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稲城の里山周回

青渭神社、いなぎめぐみの里山、北辰妙見宮、普寛神社、堅神社、大塚牧場、光仙大菩薩、平尾杉山神社、平尾の入定塚、九郎明神社、金程の尾根道、よみうりCC沿いの道、向原の森、武州御嶽神社細山分社、高石神社、細山神明社、西生田杉山社、麻生市民健康の森、穴沢天神社( 関東)

パーティ: 1人 (目黒駅は品川区 さん )

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行程・コース

天候

曇り

登山口へのアクセス

電車
その他: 往路:武蔵小山→東急目黒線→大岡山→東急大井町線→溝の口/武蔵溝ノ口→南武線→稲城長沼

復路:稲田堤→南武線→武蔵溝ノ口/溝の口→東急大井町線→大岡山→東急目黒線→武蔵小山

この登山記録の行程

稲城長沼駅8:01→青渭神社8:07→稲城駅8:20→いなぎめぐみの里山(南山)8:26~50→北辰妙見宮8:58→普寛神社9:13→堅神社9:24→稲城中央公園9:31→清水谷戸緑地(進入禁止)9:45→天満神社10:04→大塚牧場10:16→稲城ふれあいの森(コロナで市民のみ)10:20→光仙大菩薩10:30→栗木台見晴らし緑地10:39→平尾杉山神社10:50→富士山展望処11:01→平尾杉山神社御旅所11:08→平尾の入定塚11:25→古沢緑地11:29→九郎明神社11:35→金程の尾根道(万福寺さとやま公園)11:58→金程万葉苑(道なし)12:10→よみうりCC沿いの道12:37→向原の森公園12:51→武州御嶽神社細山分社13:10→高石神社13:48→細山神明社14:04→読売ランド前駅14:17→西生田杉山社14:25→麻生市民健康の森14:44→多摩美ふれあいの森14:52→よみうりランド丘の湯15:07~15:57→穴沢天神社16:15→菅八雲神社16:40→京王稲田堤駅16:47→京都ラーメン森井16:52~17:05→稲田堤駅17:06

合計8時間2分(スーパー銭湯、ラーメン除く)

コース

総距離
約29.3km
累積標高差
上り約864m
下り約873m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

11月3日(祝)は、稲城市と麻生区の行き残しを回って来ました!

ここいらは昔に比べて宅地造成が進んで、ハイキングコースとして紹介されている所以外はたいしたものは残っていないんじゃないかと思っていたのですが、裏の方に入ってみると、予期せぬ林だったり、竹やぶだったり、畑だったりが残っていて、探索してて面白いです。

特に稲城市は歩いていてど田舎感がある場所が随所にあって感動的です。麻生区はベンツが並んでる住宅地が多くて、意外と都会的で普通なんですけどね。

スタートは南武線の稲城長沼駅です。今日は早朝雨だったので8時という遅い時間に出発。稲城長沼駅は南口に出ると、いなっしーじゃないと思うんだけど、梨を型どった稲城市のマスコットキャラとザグみたいなロボットの像があります。

まずは最初に「青渭神社」に向かいます。この神社は武蔵国の式内社の1つで、ただ稲城のこの場所以外にも深大寺と高水三山の惣岳山にもあってどこが式内社が不明なのですが、稲城のここは近所に青い沼があったことから名付けられたようです。ここにも稲城の梨の説明書きがあった。

青渭神社から京王相模原線の稲城駅を通って、前にも来たんだけれど「南山」の散策路一応一回りします。ここは「いなぎめぐみの里山」という名前もついていて、一周り出来る山道が整備されています。トレイルランナーが走ってきたので、地元のランナートレーニングコースにも使われているようです。

南山を一周したら、また登り返して「妙見寺の北辰妙見宮」に向かいます。ここは北辰=北斗七星信仰の神仏混淆の寺院で、文化財に指定されている疫病などの厄よけに「蛇より行事」が行われています。萱によってつくられた大蛇は100~150mにも及ぶそうです。

鶴見川の河口付近でも同じような祭があったと思うんだけど、遠いようで川崎繋がりで繋がってるんでしょうか?横浜市鶴見区だけど。

妙見宮から下りたら、三沢川を渡り、反対側に少し登って「普寛神社」に向かいます。ここは普寛講という明治に創始された木曽御嶽講の神社で、戦前は教派神道として結構流行ったそうです。

さらにもう少し登り、「堅神社」にも寄って行きます。この神社は公園になっていて、いわれは昔から稲城には雷が多かったので雷神を祀ったとのこと。

堅神社から「稲城中央公園」という広い総合公園を抜けて、次は「清水谷戸緑地」に向かうも、ここは入口が工事業者の私有地で進入禁止。調査や観察会なら入れるのかもしれません。

しょうがないんで、諦めて住宅地の縁を登って「坂浜天満神社」に向かいます。ここは村社レベルの普通の神社なんですが、高台の気持ちの良い場所にあります。

天満神社から竹林の中の道を下って、この前モヤモヤさまぁ~ずに出た「大塚牧場」に行ってみます。ここは裏に牧場があるのかな~と思っていたら、住宅地の片隅に牛舎があるだけでした。そのうち新規に越してきた住民に臭いとか言われて廃業に追い込まれそうなのがちょっと気になりました。隣に越してくる方が悪いのに。

そして次は「稲城ふれあいの森」に向かいます。ここはボランティアが維持管理している緑地で、散策路があるはずなんですが、なんとコロナで稲城市民以外は入場禁止!東北の山奥の村かよ-!でも東京の秘境と呼ばれる稲城ならあり得るかもな。

しょうがないので、行く予定無かった「光仙大菩薩」へ。これは最近良く見かける咳の神様の一種です。なんでも年老いた尼さんが昔のコロナみたいな百日咳にかかりここで亡くなったとのことで、いつの日か百日咳にかかった時はここにお茶をあげ、それを飲ませると治ると言われるようになったとのこと。

続いて「栗木台見晴らし緑地」へ。ここは送電線鉄塔がある高台で同じような赤い屋根の住宅た立ち並ぶちょっとキモい住宅地が一望できます。

そして「平尾杉山神社」へ。ここは数ある杉山神社の中で一番奥にある杉山神社で、日本武尊の他、弟橘姫も夫婦で祀っているので縁結びにご利益があるとのこと。さらに今風の疫病退散の旗も飾っありました。

平尾杉山神社から、祭の時の御輿が練り歩いた後、ここで一泊する「平尾杉山神社御旅所」に向かいます。その途中に富士山が良く見える場所というのがあるので、どうせ曇りだから見えないだろうと思ったのですが、一応行ってみます。すると奇跡的に薄らと富士山が見えました。

その次は「平尾の入定塚」というところに行ってみます。ここは丘の稜線に16世紀につくられた塚で、長信という修行僧が内部に埋められ入定したらしいです。近くに平尾十三塚もあります。

十三塚先きの公園のマムシの看板のところから「古沢緑地」に入ります。ここは新百合ケ丘駅近くに奇跡的に残された里山で、中に「九郎明神社」という源義経を祀った神社があります。なんでもここは源義経の家臣の故郷で、奥州に逃れる際にここで一夜を明かしたとのこと。

新百合ケ丘駅近くまで下って、次は「金程の尾根道」という散策路に入ります。ここは全体で「万福寺さとやま公園」という公園になっていて、別に児童公園などもあります。

さらに「金程万葉苑」といういかにも園地か庭園になってそうな場所に向かったのですが、ここは単なる緑地で道はありませんでした。

ここから散策路になっている「よみうりCC沿いの道」に行ってみます。ところが住宅地から取りつく場所がなかなか見つからず、入口を探すのに結構苦労してしまいました。

このゴルフ場沿いの道を辿るとそのままよみうりランドまで行けるのですが、それはせずに、「向原の森公園」を経由して「武州御嶽神社細山分社」へ向かいます。武州御嶽神社細山分社はいわゆる御嶽神社なのですが、今も残る講が直接経営?している歴史と伝統を今に伝える「オオカミの護符」の著者の人とか泣いて喜びそうな貴重な神社です。

次の「高石神社」は名前の通り高台にあって、源義経が奥州に向かう時、道中の災いを落とすため厄を焼き払う神事をおこなったという「厄焼き落とし」という神事でしられる結構立派な神社です。七五三の記念撮影をしてる親子がいました。

さらに「細山神明社」に向かいます。ここは神社合併の時、細山村の杉山神社と金程村の杉山神社を合併している神社で、鳥居より社殿が低い位置にある逆さ大門という珍しい構造をしています。何でも無理矢理伊勢神宮の方に社殿を向けたせいだとのこと。

読売ランド前駅を経由して駅の反対側にある「西生田杉山社」にも寄っていきます。ここは五段田村の総鎮守とのことで、駅前ながら意外と険しい崖の上にあります。

読売ランド前駅まで戻り、「麻生市民健康の森」というよみうりランドまで続く散策路に入ります。最後の方で「多摩美ふれあいの森」に入るのですが、境目はハッキリしません。ちなみに多摩美は美術大学ではなく単なる地名です。

そしてよみうりランドに柵に沿った道を通り「よみうりランド丘の湯」へと向かいます。ここはよみうりランドに併設されたスーパー銭湯で温泉ではありませんが、その分料金が土日でも770円と若干お安く、遊園地帰りにも寄れるので結構繁盛していました。ただ入浴剤の湯の花を混ぜたような人工温泉があるだけで、最近どこのスーパー銭湯にもある高濃度炭酸泉すらないのがイマイチ。これなら稲城長沼の銭湯でもいいかなーと思ってしまいます。

丘の湯からは「ジャイアンツVロード」を通って下に下ります。ここもモヤさまに出た場所なんですが、ジャイアンツが昔優勝した時にいた選手の手形が飾ってあります。監督クビになった高橋由伸は今どうしているんだろう?

ジャイアンツVロードから、前にも一度行った「穴沢天神社」に下ります。ここは稲城市最古の神社で、延喜式内社といわれています。下の弁財天の所に湧水があって、東京の名湧水57選にも選ばれています。

穴沢八幡神社から稲田堤駅に向かう途中に「菅八雲神社」という神社があったのでついでに寄ってみました。ここは牛頭天王を祀る天王社だったみたいで、この位置だと洪水防止祈願でしょうか?

稲田鼓は「京王稲田堤駅」と南武線の「稲田堤駅」が蒲田駅や秋津駅のようにちょっと離れた位置にあって、乗り換えの人が歩くので途中に商店街が発達している駅です。南武線の稲田堤駅のすぐ手前にある「京都ラーメン森井」という店に入ってみました。ここは割と最近出来た店みたいで、何が京都ラーメンなのかイマイチ良くわかってないのですが、あちこちにチェーン店を展開している魁力屋のような背脂を使ったラーメンでした。味は魁力屋よりもう少し上品でマイルドな感じ。結構美味しかったんだけど、並びの横浜家系のラーメン屋の方が圧倒的に混んでたのはやっぱ南武線沿線ってことでしょうか。調布あたりだともう少し流行りそうな気がするんですけどね。

稲城市観光マップ「稲城ぶらり散歩」 稲城市ホームページ
https://www.city.inagi.tokyo.jp/kanko/kanko_tokusyoku/pamphlet/inagiburarisanpo/index.html

いなぎあるくマップ 稲城市ホームページ
https://www.city.inagi.tokyo.jp/kurashi/sports/inagiarukumap/index.html

あさおウォーキングマップ
https://www.city.kawasaki.jp/asao/cmsfiles/contents/0000071/71729/asaowalkingmap4.pdf

よみうりランド丘の湯
https://www.yomiuriland.com/okanoyu/

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