行程・コース
この登山記録の行程
大倉(05:15)・・・観音茶屋(05:45)[休憩 5分]・・・雑事場ノ平(06:00)・・・駒止茶屋(06:40)・・・小草平(07:10)・・・茅場平(07:35)・・・花立山荘(08:00)・・・金冷シ(08:25)・・・塔ノ岳(08:45)[休憩 10分]・・・塔ノ岳・・・金冷シ・・・花立山荘(09:20)[休憩 30分]・・・茅場平(10:00)・・・小草平(10:20)・・・駒止茶屋(10:50)・・・雑事場ノ平(11:15)・・・観音茶屋(11:25)・・・大倉(11:45)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
2週連続の週末雨予報に打ちひしがれながら、半年ぶりに塔ノ岳を目指しました。
雨だけだったら、もう一度燕岳へ!と思っていましたが、気温予想に「あ?これ、2000m超えたら霙から雪?翌朝凍結のパターンだよね?」…と、ガックリ肩を落とし、せめて標高差1200mは登らなくちゃ気が済まない!…というような感じになってしまいました。
同じようなご気分の方もいらっしゃるかも…と、18日は、早出・早着・早帰りを試みました。
山頂到着は9時前で、登山者10人くらいだったかな? 下山時は、トレランやグループの方々ともすれ違いましたが、渋滞などもなく、想像していたほどの人出はありませんでした。
登山道に特筆すべき箇所はありません。 いつものようにひたすら登って、ひたすら下る。
下山時のコース終盤の石畳は、いかにも滑りそうな泥がついていて歩きにくかったです。
アザミやリンドウ、トリカブトなど、まだまだ沢山の花が残っていたのは、新鮮な驚きでした。
そういえば…山歩きを再開したばかりの頃は、ガツガツと前のめりに歩いていたような気がします。
花を愛でる余裕などなく、若い頃のようには動かない身体を「老化」よりも先ず「なまってしまった」と感じて、とにかく鍛え直さなくては!という焦りの気持ちが強かったように思うのです。
身体の変化に頭がついて行っていなかったとも言えるし、現実を直視できていなかった…とも。
数年前、夫婦で初めて塔ノ岳に登ったときには、もう大分考え方も歩き方も変わっていて、息が上がらない程度の登りと、安定を第一に心がけた下り…という感じになっていたと記憶しています。
そうした境地に至るまでには、2度の骨折と幾度かの転倒を経験して…という、「あるある」の話で…。
骨折の方は登山中ではなく、幸い(?)足ではなかったのですが、肩の骨折のリハビリにはかなりの時間がかかり、怪我が治りにくい年齢であることを痛感させられました。 そして、何より「骨が脆くなった」と認めざるを得なかったことが大きなショックでした…。
また、躓きや転倒は、山を歩いている最中のことでしたので、一歩間違えば…と冷や汗が出ました。
視力も瞬発力も反射神経も関節の可動域も(ついでに言えば、疲労回復や体温保持なども)老化=相応の経年劣化や不具合・があることを踏まえた上で、筋力や心肺機能の維持向上を考えなくてはならない。
遅まきながら「年齢相応に」十分注意した歩き方を心がけなければならないと、強く感じた次第です。
とにかく、怪我なく歩くこと!が最優先と今は思っています。
「ヒザ壊すよ!」と言われても、気にとめずにガレを飛んで下りていた昔が懐かしくはありますけど…次、壊したら、もうお山に行けなくなってしまうかも?って考えたら、ほんと…恐ろしくて。
いいカメラでも買って、ゆっくり写真撮りながら歩くのもいいのかな…?
でも、塔ノ岳のお花の季節って……色々と、別の危険もありそうな…?
フォトギャラリー:3枚
登山口から観音茶屋までの間に、沢山の花をつけたものがいくつかありました。朝は暗くて気付かずに通り過ぎてしまったみたいです。(この写真は、小草平を過ぎた辺り)
晴れていたら、やっぱり山頂では心地よい達成感に満たされます。長い下りに向けて、今一度気合いが入る!
カメラも腕もダメなので、ちゃんと写っていませんが…初冠雪の南アルプスは神々しく美しかったです。
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | ヘッドランプ | 傘 |
タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 |
コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | ナイフ | 修理用具 |
ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 虫除け | ロールペーパー |
非常食 | 行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール | ||
【その他】 携帯トイレ、マスク類、除菌グッズ |