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谷川岳の奥之院古道を歩く。 (天神山)

天神山、天神峠、谷川岳( 上信越)

パーティ: 2人 (サンシマ さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

曇り時々晴れ スタート14℃ 天神峠 7℃

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 富士浅間神社の駐車場 

この登山記録の行程

05:50富士浅間神社P着、朝食、準備・・・06:32スタート・・・08:17鉄塔(休憩5分)・・・09:54天神山(天神峠)(休憩42分)--10:36下山・・・11:45鉄塔(休憩30分)・・・13:17神社着

コース

総距離
約6.3km
累積標高差
上り約952m
下り約952m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

谷川岳の奥之院古道を歩きました。紅葉の時期ですが、大雨によって谷川岳ロープウェイは10月いっぱい運行停止。谷川岳に行くにも西黒尾根のピストンは自信がない・・・。そんな折、知人の話によると「富士浅間神社の尾根を登れば谷川岳へ行けますよ!」と聞き、今回、天神山(天神峠)まで往復して紅葉を楽しみました。

国土地理院地図やガイドブックにはこの尾根道の記述はないですが、最近、奥之院古道として復活したようです。
谷川温泉にある富士浅間神社の奥乃院は谷川岳のオキノ耳にあり、室町時代からこの尾根道が参拝道となっていたようです。(鳥居は駐車場へ来る道の途中、天一美術館入口付近にあります。)

天神山へは、峠神社のすぐ左脇の道から登るほぼ直登の道。標高1134mの送電鉄塔までは鉄塔巡視道のため、ロープもある綺麗な幅広の道でした。そこから先はシャクナゲの藪道、やせ尾根、大木を楽しみながら進みます。所々にペンキマークや目印テープがありました。

紅葉は標高1000mぐらいまで降りていました。特に送電鉄塔の場所は南東方向に展望が開け、赤城山、子持山などが見えました。また谷川岳に伸びる急峻な俎グラ山稜を眺めることができました。下山時には、俎グラ山稜を流れ落ちる滝雲が大変綺麗で印象に残りました。

登って行く谷川奥乃院古道の尾根道、笹原に覆われた天神峠の東屋のすぐそばに出ました。(この先、天神尾根を下り登り返せば、オキノ耳、谷川奥乃院ですが、流石に日帰りは無理です。)

天神山はガスで新潟側の展望はありませんでした。しかし、一瞬肩の小屋が見えたりしてテンションが上がりました。人っ気が無い頂上の気温は7℃くらい。立ち止まるとガスと風で寒く、展望塔の建物の陰で風を避けて食事をしました。

富士浅間神社の駐車場は、綺麗なトイレと水がある便利な場所です。神社とトイレは、近隣住民の方々が、交代で清掃をしているようです。ありがたく使わせてもらいました。

帰りにマイカーのエンジントラブルで、レッカー車扱いとなり、急遽、宿泊をお願いしたりと、「旅の湯やどペンションセルバン」さんには、大変お世話になりました。ありがとうございました。

山歩きは谷川奥乃院古道を堪能し、紅葉を楽しみ大変満足でした。来年の春は、シャクナゲの花を楽しみたいと思います。


歩行時間:約5時間30分
行動時間:約6時間45分

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フォトギャラリー:71枚

富士浅間神社そばにある広い駐車場と
きれいなトイレがうれしい。
また道路わきに水場があります。

富士浅間神社

山歩きの安全祈願をします。

奥乃院古道の登り始めは、少し階段道ですが、すぐ直登です。
急斜面は、歩きやすい様にステップが刻んでありました。

道に鉄塔巡視用の鉄ロープが張られてます。

気持ちの良い尾根道です。
この高さでは、木々は緑、緑で、紅葉はまだです。

面白い形の木。

850m付近の岩場、岩登りはしません。

生き残りの・・・ツツジ?が咲いてます。

登り始めて約1時間、この辺から、木々に色づきが出てきました。
そして、直登続きで、アキレス腱付近が張ってきました。

標高が1000m付近で、平坦地になって歩きも楽になりました。

黄葉でーす。

紫色のキノコ、鮮やかな色でーす。

シャクナゲの芽がピンクに・・・これから咲くの?・・・色々と楽しめます。

尾根は、シャクナゲが多いです。
春は、シャクナゲの花畑の尾根でしょうか?

ホワイトバレースキー場が、眼下に見えました。

赤城山も見えます。

送電鉄塔に到着です。

ゆっくり歩いて約1時間50分、気持ちの良い道、奥乃院古道です。
ここまででも、十分楽しめる道です。

南東方向の展望です。

鉄塔場所を少し下った後、左側へ登ります。
直進の下り道は、鉄塔巡視道のようです。

分岐のペンキ道標もあります。

渋い色の紅葉です。

大きなキノコがありました。

大きなウンコもありました。

簡易のしめ縄が巻かれた大木です。パワーをもらいます。

標高1150m付近の展望

小さな木の紅葉が綺麗です。

黄葉です。

足場が少ない岩場は、木を掴んで登ります。
標高1200mを越えてから、また急登があります。頑張りどころです。

途中、しばし展望を楽しみます。

写真では、色がでません・・・。デジカメのせいか?腕のせいです・・・。

急登後、緩斜面に入ると笹が生い茂っているので、踏み跡は薄く、目印を頼りに進みます。

黄葉を楽しみます

笹ヤブを過ぎると・・・。

天神山の東屋が見えて、到着です。
ヤッホー!

谷川岳方向は、ガスです。

リフト方向へ下ります。

熊注意の看板、あのウンコは、熊のだったのでしょうか?
誰か教えてください。

天満宮(中院)です。礼拝します。

古道入り口の富士浅間神社は、1658年に社殿建立の説明がありました。

中院から東屋を見る。

ロープウェイもリフトも停電で止まったままの感じです。

風を避けて、展望台脇で食べます。

谷川岳と肩の小屋が、一瞬、見えました

記念撮影場所から、チラッと谷川岳

一瞬の青空で、少し元気になります。

群馬方向もガスが多くなってきました。

下山します。

天神山から下山のみの場合は、目印テープを確認して下らないと、ここの平坦地は、踏み跡が薄いので、迷う可能性があります。)

下界が見えます。

ズームで。

送電鉄塔が見えました。

日が射すと、黄葉が綺麗です。

二股か四俣の大木

紅葉

淡い黄葉もきれいです。

爼グラ山稜に掛かる滝雲が、絶景です。

滝雲は、見ていて飽きませんねー。
(コーヒータイムにしました。)

絶景を楽しみながら、山での一杯は、至福の時ですね。

見納めです。

紅葉

送電鉄塔を下ると・・・木々は緑、緑です。

美味しそうなキノコ。

下って、下って、見えて来たゴールです。

振り返っての奥乃院古道です。

富士浅間神社

無事の下山を報告です。

キフネギク

「旅の湯やどペンションセルバン」
(美味しい食事と天然温泉かけ流しの宿)

今回も大変お世話になりました。

暖炉の火は、癒しですね。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え 地図
コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ
健康保険証 ホイッスル 医療品 虫除け 熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー
非常食 行動食 テーピングテープ ライター

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