行程・コース
天候
晴れ山頂付近はガスのち快晴
登山口へのアクセス
その他
その他:
前日、新幹線かがやき501号で富山駅に行き、電車、ケーブルカー、バスを乗り継ぎ室堂に入る。室堂より4時間弱歩き、剣山荘で前泊。
この登山記録の行程
剣山荘(05:45)・・・一服剱(06:10)・・・前剱(07:02)[休憩 5分]・・・平蔵のコル(07:53)・・・剱岳(08:29)[休憩 40分]・・・平蔵のコル(09:32)・・・前剱(10:10)・・・一服剱(10:55)[休憩 15分]・・・剣山荘(11:38)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
一週間前からすっきりしない天気予報で、前日は予報通りの雨、アタック当日は曇り時々雨となっていました。実際、雨は夜中にたくさん降り、当日は朝日を拝むことが出来ました。少しでも岩が乾くことを期待して、出発を遅くし、我々が一番最後に小屋を出ました。一服剱までは足慣らしです。目の前に前剱が大きく見えるのですが、ご本尊は隠れて何も見えません。カニのたてばいまでは8本の鎖があるのですが、徐々に難易度が上がっていきます。平蔵のコルまで到着すると、これまでの山頂付近のガスがいきなりなくなり、カニのたてばいが良く見えるようになりました。多くのレポートにあるように鉄の杭で足場がしっかりしているので、私でも問題なく登ることが出来ました。ここで、安心してしまい、体力を使いすぎたのか、ここから山頂までのほうが難易度が高く感じ、体力も消耗し、山頂に着いたときはヘトヘトになっていました。しかし、景色を見ると疲れはなくなり、遠くに雲はあるものの基本的に快晴です。北アルプス北部の地図が目の前に広がっています。特に後立山は白馬岳からすべて見ることが出来ました。槍ヶ岳と笠ヶ岳は時々現れました。反対側には富山湾と能登半島が良く見えました。白山方面良く見えていました。気が付くと40分くらい景色に見とれていました。風もなく最高の山頂でした。途中で抜かした数名を除くと、先に来られた多くの方々は、山頂はガスの中だったようです。下山は同じ道を帰りますが、一方通行が数か所あり、往路と違う道を通りました。天気予報が悪かったためか、キャンセルが多かったようで、この日の山頂アタックは(午前中だけですが)20人前後でした。これだけ少ないと渋滞は全くなく、自分のペースで歩くことが出来ました。この後、普通ですと室堂まで行く人が多いと思いますが、立山をのんびり楽しみたいので、剣山荘にもう一泊しました。