• このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

秋を見つけに宝篋山

宝篋山( 関東)

パーティ: 7人 (Yamakaeru さん 、ほか6名)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

行程・コース

天候

曇りのち雨

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 宝篋山小田休憩所駐車場を利用。未舗装、80台程度の無料駐車所でメジャーな登山口に一番近くて便利。トイレは隣接する休憩所にある。カーナビは「宝篋山小田休憩所」をセット。ただし、出ない場合が多いのでスマホで調べた方が早いかも。入り口が分かりにくいので注意。緯度経度情報は(36.152648 140.118847)。直ぐに満車になるので早めの到着をお勧めする。満車の場合は、10分ほど歩くが、小田駐車場(無料)がある。

この登山記録の行程

宝篋山小田休憩所(08:07)・・・<小田城コース>・・・要害展望所・・・堂平・・・<大峰コース>・・・下浅間神社(09:09)・・・宝篋山・山頂(09:31)・・・<散策>・・・宝篋山・山頂(11:13)(昼食~12:46)・・・<極楽寺コース>・・・富士岩(12:57)・・・白滝(13:19)・・・宝篋山小田休憩所(13:43)

コース

総距離
約11.6km
累積標高差
上り約934m
下り約933m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

前日から激しく降り出した雨。夜になっても止む気配がない。週間天気予報では、登山を計画した11/3(文化の日)をピンポイントで狙ったかのように天気が崩れていた。よほど太陽に嫌われているのか。。。
個人的には雨でも雪でも全く気にしないが、なぜこんなに杞憂しているかというと、この日は仕事仲間を連れての登山。ほぼ初めての人もいるという状況ではなるべく好条件で連れて行ってあげたいというもの。
直近の予報では当日の明け方には雨が上がり、昼からは陽もさすという。その予報を信じて決行を判断したが、結局、当日朝5時の時点でも雨は止んでいなかった。
幹事として早めに現地に到着。
道中、フロントガラス越しに降りやまぬ雨と雲を睨んでいたが、睨みが効いたのか駐車場に入る頃にはミスト状に変わっていた。ただ、たかだか500m弱の山頂が見えないほどに濃い霧が立ち込めている。せっかく、初心者にも楽しんでもらえるよう手ごろで且つ眺望が楽しめる「宝篋山」をチョイスして、山頂広場で「芋煮会」も企画したというのに残念だ。とはいえ、幹事が暗い顔をしていては始まらないので、晴れてくれることを祈ってテンションを上げていく。
予定通りに集合したメンバーとともに8:00に休憩所を出発。
登りは「小田城コース」を使う。
駐車場を真っすぐに抜けて左へ折れる。。。のはずが、左へ折れるポイントをうっかり通り過ぎてしまった。戻ってよく見ると分岐点に真新しい柵が設置されていた。獣害対策の柵で登山者はドアを開け閉めして通過できるようになっている。いつの間に設置されたのか。
柵を越えて「中世お城の道」を進んでいく。宝篋山にはいろいろなコースがありそれぞれ特徴的で素敵だが、この中世お城の道も歩きやすくてとても気に入っている。
お地蔵さんのお出迎えを受けて最初の急登(という程でもないが)を登っていく。登り切ったところで食材の一部を車に置き忘れたことに気が付いた。荷物の分担をした際に抜け落ちたようだった。なんにせよ早めに気が付いてよかった。仲間にはそのまま先行してもらい、自分だけ忘れ物を取りに戻る。ザックの中には芋煮のための水3Lや道具が詰まっているので一歩が重たい。
七曲りを過ぎ、下浅間神社で休憩中の仲間と合流。下浅間神社もお勧めの場所で、本来であれば眺望の良い休憩ポイントになっているが、今日は真っ白で何も見えない。
ここまで来ると山頂もあと僅か。初心者集団だと思い、余裕をもったスケジュールにしていたが、想定していたよりもずっとペースが速く、相当早く山頂に着いてしまった。
濃い霧で何も見えないと諦めていたが、筑波山が出迎えてくれた。雲海の上に男体山と女体山の均整のとれた双耳峰が聳えている。全景ではないが、これはこれで美しい。反対側の霞ヶ浦方面もギリギリ見えている。このままなんとか晴れて欲しいものだ。
さすがに、ご飯には早いということで、別なルートを散策することにする。
「えー、降るんですか?」「足がパンパンです」という声も交じりながら、ワイワイガヤガヤと珍道中。グッと降って、ガツンと登り返す。最後の急斜面では全員大汗をかいていた。登っている時は辛いが、それを乗り越えた達成感は、きっと最高の調味料になる。山頂に戻り、テーブルの一つを占拠して芋煮会を開始。他のテーブルでもパーティーが催されているようで、美味しそうな香りが辺りに充満していた。宝篋山の頂は広々としていてテーブルがいくつも設置されているので、ピクニックには最強の山だ。負けじとこちらも鍋に食材を投入。ぐつぐつと煮立つ音とダシの香りが食欲をかきたてる。
出来上がりをお椀によそい宴会スタート。肌寒い分、温かい芋煮は最高だ。ほくほくした里いもが、たまらなく美味しい。〆に投入したうどんも多すぎた感があったが、ぺろりと完食。身体の中から幸せが溢れ出てくる。いつもは、スピードと距離重視だが、たまにはこうやってゆっくりとした山ご飯登山もいいものだ。
うどんを食べ始めた頃から、ぽつぽつと雨が降りだした。霧雨程度だったのでレインウエアを着るほどではなかったが、急いで片付けて下山することにする。昼から晴れマークだったはずなのに、全く今日の予報には散々だ。
下山には「極楽寺コース」を使用。奇岩や滝もあって、個人的には一番お勧めのコースだ。ただ、沢に合流するまでは急な斜面が続くので、特に今日のような雨降りは滑りやすく転ばないよう注意が必要だ。
ほぼ初心者集団だったが、最後までへこたれることなく全員一緒に元気に下山。「疲れたー」と言いつつも笑顔が溢れていたのが印象的だった。

続きを読む

フォトギャラリー:12枚

すべての写真を見る

装備・携行品

みんなのコメント

ログインして登山記録にコメントや質問を残しましょう

  • ぎゅぎゅぎゅうにくが入ってるぅ~ 贅沢な登山でしたね。

  • 野坂のすき焼きも最高でしたが、こちらもいい感じです。
    もちろん、岩籠の麺パーティーも想い出深いですね。

登った山

宝篋山

宝篋山

461m

よく似たコース

宝篋山 茨城県

極楽寺コースから宝篋山へ登り、常願寺コース下山 日帰り

最適日数
日帰り
コースタイプ
周回
歩行時間
3時間10分
難易度
コース定数
13
登山計画を立てる