登山記録詳細

無雪期登山
参考になった 3
202008鳳凰三山 地蔵岳(南アルプス)
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記録したユーザー

かえる隊長 さん
  • 日程

    2020年8月29日(土)~2020年8月30日(日)

  • 利用した登山口

    青木鉱泉  

  • パーティ

    2人 (かえる隊長 さん 、ほか1名)

  • 登山口へのアクセス

    マイカー
    その他:韮崎駅から青木鉱泉へのバスは運休。韮崎ICから南ルートで青木鉱泉へ。

  • 天候

    晴れ

この登山記録の行程

【1日目】
青木鉱泉(08:55)・・・南精進ノ滝(11:00)[休憩 10分]・・・五色ノ滝(14:30)[休憩 10分]・・・鳳凰小屋(15:35)

【2日目】
鳳凰小屋(05:25)・・・アカヌケ沢ノ頭(07:00)・・・観音岳(08:33)[休憩 10分]・・・薬師岳小屋(09:20)[休憩 10分]・・・御座石(10:35)・・・中道登山道入口・・・青木鉱泉(14:05)

総距離 約14.9km 累積標高差 上り:約2,126m
下り:約2,126m
コースタイム 標準:12時間20分
自己:14時間40分
コースタイム倍率 1.19
自粛明けのトレーニング登山第一弾。いつもは青木鉱泉IN、夜叉神OUTのトレーニングコースだが、今回は路線バス運休のため青木鉱泉へ戻る周回コースとした
 一日目:スタート時より気温・湿度が高く汗を絞られる。昨年の台風で被害を受けたドンドコ沢登山道は8月8日に開通したが、崩落や倒木を迂回するように道が付け替えられているところが何か所かあり、難易度が少し上がったように感じる。南精進滝、鳳凰の滝を過ぎてからなかなかペースが上がらない。標高2000を超えると今度は呼吸が苦しくなってくる。自粛中の体力低下を強く感じる。泊地鳳凰小屋はテントサイトは閉鎖、寝具・食事の提供はあるとのことだったが、素泊まりで予約。テントはないものの寝具と食料の重みが自粛明けのなまった体に堪えた。
 鳳凰小屋到着。予約定員を減らしての営業と聞いていたがこの日は結構な数の登山客がいた。兵庫から来たという団体がほら貝を吹くなどして大騒ぎ。静かな山を期待していたのにちょっと残念。自炊での食事を終え水場で冷やしておいた缶ビールで乾杯。白人のカップルがテン場閉鎖を知らずに夜叉神から上がってきたらしく小屋泊りの説明を受けていたようだが、所持金をすべて夜叉神の車に置いてきたらしい。小屋代が払えないのでこれからまた夜叉神へ戻るという。時間はすでに18時過ぎ。装備は持っているようだから途中でビバークするのだろうけれど、気温12度でタンクトップに短パンという超軽装で観音岳への直登ルートを登って行った。
 二日目:4時起床。気温はやや高め。少し明るくなってからのスタート。小屋から地蔵岳への直登ルートも昨年の台風により登り始めの道が付け替えられていた。森林限界を抜け花崗岩の砂地に出て振り返ると、雲海の上に既に高く上がった太陽が浮かんでいる。行く手に見えるオベリスクの周りは雲一つない青空。ナナカマドはすでに赤い実をつけていたが、砂地の所々にはまだタカネビランジが何とか咲いている。観音岳の右にうっすらと富士山も見える。
 1時間程で地蔵岳到着。賽の河原から甲斐駒・仙丈、オベリスクの左には八ヶ岳、右はおそらく金峰・瑞牆の奥秩父の山が雲海を突き抜けて見えている。静かに景色を楽しんでいるところに「ぶぉーぶぉー」というほら貝の音。小屋の朝食が終わって景気づけでもしているのか。
 気を取り直して再出発。ここから薬師岳までは気持ちのいい稜線が続く。鳳凰小屋分岐を過ぎほどなく観音岳に到着。誰もいない観音岳頂上は初めて。雲はすでに上がってきており周囲の山脈にも雲がかかってきた。少しするとトレランの3人組が登頂。朝4時に夜叉神を出たという。地蔵まで往復するとのこと。荷物がないとはいえとても真似できない。
 薬師岳山頂からは中道へ。ここでは10人くらいのトレラン組に会い、この先地蔵までの道の状況を聞かれ、観音岳と赤抜沢の頭の二つのピークを越えることを伝える。彼らは中道を上がってきて13時までに青木鉱泉に下山するとのこと。夜叉神からの往復コースは確かにトレラン向きかもしれないが、中道を上がってドンドコを下るとは頭が下がる。
 中道より下山開始。中道は5年くらい前に一度下山に使ったが、途中御座石がある以外展望も何もなかったという記憶だけ。それ以来通っていないが今回は夜叉神からのバスもないため青木鉱泉に降りるしかない。標高2000くらいまでは岩道の急降下、2000から1600くらいまではつづら折りの笹道、1600から1100まではつづら折りの土道、登山道の脇に2件の廃屋が出てくるとそのあとは青木鉱泉まで約40分の林道歩き。笹エリアで2回くらい平らな笹原があって休憩ができるが、それ以外は飽きる程ただただひたすら急降下。標高が下がると気温も湿度も上がり登り同様汗だくに。青木鉱泉のお風呂だけを楽しみに下山。
 5年前も利用した青木鉱泉の日帰り入浴。相変わらずシャワーヘッドはないもののお風呂場はきれいに改装されていた。昔は髪の毛のこびりついた石鹸が置いてあったが今回はリンスインシャンプーとボディソープが完備。新型コロナの長期休業の間に設備投資したのだろう。食堂は営業しておらず、名物のそばはお預けとなった。

登山中の画像
この山行での装備
長袖シャツ、Tシャツ・アンダーウェア、パンツ、靴下、雨具・レインウェア、登山靴・トレッキングシューズ、ザック、サブザック、防水スタッフバック、スパッツ、ゲイター、水筒・テルモス、ヘッドライト(+予備電池)、傘、タオル、防寒着、帽子、グローブ、手袋、軍手、サングラス、着替え、地図(地形図・ルート図)、コンパス、メモ帳・筆記用具、腕時計、カメラ、登山計画書(控え)、健康保険証、ホイッスル、ファーストエイド・医療品、虫除け・防虫薬品類、熊鈴・熊除けスプレー、ロールペーパー、非常食、行動食、トレッキングポール、マット(個人用)
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