行程・コース
天候
曇りガス眺望なし
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
中ノ沢温泉から車で下道を1時間、天元台ロープウェイ湯元駅駐車場に停めた。第一駐車場は満車で、一段上の第二駐車場だった。
この登山記録の行程
リフト終点(10:30)・・・中大巓分岐(10:53)・・・梵天岩(11:31)・・・西吾妻小屋(11:45)・・・西大巓(12:23)・・・西吾妻小屋(13:01)[休憩 10分]・・・西吾妻山(13:25)・・・梵天岩(13:39)・・・中大巓分岐(14:17)・・・リフト終点(14:36)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
昨日の安達太良山が予想外に好天だったので、西吾妻山の天気も好転してくれるかと大いに期待していた。二日続けて百名山を登る。
中ノ沢温泉を8時に出て天元台ロープウェイが9時着、もたもたしているうちに9時20分のロープウェイに乗り遅れ40分発に乗る。グランデコまで歩いて抜けると70すぎの爺さんに話しかけられる。少し若そうな奥さんはパンタロンをはいていて街歩きの恰好だった。大丈夫だろうか。
ロープウェイの後は、延々リフトを乗り継ぎ、北望台から歩きだしたのが10時半だった。リフトも登山客を乗せるため、登山客1組ごとにリフトを止める。予想外にアクセスが悪いのに加えて、これでも時間がとられ、歩き出すまでにこんなに時間がかかるとは。北望台の安全の鐘を鳴らして、時間を取り戻そうと必死のペースで歩き出す。
登り始めると早々に木々が低木になり視界がひらけたので気分があがる。周囲を取り巻くなだらかな山々の斜面を眺めながら歩く。大凹という場所だろうか。すでに草のたぐいは黄色く色づいていたので、草紅葉なのだろう。しかし低木が常緑樹なため一面黄色に染まることはなく、あまり紅葉を感じない。周りの低い斜面を眺めながら、シャクナゲの生える湿地の木道を歩く。この辺りにはガスはないが、やはり遠くの山は雲がかかっていて眺望はない。
しばらく岩場を登った後は、梵天岩に到着する。ここは早々に写メだけ撮って先を急ぐ。西吾妻小屋までくると、大勢の登山客がたむろしていた。分岐が多いので戸惑っていると、トイレはこっちだぞとか山頂はこっちだぞとか、数人の爺さんに教えられる。西大嶺への分岐に向かうとおいおいにーちゃんそっちじゃないぞと声を掛けられるが、振り切って歩き出す。
ぬかるんだ笹原を延々と歩く。このあたりもガスはなく、ほどなくして西大嶺につく。西大嶺の山頂は30センチ程度の石碑があるだけで、気分は上がらず、休む間もなく折り返す。数人の登山客がまっすぐ西大嶺の奥に向かって歩いていく、グランデコに降りていくのだろう。マップで見ると西大嶺からは1時間半程度でグランデコらしく、下道の自動車道より、直線的に歩ける登山道のほうがはるかに距離は短いのだろう。西大嶺からの下り道は反対側の斜面が遠景で見えて気持ちがいい。
西吾妻小屋まで引き返すとガスガスで数m先しか見えず通り過ぎてから気が付く。このころには登山客は全く姿を消している。どこに行ったのか。もう下山してしまったのか。
西吾妻小屋の臭いトイレで用をすませ、西吾妻山山頂に向かう。ちょっと木々が開けたところに登山客二人がいて写真を取り合っているのが見えたが、到着してみると山頂だった。先客は、がっかりだよね4畳半より狭いんだものと言いながら下って行った。
西吾妻山からは西吾妻小屋に戻らず、梵天岩に直接向かうルートを採る。梵天岩を過ぎ、北望台に向かう。この辺りでは、子供連れのファミリー客を何組も追い越すが、脚の遅いファミリー客以外はもう誰もいない。スタートが遅かった分最終組になってしまったようだ。人形石を回るルートを通るつもりだったが、中ノ沢温泉までの足取りが気になり、まっすぐ北望台に戻ることにする。中大嶺脇の登りを登り切ったらあとは下るばかりで、北望台についた。
また延々とリフトを乗り継ぎ、高原駅にたどり着くが、リフトの終点からロープウェイ駅までかなりの距離がある。なるべく早いロープウェイに乗りたいので、小走りに歩くがやはり間に合わない。がっかりしていると、数人の登山案内人にすぐ次が来ますよと声を掛けられる。そろいのモンベルのユニフォームだ。
ロープウェイに乗り込み下っていくと、ロープウェイ下の登山道を下っていくカップルがいた。どこに行くのだろう。もう少し下っていくと向かって左手の谷間に吾妻屋旅館が見えた。あんな場所にあるのか。ようやく湯元駅に到着し、装備を解いて中ノ沢温泉に向かって出発した。腹が空きすぎていたので、蕎麦屋でもないかと検索したが、檜原湖に向かう道にはなにも店が無く、あきらめた。
いいお山なのだろうけど、雨は降りこそしなかったが、眺望が悪すぎて充実感に欠けた。西吾妻山の山頂には非常にがっかりした。これのどこが百名山なのだろうか。
数年前に泊まった白布高湯の西屋か吾妻屋旅館に泊まり、西吾妻山に登るプランもいいなと思っていたが、当分ないな。
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
傘 | タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え |
地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) |
ナイフ | 修理用具 | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 |
虫除け | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | |
【その他】 コース定数 17 |