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相模川川下り(その1)小倉橋から下溝まで

相模川清流の里、相模川自然の村公園、日々神社、神沢不動尊、相模川ふれあい科学館、田名八幡宮、花と芝生の広場、望池弁天、塩田八景、田名遺跡公園、当麻谷原古墳、当麻山公園、当麻東原古墳、八景の棚、三段の滝( 関東)

パーティ: 1人 (目黒駅は品川区 さん )

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

電車
その他: 往路:武蔵小山→東急目黒線→大岡山→東急大井町線→溝の口→東急田園都市線→長津田→横浜線→橋本→神奈中バス・新小倉橋経由三ヶ木行→向原南

復路:下溝→相模線→海老名→相鉄本線→さがみ野→湯乃泉相模健康センター→北海道らぁめん伝丸 さがみ野店→さがみ野→相鉄本線→大和→小田急江ノ島線→中央林間→東急田園都市線→溝の口→東急大井町線→大岡山→東急目黒線→武蔵小山

この登山記録の行程

向原南バス停6:48→山王神社6:53→小倉橋バス停7:04→相模川清流の里7:19→相模川自然の村公園7:27→渓松園前バス停7:38→日々神社7:57→神沢不動尊8:17→石切場跡8:23→相模川ふれあい科学館9:07→田名八幡宮9:11→花と芝生の広場9:16→望池弁天9:45→岩切り場跡10:05→塩田八景10:08→田名遺跡公園10:18→当麻金山神社(当麻谷原古墳)10:36→無量光寺10:48→当麻山公園10:56→当麻東原古墳11:08→原当麻駅11:23→さいかちの碑11:33→八景の棚11:34→下溝駅11:44→三段の滝11:49→下溝駅12:00

合計5時間12分

コース

総距離
約21.5km
累積標高差
上り約429m
下り約455m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

8月29日(土)は、いよいよ相模原市突入ということで、相模川を津久井湖下の小倉橋から相模線の下溝駅まで歩いてみました。

この辺りは、座間や海老名までとは違って文明の痕跡が薄いというか、寄り道したくなるような史跡が極端に少なくなってきます。まあ縄文時代とか弥生時代の遺跡はあるのですが、そこから先の鎌倉時代~江戸時代~明治維新とくる間の跡にあまりたいした物がない。

でもその分自然が多く残っていて、土地利用なんかも相模川沿いの低地は水田、河岸段丘を一段上がった上は畑、その境目である崖の上には古くからの集落と、ここ1000年位変わってないんじゃないかという感じになっていて、ビルや住宅に覆われた都会と違い創造力を働かせなくとも土地と人との関わりが一目瞭然なのが素晴らしいです。

多摩川だと青梅までずっと住宅地ですからね。

今回は橋本から鳥屋行のバスで小倉橋バス停で降りてスタートしようと思っていたのですが、1本前に新小倉橋経由三ヶ木行というバスがあったので、それで「向原南バス停」から6時48分にスタートしました。このバス停は相模川の崖上にあるので、「山王神社」のところから「谷津川」沿いに下って行きます。この谷津川の谷は上溝から下溝へと続く相模川の中段の河岸段丘の起点となります。

下まで下るとスタート予定だった「小倉橋バス停」があり、目の前に相模川にかかる「小倉橋」と「新小倉橋」がその巨大な姿を見せます。

ここからしばらく「津久井城山」と「小倉山」を対岸に眺めながら相模川沿いを進みます。すると左手にコンクリート製のまだ新しい建物が現れます。ここが「相模川清流の里」です。ここは「相模川自然の村」の中にある宿泊施設兼レストランのような施設らしいのですが、朝早すぎて開いてないので詳細は不明。

清流の里の前の橋を渡り、川の中州の島を覗いたら、戻って「相模川自然の村公園」に向かいます。ここにはキャンプ場があります。でもそこもまだ開いてないので詳細は不明。

公園から階段で河岸段丘を登ると、見晴台のような場所を経て「渓松園」という老人ホームの横に出ます。すぐ目の前には相模原市のコミュニティバスのバス停もあります。

ここからしばらく河岸段丘上の道を行きます。相模川の河原の道はあちこちで分断されていて真っ直ぐ進めないので、こまめに河岸段丘の上に上がらなくてはなりません。

河岸段丘上の古くから続く集落を繋ぐ道を進むと、少し左手上に登ったところに「日々神社」という気になる名前の神社があるので寄って行きます。ここは寒川神社系の神社とのことで、秋祭の準備で氏子さんたちが集まっていました。

日々神社から少し進み、再び河原に降りると「神沢不動尊」があります。この先に神沢の滝というのがあるらしいので行って見るも、「石切場跡」しか見つかりませんでした。

再び河岸段丘上に戻ると、集落が途切れて田名の広大な畑が現れて来ました。そして再び集落に入ったあたりで左折すると「相模川ふれあい科学館」があります。イベント時以外只で入れるみたいなので、トイレの利用だけでもどうぞ。今日のコースはトイレがあまりありません。

ふれあい科学館から「田名八幡宮」の前を通って直進し、相模原市の河原に出ます。目の前にある公園が「花と芝生の広場」です。この公園がから高田橋の下を過ぎてしばらく行ったあたりの河原は勝手に河原でバーベキューの人たちの聖地みたいな場所で、毎週末ワンボックスの車で埋め尽くされていたのですが、今回はコロナ+暑さのせいで、人影まばらで寂しい限りでした。元気だったのはアユ釣りの爺さんたちだけ。

高田橋の下から堤防上に上り、そのまま真っ直ぐ進むと、小さな用水路みたいのを渡ると「望池弁天キャンプ場」です。ここは林間の小さなキャンプ場で、端に「望池弁天」があります。

望池弁天から少しの間田名の広い田んぼの中を進みます。この田んぼ、先が繋がっていないので、行きすぎると大幅に戻らなくてはならなくなるので注意が必要です。

田んぼから上に上がると、「岩切り場跡」なる物があるのですが、さっきみたいに現場を保存したものではなく石碑があるだけです。続く「塩田八景」も単なる児童公園です。

そしてその先には「田名遺跡」があります。公園になっていて、古墳が2つと縦穴式住居があります。

この後しばらく古墳が続きます。2つ目の古墳は圏央道のインター脇にあって、「当麻金山神社」という小さな神社の裏の「相模原ポンプ場」の敷地内にあります。入れません。

3つ目の古墳に行く前に「当麻山 無量光寺」に寄り道します。ここは時宗の一遍上人が開山したとされるなかなか立派な古刹です。

無量光寺の裏から「当麻山公園」を抜けて、そのまま当麻東原公園に行けると思ってたら行けなかったので、広い道から戻って「当麻東原古墳」に向かいます。ここは公園の中にあって上に登れます。

当麻東原古墳からか「原当麻駅」にタッチして、再び河岸段丘上の道を進むと、まず「さいかちの碑」があります。何でも穴を掘ったら人骨が出てきたので供養したとのことです。

そして次は「八景の棚」です。ここはさっきの塩田八景が何も見えなかったので期待はしてなかったのですが、いい意味でうら切られて、相模川の向こうに丹沢が見える絶景ポイントです。

八景の棚のすぐ先が「下溝駅」なのですが、駅の向こうに「三段の滝」というのがあるので、それも見に行きます。三段の滝は新しい橋から見える二段の滝と古い橋から見える三段の滝の2種類あります。

そして12時ちょうどに下溝駅に戻って来たら終了です。帰りは海老名まで相模線に乗り、相鉄線に乗り換えて「さがみ野駅」まで行って、「湯乃泉相模健康センター」で汗を流して帰ります。

相模健康センターは、昔から地域のご老人たちのいこいの場になっているいわゆる健康センター系のスーパー銭湯で、天然温泉ではないですが、草津温泉から持ってきた湯を循環させて使っています。この湯がピリピリする酸性で、さらに傷口にしみるぐらい強烈な薬湯もあり、健康に良さそうというか、湘南台のらくや高座渋谷のおふれの王様とはひと味違った独特の個性を発揮しています。行きにくい場所にあって、しかもちょっとボロいですが、わざわざ行ってみる価値はあります。料金は900円。

相模健康センターで汗を流してしたら、すぐ並びにある「北海道らぁめん伝丸 さがみ野店」で昼飯を食べて帰ります。ここは味噌ラーメンがメインのチェーン店で、味はいわゆる北海道味噌ラーメンではなく、一時期流行った豚骨味噌ラーメンのような感じです。コーンもバターも乗っていない代わりにスープが油で覆われています。まあそれはそれで美味しかったんだけど、北海道らぁめんを冠する意味が良くわかりません。普通に味噌ラーメンでいいのに。

帰りは横浜まで行って東横線で帰るか、大和で乗り換えて、中央林間から田園都市線で帰るか迷ったんですが、横浜人出が多そうな気がしたので中央林間経由で帰りました。相鉄のJR直通武蔵小杉経由新宿行があるとそれが一番早いのですが、これは滅多に来ないので使ったことがない。

[PDF] 相模川散策路マップ - 相模原市
https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/003/107/sansakuro_map.pdf

湯乃泉相模健康センター|10種のお風呂と本格料理。
http://www.yunoizumi.com/sagami/

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