御嶽駅~都県境尾根~奥多摩駅 ワンデイハイク
惣岳山、岩茸石山、棒ノ嶺、長尾丸山、日向沢ノ峰、川苔山(川乗山)、本仁田山( 関東)
パーティ: 1人 (加藤キーチ(モンターニャ) さん )
惣岳山、岩茸石山、棒ノ嶺、長尾丸山、日向沢ノ峰、川苔山(川乗山)、本仁田山( 関東)
パーティ: 1人 (加藤キーチ(モンターニャ) さん )
小雨が降ったり止んだり。終始ガスの中。
その他:
行き_
新宿駅04:54から乗り継いで~06:21御嶽駅
帰り_
奥多摩駅17:18から乗り継ぎ~19:00新宿駅
(丸ガッコ内は地理院地図表記)
06:54~御嶽駅スタート
07:48~惣岳山~07:53
08:19~岩茸石山~08:22
09:20~黒山~09:22
09:44~棒ノ嶺または棒ノ折山~09:59
10:12~槙ノ尾山(945P)
10:35~長尾丸山~10:39
11:46~東電50号鉄塔(縦走路と送電線記号の交差点)~11:50
12:12~日向沢ノ峰~12:45
13:36~川苔山または川乗山~13:40
14:00~このころ鋸尾根にかかる(1240P~1165P)~14:30
14:42~大ダワ(登山道合流地点)~14:44
15:14~本仁田山~15:23
16:29~安寺沢で車道に出る
16:57~奥多摩駅
バスに乗らずに済むし長く歩けて良いトレーニングにもなる。7月に逆向きでやったこのコースを気にいったが、ひとつだけ後悔したことが。奥多摩駅スタートの御嶽駅ゴールで歩くと、
下り累積標高>上り累積標高
になってしまうのだ。ヤマノボリのはずがヤマクダリに終わったのが不満で、今回御嶽駅スタートでやり直した。
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(同ルート逆周りの前回、7月19日)
https://www.yamakei-online.com/cl_record/detail.php?id=195305
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○ 概況
日向沢ノ峰への登りで尾根をはずれてしまい復帰に手間どる。鋸尾根は降りでやると難しい岩場が2ヵ所あった。疲労した脚で本仁田山からの降りはたいへん厳しかった。
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○ 行程
~棒ノ嶺まで
天気予報は午前晴れ~午後雨のはずだったが、惣岳山頂からすでに小雨。全行程トレイルは濡れていた。樹木が雨を受け止めてくれるので雨具もザックカバーもつけなかった。
権次入峠まで問題なく、ランナー二人とすれ違ったのみ。
棒ノ嶺が近づくと人が多く熊鈴の音がにぎやか。山頂は15人ほどいただろうか。空腹をおぼえ軽食休憩をとる。
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~日向沢ノ峰まで
棒ノ嶺から人ひとけがなくなる。長尾丸山まで幅広の平凡な尾根、長尾丸をこえてザレた急斜面をロープにつかまりながら降ると、そこから先はヤセていたり急傾斜だったり変化のあるトレイルだ。
さいきん「楽に歩くために」歩幅を抑え・幅広の傾斜ではS字に登ってきたが、そのせいか弱くなっている気がする。今日はステップを大きく伸ばし(5歩かけていたところを3歩で)・斜面はまっすぐ登ることを心がけた。もうひとつ、呼吸に意識をむけて息を吐ききるようにした。しっかり吐けば空になった肺は自ずからたっぷり吸いこんでくれる。口を開けてなんとなく息を継いでいると呼吸が浅くなる。
日向沢ノ峰への登りは3段構えになっており厳しい。「○○三大急登」なんてよく聞くが、どうルートをとってもここまでけっこう脚を使っている日向沢の登りがいちばんキツいと感じる。
今日は踏み跡を見失い獣道に導かれ、北面に尾根をはずれてしまった。登るにしても降るにしても注意が必要な斜面だ。ピークでは腰をおろし食べて一服し長々と休憩をとった。
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~川苔山まで
刈払われた防火帯(写真13)をゆくこのパートは危険箇所もなくのんびり歩ける。距離も短い。ただ、すでに15km歩き1300m登っている脚にはゆるやかな登降もこたえる。川苔山の東の十字路手前でペアのハイカーとすれちがう。棒ノ嶺を発って本仁田山頂まで出会ったのはこの二人のみ。
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~本仁田山まで
鋸尾根をこえるこのパートは本山行のハイライトになるだろう。逆周りの登りだと「やや剣呑な岩場」くらいにしか感じなかった鋸尾根だが、雨降りの降りは非常に悪かった。2ヵ所でホールドがすっきり決まらず、手や足を伸ばしたり引っこめたりして時間をかける(写真15と16)。左側(東面)が急斜面だから用心して通過した。
※20201118追記~「降りの鋸尾根なんてやるものではない」との山行記録を見かけた。難所の通過に関してはハイカーそれぞれの考え方や経験が異なるから様々な意見があるだろうが、なるほどそういう見方もあるかもしれないな、と思う。鋸尾根を歩く際にはその点をご留意ください※
大ダワに降りてほっとするが、本仁田山まで最後の200mの登り返しはシビれた。山頂の道標が神々しい十字架のように見えた(写真19)。
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~下山
本仁田山から「奥多摩三大急登」大休場オオヤスンバ尾根を降り安寺沢まで、疲労した脚に急傾斜は辛かった。標準コースタイムは登り1時間半・降り1時間となっているが、これは厳しすぎるだろう。もっとかかるハイカーのほうが多いはずだ。
車道を30分歩いて奥多摩駅へ。雨と汗の濡れねずみをぜんぶ着替えてさっぱりする。きょうも無事に降りることができてありがたいなあ。そうだ、奥多摩駅の近くで缶ビールを買える店を探さなきゃ。
(了)
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●メモ
geographicaによれば
平面距離 25.9km
沿面距離 27.0km
記録時間 10:05:35
最低高度 233m
最高高度 1,360m
累計高度(+) 2,956m
累計高度(-) 2,853m
【その他】 サロモンのX Ultra3。テスラのタイツにモンベルのショートパンツ。テスラの速乾性長袖シャツ、ペツルのヘルメット、ブラックダイヤモンドのハーフフィンガーグローブ。ザックはロウアルパインの25リッターにモンベルのギアホルダーを外付け、モンベルの雨具上下・ウインドブレーカー・ロールペーパー・ヘッドランプ・スマホ(カメラ+GPS)・バッテリー充電器と予備電池・地図、キャメルバックのハイドレーションとモンベルのフレックス・ウォーターバッグに水3L、コンビニおにぎりとカロリーメイト、下山後の着替え一式、サンダル。スタート時重量7.5kg。 |
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