登山記録詳細

無雪期登山
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西岳・編笠山 青年小屋は「ほうとう祭り」でした 西岳・編笠山(八ヶ岳周辺)
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記録したユーザー

カピトラ さん
  • 日程

    2020年10月31日(土)~2020年11月1日(日)

  • 利用した登山口

    富士見高原  

  • パーティ

    2人 (カピトラ さん 、だんな さん)

  • 登山口へのアクセス

    マイカー
    その他:富士見高原(登山者用駐車場の案内あり)

  • 天候

    初日:終日、雲一つ無い快晴、2日目:晴れのち曇り

この登山記録の行程

【1日目】
富士見高原(06:50)・・・不動清水(07:20)[休憩 10分]・・・林道編笠線(中央コース)(08:45)[休憩 30分]・・・西岳(10:25)[休憩 20分]・・・青年小屋(11:30)

【2日目】
青年小屋(06:50)・・・編笠山(07:30)[休憩 30分]・・・シャクナゲ公園(08:55)[休憩 5分]・・・石小屋(10:20)[休憩 5分]・・・盃流し(10:50)[休憩 10分]・・・富士見高原(11:25)

総距離 約10.7km 累積標高差 上り:約1,297m
下り:約1,297m
コースタイム 標準:7時間45分
自己:7時間25分
コースタイム倍率 0.96
今回は、初めて富士見高原からスタートしました。 駐車場は、朝6時半でもまだ余裕でした。
今まで観音平に拘っていたのは、こちら(富士見高原)のコースが「緩いけど長くてキツイ」「トイレがない」「景色も全然見えなくて心折れる」などと聞かされて、恐れおののいていたためです。

同様に「緩くても長い道のり」で、「途中にトイレがない距離が長い」雲取山を経験して(夫にも納得してもらって)から、このコースに挑戦するつもりでしたので、今回は絶好の、そして今季最後の機会でした。 結果的に、駐車場は観音平ほどの競争率でもないようですし、私たちには好条件かも…と思いました。

歩き始めてすぐのところに、工事現場の仮設トイレが一般開放されているのは有難かったです。
男女それぞれに一基ずつですが、ペーパー完備の清潔な洋式のユニットトイレです。
(下山時は、ペーパーが切れていました。これは要注意かなと思います。)

緩やかな登山道は、木々の葉が落ちて明るく日が差し込み、とてもいい感じでした。
ほどなく不動清水に到着で、ここにもトイレがありますが、ペーパーはありません。
この先、青年小屋までずっとトイレがない…というのは、やはり少し不安にもなりますね。

展望のない長い道のりでしたが、歩くのには丁度よい気温と、湿り気のない穏やかな風と、落ち葉の積もったふかふかの足下とで、のんびり気分良く歩くことが出来ました。
日だまりの小広場で背中に日を当てながら休憩をとり、その先はやや急登となりますが、さほど時間もかからずに見晴らしの良い西岳山頂に到達します。

西岳山頂から緩やかに下って、静かな源治新道を歩いて行くと、やがて乙女の水手前の大規模な崩落箇所に出ます。 ロープを頼りに下る場所もあり、足下は崩れやすいので一瞬だけ緊張します。
乙女の水を過ぎれば、広いテント場のある青年小屋に到着。 この日は、ここで終了です。

青年小屋は、この日、「ほうとう祭り」でした。 知らずに行って申し訳なかったです。
女将さんは、準備のために27kgもの荷物を背負って登ってこられたそうで…尊敬します!
土鍋の「ほうとう」をはじめ、御馳走や振る舞い酒や豪華賞品のじゃんけん大会など、およそ私たちのような新参者には場違いと思われる一日でしたが…GoToのクーポンなどもたくさんいただいて、本当に特別な、忘れられない、今シーズン締め括りの一日となりました。

夜は、布団に入ってもなかなか寝付けない寒さでした。
ダウンパンツと靴下をはき、上はフリースを着ていましたが、「上もダウンを着た方がいいかも」「毛布、もう一枚お借りしようか」と、悩みながらも寒いので動きたくないまま眠りにつきました。
顔が痛いほどの寒さではなかったので、マイナスではないだろうとは思いましたが…朝、温度計で確認したら0度でした。 屋外は当然氷点下でしょうから、テン泊の方々は偉い!です。

朝食は、いつもながらおいしいご飯(圧力釜で炊いているようです)と、女将さん手作りのシュウマイ。
味噌汁のお味噌も、本当に美味しいのです。 これで、1泊2食:8500円に、小屋で使える金券1500円が付いた「額面1万円」のパッケージ(?)が、GoToで(35%引きの)6500円となり、更に1000円のクーポン券が2枚付くって…いいんですか?って感じです。

つまり、1人6500円の支払いで、3500円分の金券&クーポン券をいただけるということ。
勿論、ビールでも軽食でも手拭いでもバッジでも何でも使える3500円分の金券&クーポン券です。
クーポン券の方は、下山後に立ち寄った「八峯苑鹿の湯」でも、食事・お土産・マッサージなどに使用可でした。(談合坂SAでは使えなかったようです)

翌朝は、編笠山山頂からシャクナゲ公園を通って富士見高原へと下るコース。 ここも初めてでした。
下りはじめは、山頂から続くゴーロ帯をひたすら下ります。 コースタイムでは40分となっていますが、私たちはもう自分の目も膝も体幹も、あまり信じていませんので、確実に「三点」を保って慎重に下り、とても時間がかかります。 時間がかかるので、得意か苦手かと聞かれたら、得意ですとは答えられないのですが…、好きか嫌いかと聞かれれば、もう間違いなく「好き!」なのです。 まあ…ヘタの横好きってことですね。

何処に手をかけようか、足は何処に置こうか…と、考える瞬間もとても好きですし、短い足がどうしても届かず、仕切り直しで再度支点をずらしたり、もう一段階手足を置く場所を探したりというのも、とても楽しい。

大石と楽しく格闘すること1時間(CTは40分)ほどで、足下の様相は変わってきます。
登りであれば終盤となるこの区間は、なかなかの急傾斜。 しかし、それもそう長くは続かず、やがて緩やかな落ち葉の道となります。 途中、台風などで土砂が流れたような跡もあり、ザレて歩きにくい箇所もありますが、指導標やテープなどは各所に設置されており、天気の良い日中であれば迷う心配はないと思います。

念のために携行したチェーンスパイクの出番は、両日ともにありませんでした。 
しかし、日陰や大石の隙間などには雪も残っていて、踏み固められて凍結した場所も多少はありましたので、これからの季節は十分すぎるくらいに装備は調えるべきだろうと思いました。

「鹿の湯」は紅葉も綺麗で、ついのんびりしてしまいましたが、紅葉真っ盛りの晴天の週末でしたので、当然のごとく中央道上りは大渋滞。 帰宅はだいぶ遅くなってしまいました…。

登山中の画像
  • 歩き出してすぐのところ。もうそろそろ終わり?という感じでした。
  • トイレは、清掃なども行き届いている感じでした。(ペーパーは無いです)
  • やっと視界が開けてきました。
  • 西岳山頂。
  • いいお天気です。
  • 小休止の後、下って行きます。
  • 源治新道終盤は、大きく崩れています。右側の赤いテープの向こうにロープが設置されています。
  • 早朝2時に起きて行動開始した私たちにとっての午後1時は、「6時に起きて出勤した会社員の午後5時に相当する!」という理屈で、この日もさっさと飲みの体勢です。
  • 夕方も富士。
  • 朝方も富士。
  • 雲海がとても綺麗でした。
  • ありがとうございました!
  • 編笠山山頂!全部見え!でした。
  • 下ります。
  • キツイけど楽しい下りです。
  • ゆるゆると下って休憩。
  • 歴史を感じるというか…暗くなったら怖そうです。
  • 盃流しは、平成30年の台風で埋まってしまったそうです。
  • ここの紅葉が一番綺麗だったかも。
  • 「イートイン」のスペースですが、誰もいませんでした。
  • 全体として、ちょっと寂しい感じでしたが…。
  • お風呂はとても良かったです。GoToのクーポン券が使えたのも嬉しかった!
この山行での装備
長袖シャツ、Tシャツ・アンダーウェア、パンツ、靴下、雨具・レインウェア、登山靴・トレッキングシューズ、ザック、防水スタッフバック、スパッツ、ゲイター、水筒・テルモス、ヘッドライト(+予備電池)、傘、タオル、防寒着、帽子、グローブ、手袋、軍手、サングラス、着替え、地図(地形図・ルート図)、コンパス、メモ帳・筆記用具、腕時計、カメラ、登山計画書(控え)、ナイフ、修理用具、ツエルト、健康保険証、ホイッスル、ファーストエイド・医療品、虫除け・防虫薬品類、熊鈴・熊除けスプレー、ロールペーパー、非常食、行動食、テーピングテープ、軽アイゼン、トレッキングポール、ストーブ、燃料、ライター、カップ、コッヘル、カトラリー・武器、ローソク・ランタン
【その他】 携帯トイレ、マスク類、除菌グッズ、ゴミ用チャック付ポリ袋、体温計、インナーシーツ、座布団、椅子、モバイルバッテリー
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