぼ真っ直ぐに山の上へと走って行ったのを見ました。 バリバリバリ!ドン!!と、すごい音でした。
今回、気がつかないうちに3カ所ほど虫に刺されていました。
CW-Xタイツをはいていたのに、左足に二カ所、あと、顎にも1カ所。
フォックスファイヤーのスコーロン・フーディ(虫除け素材の薄手の長袖パーカー)を着ていたからか、腕などは無事でしたが、厚手のタイツの上からでも刺されることにびっくりです。
手の甲などの露出部分と、首や耳の後ろなどには入念に虫除けを塗布しておきましたが、確かに顎は不十分だったかも…と思うので、ブヨ(?)ってすごいな、と改めて感じます。
往路の中央道・双葉SA(下り)では、今回初めて「ロープウェー前売り券」を購入しました。
JAFカードなどでの割引の金額と同じ、往復1900円/1人(おとな)ですが、売り場に並ばなくて済むなら楽かな?と思って買ってみたのです(購入は現金のみ)。
「コケモモの実」の引換券がついていて、何だろう?と思っていたら、山頂駅の売店で引き換えてくださるとのこと。 小さなカップに入ったコケモモの実は、セミドライで甘酸っぱくて美味しい! ちょっとお得な気分になりました。
そのまま食べてもいいけど、手作りのシリアルバーに加えてみたら、彩りがキレイかも。
チョコレートにも合いそうです。
フォトギャラリー:5枚
辺りを見回すと、不穏な雲も動いていました。
坪庭を下りたところに新しい看板が。
縞枯山荘のトイレは宿泊者のみ使用可とのことでした。
ヒュッテ前のベンチやトイレに行く通路のあたりに、かわいい花が咲いていました。
これは、イブキジャコウソウ?
車なので、牛乳で乾杯!
コケモモの実は、写真よりもっと鮮やかな色をしていました。
うまく撮せなくて残念!
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | ヘッドランプ | 傘 |
タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 |
コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | ナイフ | 修理用具 |
ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 虫除け | ロールペーパー |
非常食 | 行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール | ||
【その他】 携帯トイレ、マスク類、除菌グッズ、体温計 |