行程・コース
天候
一日目終日雨。冷たい雨。二日目快晴。
登山口へのアクセス
バス
その他:
JR奥多摩駅からバスで東日原へ。休日は東日原が終点。小川橋を渡って左折、日原林道をひたすら歩く。東日原バス停からたっぷり2時間かかる。足早に歩いて2時間かかる。大ダワ方面通行止ゲートの左わきに富田新道入口がある。
この登山記録の行程
一日目:
JR奥多摩駅8:35 東日原バス停9:02 八丁橋 富田新道 小雲取山 雲取山避難小屋14:30
二日目:
雲取山避難小屋6:30 芋ノ木ドッケ 長沢山 滝谷ノ峰 ウトウの頭 一石山神社 東日原バス停14:10 JR奥多摩駅15:16
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
雲取山から滝谷ノ峰までの長沢背稜には数多くの頭があります。それらの名もない頭を拾ってみたいと思います。雲取山までは長年の憧れだった富田新道を歩きました。東日原バス停から富田新道入口までの日原林道はとてつもなく長い道のりです。足早に歩いてもたっぷり2時間はかかります。富田新道は小雲取山までなんの問題もありませんでした。小雲取山の出口では通行止の札が掛かっていましたが、危ない箇所は一ヶ所もありませんでした。富田新道の最後は野陣尾根であり、そのピークは野陣ノ頭ですが、そのすぐ東側にポッコリと膨らんだところがあり、そこが権衛ノ頭らしいです。降りしきる冷たい雨の中を必死に山名板を探しましたが見つかりませんでした。残念ですが、もう権衛ノ頭探しは諦めます。ゲートから野陣ノ頭まで2時間かかります。朝から降りしきる冷たい雨のため身体が冷え切りぶるぶる震えながら小雲取山を目指しました。今日は雲取山荘まで行ってテント泊の予定でしたが、この冷え切った身体では無理と判断して、避難小屋に泊まることにしました。小雲取山を踏み、雲取山避難小屋までおよそ20分。寒くて寒くて仕方ありませんでした。避難小屋に着いたときには助かったと思いましたが、身体の震えはしばらく止まりませんでした。室内は5℃でした。4時を回ると冷たい雨は雪に変わり、夜まで降りしきっていました。
二日目の朝は快晴で、雲取山からの絶景を楽しみました。富士山がきれいでした。旧雲取山荘の先の1803mピークは何もありません。馬酔木のジャングルです。大ダワを過ぎて左側の稜線を巻き、登りきったところでピークに引き返します。そこがバラ尾根ノ頭ですが、ここも馬酔木のジャングルでした。そのあとはひたすら芋ノ木ドッケを目指します。急登の連続です。芋ノ木ドッケは長沢背稜の最高点で1946mあります。芋ノ木ドッケから先は頭づくしの始まりです。ヤケトノ頭、小屋瀬戸ノ頭、柱谷ノ頭、仏小屋ノ頭、杣小屋ノ頭と続きます。残念ながら仏小屋ノ頭は確認することが出来ませんでした。長沢山を過ぎ、水松山手前に右側にひときわ高く聳えるピークがあります。これが板小屋ノ頭です。立派な山頂標が掛かっています。水松山を巻き、滝谷ノ峰手前で左側に広がるピークがあります。そのピークがワリ谷ノ頭です。岩下谷ノ頭とも言うそうです。滝谷ノ峰を回り込み、しんどいので滝谷ノ峰は登らずに、タワ尾根を下山しました。しばらく進んでいくとモノレールが出現するので、あとはモノレールに沿って下りていくだけです。大京谷ノ峰手前にカラ滝ノ頭があります。非常に分かりづらく、だいたいこのあたりという感じです。大京谷ノ峰を過ぎると、タワ尾根の難所が続きます。事故が起きても決して不思議ではない岩場の連続です。それらをクリアするとやっとウトウノ頭に出ます。ウトウノ頭から先はとにかく広い尾根道が続きますが、広いのでかえって道迷いが生じやすいです。GPSがあった方が無難だと思います。間違って違う尾根に下りていくと取り返しがつきません。金袋山から先で、一回間違えそうになりました。最後の一石山神社への下山路は、岩場の難所に負けないぐらいのクリティカルパスだと思います。とってもつらい急な下り坂の連続で、ここで油断すると大事故になります。一石山神社から東日原バス停までは30分かかりました。次のバスまで50分。冷たい風が吹く中、多くの乗客がバス待ちしていました。
まことに残念ながら、カメラ操作を間違えて、二日目の写真を全部消してしまいました。(;´д`)トホホ。
フォトギャラリー:8枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
トレランシューズ | バックパック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル | 帽子 |
グローブ | サングラス | 着替え | 地図 | カメラ | 登山計画書(控え) |
ナイフ | ホイッスル | 医療品 | 行動食 | GPS機器 | テント |
シュラフ | テントマット | 燃料 | カップ | クッカー |
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