登山記録詳細
暖かかった湯の丸山/LEVEL25
湯の丸山(上信越)
この登山記録の行程
地蔵峠(07:00)・・・鞍部(08:00)・・・烏帽子岳(08:34)・・・鞍部(09:21)・・・湯ノ丸山南峰(10:00)・・・湯ノ丸山北峰(10:13)[休憩 20分]・・・角間峠(11:14)・・・つつじ平分岐(11:30)・・・コンコン平(11:46)・・・鐘分岐(12:25)・・・地蔵峠(12:43)
大屋駅北口で待ち合わせするがそもそも北口がなく付近をうろうろしていたらばったり鉢合わせする。15時には奈良原に来てしまったので通り過ぎて地蔵峠を下見してまた奈良原に引き返す。旅館はだいぶ古めかしく玄関をくぐると女将が出迎えてくれ部屋に通される。一日一組にしているので貸し切りらしい。一番奥のへやは不思議な部屋で南向きの和室とフローリングの洋室があってツインのベッドがあるデッドスペースばかりだけどやたらに広い。例のごとく早々に風呂に行くが男風呂を貸し切りで使ってくれといわれていた。メタケイ酸の鉱泉ということで褐色がかっている。鉱泉の常でだいぶぬるい。だから鉱泉っていやなのよ夜9時までとかいうしと。ボイラー炊いてるからしょうがないよね。風呂から上がってコタツに入って美ヶ原の時に買った井筒ワインを飲んでだらだらして夕食時間に食堂に降りる。がらんとした食堂で1組だけの夕食をとる。部屋に戻って風呂に入ると女風呂には宿の家族が入っている風情でさすがに今度のお湯は暖かくしている。風呂のあとはテレビでファンタビを見てから寝た。
翌朝は5時半ころ起きて6時には宿をでるが宿のひとは誰も起きてこない。早くでるからそのほうが気楽でいいね。地蔵峠に車をとめ身支度していたら7時近くになってしまい慌てて出発する。朝は冷え込んでいるのでメリノフリースソフトシェルのいでたち。笹原にシラカバがまばらに生えている緩い傾斜を登る。ところどころが凍結していて登山靴のグリップが効いていない。こういうときにアイゼンを使うのだろうか。途中南斜面の眺望が開けるとすばらしい雲海が広がっている。風がないので雲海は見事にフラットで山の途中に発泡スチロールを敷いたように見える。年配の男性カップルを追い越してしばらくで鞍部につく。この辺りから風が強くだいぶ前に脱いだソフトシェルをまた着込む。ソロの男性とすれ違うご来光が済んでの帰りだろうか。その先小烏帽子岳につくヤマップでは偽烏帽子になってるな。その先わずかで烏帽子岳に着くがさすがに山頂は風が強くて寒いのでゆっくりせず先に進み小烏帽子、鞍部と戻り鞍部で湯ノ丸山に分岐する。この辺りで最初追い越した男性カップルや数人の登山者とすれ違う。シベリアンハスキーを連れたのもいたな。ちょっと急な傾斜を登りきると湯ノ丸山につくヤマップでは南峰になっている。子連れの夫婦がいるので烏帽子を登らずに湯ノ丸山に来たのだろう。ここも強風で休憩もできないので先の北峰に移動する。北峰は大きな岩がいくつもあり岩陰で風をしのげるので腰を下ろして栄養補給する。湯ノ丸山を振り返ると数人の登山者がいるがこちらに来る気配はない。なにかのマップには角間峠方面は整備されていないってなっていた。休憩を終えて角間峠へ下る。笹藪の中の霜柱が半分溶けかかった下りの細い道を延々と降りると角間峠に着くのでつつじ平に向かう。なだらかな斜面に一面の笹とまばらなシラカバでとてもきれい。山影になっているのでほぼ無風で日に照らされてポカポカと陽だまりをあるいているよう。つつじ平の分岐でコンコン平に向かう。なにかでレンゲツツジの群落が天然記念物に指定されていると書いてあったな。
この辺りから登山道の雰囲気が変わる。荒れた感じがある。登山道もあまり踏まれている感がなくフカフカした斜面に水が流れた深い溝があちこちにある。どこかに木のゲートがあって動物が入れないようにしてある。地面にはどんぶりいっぱいくらいの巨大なウンコらしきものが無数に落ちていて熊だろうとか話しながらあるく。そのうち牛のウンコだろうということになったが牛はどこにいるんだろう。牧場でもないよな。この辺りにはなにか不思議な感じがあって陽光に照らされてはいるければなにか淀んだ雰囲気がある。コンコン平の手前でどこか木の根元だったろうか花束が添えられてある。菊か何かの黄色い花が見える。花束を包んでいるのが透明なプラスチックのシートなのが見えたからプラスチックはまずいよねって言っても返事が返らない。いつも霊感が強くていろんなものがみえるのっていっててこの時は首をつってるのが見えたのよとか。
まあ霊感なんてゼロのぼくでも雰囲気が悪いのを感じたからなんかあったのかもね。それにしても湯ノ丸山の南峰からはだれとも会わなかったな。みんな地蔵峠とピストンして帰るのかな。距離短すぎてつまらないだろうに。
また動物除けのゲートを過ぎて開けたところにでるので、そこを分岐して斜面を登るルートを取る。この辺りからつつじの群落なのだろう腰の高さの枯れた枝がいっぱいあってこれが全部つつじなのかな。斜面を登り切ったところで湯ノ丸山へのルートに突き当たって鐘があるのでそれを鳴らして地蔵峠に向かうとゲレンデの上部にでる。ゲレンデを淡々と降りていくのもつまらないもんだよね。登山靴のつま先が当たっていたくなるのでスキーのように半身に構えておりる。このゲレンデには鹿の糞がいっぱい落ちていて踏まないように歩くのが大変。ゲレンデを降りきったところが駐車場なので車に戻り装備を解くと日帰り温泉ののぼりが立っているのでちょうどいい。車を移動して湯ノ丸高原ホテルに入りフロントに聞くと温泉は露天風呂だけで内湯は沸かし湯で今日は露天は入れないけどそれでもいいかって仕方ないよね。こんなに汗をかいたのは久しぶり本当に暖かかったしこんなに登山着を着たり脱いだりしたのも初めて。風が吹けば寒いし陽だまりに入れば暑いし。早く汗を流したい。
風呂をでてそばを食べようと小諸に向かう。そば七いってみようとそば七の駐車場に車を停めて店の前にいくと本日品切れって。そば七はもうこれで3回くらいけられてるよな。この間行って美味しかった刻に行くとまだ営業中なので車を停めてはいる。ここは天ぷらがないので残念だけどザルと合い盛りの大盛で大満足する。
駅前の寿徳でお茶する前にリンゴを買おうということで中松井農園でリンゴを買って隣にカフェがあったから寿徳を変更してでアップルパイとタルトでお茶して小林農園直売所で野菜を買って帰った。
だいぶ時間が過ぎたので、また高速の渋滞に巻き込まれた。
よくもまあ毎週毎週高速道路で事故があるよな。
0
※この登山記録が、あなたの登山計画の参考になった場合
感謝の気持ちを込めて、右のボタンを押してください
関連する現地最新情報
登った山
類似するモデルコース
関連する登山記録
とっち さんの他の登山記録
0
※この山行記録が、あなたの登山計画の参考になった場合
感謝の気持ちを込めて、右のボタンを押してください
[このページのトップに戻る]