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紅葉の安達太良山へ

安達太良山( 東北)

パーティ: 1人 (ジュンパク さん )

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行程・コース

天候

雲の多い晴れ

登山口へのアクセス

バス
その他: 二本松駅から平日唯一の奥岳登山口往きのバス(8:06発800円)に乗車
帰りも同様のバス(奥岳登山口16:15発800円)で二本松駅へ

この登山記録の行程

奥岳登山口 9:00--(林道12分)--9:12 分岐 9:12--(21分)--9:33 リフト最上部 9:33--(27分)--10:00 五葉松平 10:00--(10分)--10:10 薬師岳展望台 10:22--(31分)--10:53 仙女平分岐 10:53--(44分)--11:37 安達太良山 12:03--(15分)--12:18 牛の背分岐 12:18--(17分)--12:35 船明神山分岐 12:40--(15分)--12:55 牛の背分岐 13:12--(15分)--13:27 峰の辻 13:37--(25分)--14:02 くろがね小屋 14:04--(林道21分)--14:25 勢至平分岐 14:25--(林道15分)--14:40 旧道分岐 14:40--(林道40分)--15:20 烏川橋 15:23--(奥岳遊歩道30分)--15:53 奥岳登山口

コース

総距離
約13.2km
累積標高差
上り約906m
下り約908m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

紅葉の季節。安達太良山に出かける。初めての場所ということで計画は立てていったのだが、火山ということからくる複雑な山の姿には、なかなか地図と実態が自分の中では整合せず、あちこち寄り道する結果となった。

二本松駅からバスで奥岳登山口へ。小型のバスのため、駅から若干の立ち席が生じた上、岳温泉からはかなり混み合う。バスを降り、準備が出来たところで出発。帰りのバスまで時間がたっぷりあるので、ゴンドラは使わず歩いて登ることにする。
林道を暫く行くと分岐に入るが、登山道は途中で不明になる。他の方のレポを見ていたので、「ゲレンデ通行禁止」の表示は無視して、途中からゲレンデの踏み跡を歩く。足下は粘土質で、濡れていると滑りそう。リフト降り場下から登山道に入ると、後は1本道だ。
樹林帯の道は、大きな段差があったり岩があったりと、なかなか歩きにくい。オオカメノキやナナカマドの赤い実が秋を感じさせてくれる。勾配が少し緩やかになってくる頃には、周囲の樹木も背が低くなり、山麓の景色も見られるようになるが、霞んでいるのが残念だ。
登山口から1時間で小さく開けた五葉松平に到着する。更に10分で薬師岳展望台に。ゴンドラ山頂駅から直ぐのところなので、賑わっている。山頂の特徴ある乳首を望む。休憩の後、その山頂に向かう。
ゴンドラ駅近くということで暫くは木道が続くが、木道の先に何かあるでもなく普通の登山道に変わる。目の先には先ほどと同じく赤い実、足下にもマイヅルソウの赤い実が沢山見られる。仙女平分岐を過ぎ、間もなく行くと、斜面に紅葉が広がる。多くの登山客が足を止めて見入っている。
ハイマツがわずかに茂る砂礫の稜線に出ると、山頂が直ぐそこに見える。右手は谷上部の緩やかな斜面となっている。薬師岳展望台から1時間15分で安達太良山山頂に到着。団体も含めて多くの登山者で賑わっている。折角なので、乳首の岩山に登ってみる。岩の上は、平ではないがまずまずの広さがあり、ここで昼食を取る。360度の展望。これから歩く牛の背の向こうに鉄山。噴火口手前の縁から続く船明神山が誘っている。磐梯山、猪苗代湖は遠く霞んでいる。下りは、ハシゴのある方へ。
牛の背は、のんびりと歩くには丁度良い。分岐手前のピーク下から、噴火口を見下ろす。なかなかの迫力。写真では見ていても、実物を見ると凄さを実感する。ここで、先ほど見えていた船明神山への稜線を辿ってみる。右手はずっと噴火口を見下ろす。船明神山の稜線に出たところで、安達太良山山頂や反対側の斜面を見下ろしたりすると、先ほどのピーク下に戻り、分岐へ。
この先が鉄山とのこと。初めての安達太良山ということで、この後の時間配分が計りかねたので、分岐から見上げたピークに行ってみるだけにする。ピークからは、鉄山が間近に見える。次回来ることがあれば、往復してみたい。一方、右手下の谷の方にはくろがね小屋を見下ろすことができたので、勢至平に直接では無く、くろがね小屋に寄り道して行くことにする。
分岐に戻り、山腹を峰の辻に下ると、暫し休憩後、くろがね小屋を目指して更に下っていく。峰の辻から25分でくろがね小屋へ。
この先も登山道を歩くとばかりに思い込んでいたのだが、実際は、長い長い林道歩きであった。途中に登山道である旧道入口があったので、そちらを歩こうかとも思ったが、ぬかるみで引き返してきたというご夫婦に会ったので、引き続き林道歩きを続ける。
かなり下って烏川橋を渡ると、遊歩道の看板が。時間もあることなので、遊歩道を歩いてみることにする。お陰で多くの滝を見ることができて楽しめたが、それこそぬかるみがあったりして、余り整備がされていない雰囲気であった。
バスの出発前20分にはバス停に到着する。これで漸く、安達太良山を知ることができたというもの。温泉に入る時間はなかったので、靴を洗ったりしてからバス停に並ぶと、朝ほどではないが、立ち席となってしまった。それでも、岳温泉からは全員座れる。

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フォトギャラリー:44枚

奥岳登山口から林道を進む

分岐から登山道(?)へ

結局、ゲレンデを登る

リフト上部から登山道に入る。ここからは道迷いなし

周囲が見渡せる低木の間を行く

五葉松平

薬師岳展望台。左端に安達太良山山頂。中央の篭山の上に鉄山

「この上の空が本当の空です」の標柱と山頂

赤い実が鮮やか

暫く木道が続く

足下にはマイヅルソウの赤い実が

仙女平分岐

視界が開けてきました

朱い紅葉がきれい

山頂が見えました

山頂です

乳首の上

これから進む牛の背と船明神山への尾根。右奥に鉄山

富士山型の篭山の左鞍部が峰ノ辻

噴火口を見下ろす

船明神山に向かう

噴火口の底「沼の平」を見下ろす

安達太良山山頂と牛の背

来た道を振り返る

船明神山の岩稜

中ノ沢温泉側を見下ろす

中央標柱が馬の背分岐。左に鉄山。その右のピークまで行ってみる

ピークから噴火口を見下ろす

鉄山

くろがね小屋を見下ろす

峰の辻に下る登山道

峰の辻

白い岩の方向が勢至平への道

くろがね小屋に向かう

紅葉の斜面

鉄山を見上げる

くろがね小屋が見えた

くろがね小屋

ひたすら林道を下る

旧道(登山道)分岐

奥岳遊歩道に入る

滑もあれば・・

滝も

戻ってきました。山中でこの青空が欲しかった

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ 着替え 地図 ノート・筆記用具
腕時計 カメラ 登山計画書(控え) 健康保険証 熊鈴・ベアスプレー 行動食
トレッキングポール GPS機器

みんなのコメント

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  • ジュンパクさん、記録ありがとうございます。

    私はこの1週間後の6日、7日と安達太良山に行きました。
    塩沢口から登りましたのは私たち5名だけでした。沢沿いのとても静かな山を満喫しました。
    一般的には奥岳スキー場に車で来てゴンドラリフトを利用するのが時間的には早いです。

    くろがね小屋に泊まり、小屋の中にある硫黄泉の源泉は体が温まりました。
    純白さんの写真の紅葉から1週間後ですが、くろがね小屋のバックになる鉄山の斜面の紅葉も見頃でした。

  • 山とジョギングさん、コメントありがとうございます。

    安達太良山に初めて足を踏み入れ、少し様子が分かってきたところです。
    機会がありましたら、コメントにいただきました塩沢温泉ルートを歩いてみたり、くろがね小屋に泊まったり、鉄山に登ったりしてみたいと思います。

登った山

安達太良山

安達太良山

1,699m

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