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秋の立山(コース定数18)

室堂山( 北アルプス・御嶽山)

パーティ: 1人 (クニョム さん )

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行程・コース

天候

初日:晴れ時々曇り、2日目:晴れのち曇り、3日目:高曇りの中に青空

利用した登山口

室堂ターミナル  

登山口へのアクセス

その他
その他: 富山駅→鉄道→立山→ケーブルカー→バス→室堂

この登山記録の行程

【1日目】
室堂ターミナル(11:30)・・・立山室堂(11:40)・・・室堂山展望台(12:40)[休憩 30分]・・・立山室堂(13:50)・・・エンマ台(14:10)[休憩 10分]

【2日目】
エンマ台(08:50)・・・ミクリガ池(08:55)[休憩 30分]・・・天狗平山荘(10:15)[休憩 30分]・・・弥陀ヶ原(12:21)[休憩 30分]・・・追分(13:40)・・・弥陀ヶ原(14:20)

【3日目】
弥陀ヶ原(08:00)・・・カルデラ展望台(08:20)[休憩 20分]・・・弥陀ヶ原(09:00)・・・弥陀ヶ原(09:30)

コース

総距離
約14.1km
累積標高差
上り約686m
下り約1,160m
コースタイム
標準5時間30
自己7時間20
倍率1.33

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

予想はしていたが、予想以上だったのが、立山駅のケーブルカーチケット売り場。

富山駅を5:25発の始発に乗って、立山駅に着いたのは6:16。それにもかかわらず、ケーブルカーのチケット売り場には長蛇の列ができており、チケットを手に入れたのは、8:00頃。手に入れたチケットに書かれていたケーブルカーの乗車時間は10:10。予想をはるかに超えた混み方だった。三連休の初日だから仕方がないこととはいえ、すごすぎる・・・。

気を取り直して、ケーブルカーに乗り込んだ。ずっと雨や曇りの予報が続いていたが、高原バスに乗り込むと、青空が見え始めた。予報より好転していたのだ。室堂ターミナルに到着した時には、雲は多いながらも青空が広がっていた。

しかし、寒い。気温は10度を下回っていたようだ。

室堂に到着したのが11時を過ぎていたこともあり、雄山登山はやめて、室堂山に登ることにした。往復2時間ほどのコースタイムだ。

登り始めてすぐに息があがる。高度のせいにしながら、ゆっくり登って行った。

そして見えてきた絶景! 薬師岳は少し雲に覆われてしまっていたが、遠くには槍や穂高を見ることができた。いつまでも見ていたい光景だったが、とにかく風が強くて寒い。薬師岳の雲がどいてくれるのを30分ほど待っていたが、寒さに耐えきれず退散することにした。それでも、振り返れば、青空の広がる室堂平が見下ろせ、素晴らしい景観が広がっていた。

そのまま、エンマ台へ向かい、地獄谷を見下ろし、ちらりと見える剱岳を見、立山三山を堪能してから、みくりが池温泉にチェックインした。

夕日は、雲が真っ赤に染まる夕焼けが思いのほかきれいだった。

二日目は、雄山に登ろうと思っていたのだが、恒例の頭痛が始まってしまい、無理をしないことにした。ゆっくりチェックアウトをしてから、歩いて弥陀ヶ原へ向かうことにする。

天狗平までの登山道は、緩やかな道で木道が敷かれていて、とても歩いやすい。登山道というより、ハイキングロードのようだ。そして、とにかく素晴らしかったのが、剱岳の雄姿だ。紅葉はまだもう少し、という状況だったが、少し黄色く染まっている奥にそびえる剱岳。天狗平近くのベンチで、30分ほどただただ眺めていた。この日も、雲はあるものの、青空が広がる絶景。幸せだ。

天狗平で休憩した後、美松坂を通って弥陀ヶ原へ向かった。有名なコースは、獅子ヶ鼻岩経由なのだそうだが、「ちょっとした岩場がある」と聞いて断念した。下りだし、岩場に慣れているわけもなく、一人ということもあり、危険はなるべく回避すべき、と考えたからだ。後から聞いたところによると、登りはそれほどでもないが、下りはやめた方がよい、と聞いたので、正しい選択をしたかな、と思っている。

美松坂コースは、まさに登山道。木道があるわけではなく、低木が生えているため景観もよいわけではない。それでも、時々かわいらしい実がなっていたり、花が咲いていたりして、写真を撮りながら下って行った。

弥陀ヶ原はなんと雲の中。あれだけ晴れていたのに、弥陀柄浜で下ってくると、辺り一面が真っ白になってしまった。仕方がない・・・。

弥陀ヶ原では、弥陀ヶ原ホテルで昼食をとろうと思っていたのだが、なんとコロナの影響で閉鎖中。仕方がないので、泊まる予定の立山荘で、十何年ぶりのカップラーメンを食べることになった。これはこれで、良い経験かもしれない。弥陀ヶ原ホテルのHPを事前にチェックしていたのだが、閉鎖中という文字を見つけることができなかったのが残念。

昼食後、ちょうど、自然観察員の方とのツアーがあるとのことで、参加した。私一人だったのだが、弥陀ヶ原の大回りコースをゆっくり回りながら、いろいろと教えてもらった。ただ、歩いているだけだと、見落としてしまうものをたくさん教えてくれるので、とても楽しい。

夜には、別の観察員からのお話もあり、これもまた興味深かった。

最終日は、早めのバス乗車だったので、カルデラ展望台まで歩いてみた。この日も、雲は多いものの眺望は素晴らしく、前回は真っ白だったカルデラを一望することができた。

天気に恵まれないなぁ・・・、と思っていた今回の立山だったが、予想以上に素晴らしい天気とすばらしい眺望に恵まれ、幸せな時間を過ごすことができた。登山らしい登山はしていないが、山々に囲まれていることに幸せを感じる三日間だった。

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フォトギャラリー:33枚

室堂到着

青空が広がる絶景

同じような写真をついつい撮ってしまう

浄土山方面だったか?

振り返れば立山

面白い岩が残る。知識があれば楽しいのに・・・

浄土山へ向かう登山道との交差点

チングルマ

室堂山からの眺め

最高!

遠くには槍や穂高も見える

ミドリガ池と立山三山

地獄谷の奥に、ちらりと見えるのが剱岳

みくりが池

なかなかいい感じの夕焼けだったが、うまく映らない・・・。

朝のみくりが池

天狗平へ向かう途中

剱岳が素晴らしい

雲が沸き立ってくるのもいい感じ

イワショウブかな?

青空もいい

ゴゼンタチバナの実

アカモノの実

弥陀ヶ原へ向かう途中、雲がどんどんと沸き立ってきた

オヤマリンドウ
あまり開かないらしい

カルデラ展望台からの眺め

この日は薬師岳もきれいに見えた

富山方面

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ 着替え 地図
コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ
健康保険証 医療品 ロールペーパー 非常食 行動食 テーピングテープ

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