行程・コース
この登山記録の行程
武尊牧場スキー場駐車場(06:20)・・・武尊牧場キャンプ場(07:13)・・・東岐三角点(07:18)・・・武尊避難小屋(08:20)[休憩 10分]・・・中ノ岳分岐(10:10)・・・武尊山(沖武尊)(10:40)[休憩 35分]・・・中ノ岳分岐(11:27)・・・武尊避難小屋(12:20)・・・田代湿原(13:12)・・・東俣駐車場(14:30)・・・東岐三角点(14:55)[休憩 10分]・・・武尊牧場キャンプ場(15:08)・・・武尊牧場スキー場駐車場(15:35)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
コース
・標高1700mの避難小屋付近から数日前に降った雪道となり、踏まれた部分が凍っていて滑るので軽アイゼンを装着。稜線は南西向きの斜面についているためか雪が少なく、あっても柔らかかった。ぬかるみはそこそこあるが、雪と枯葉と氷に助けられ、さほど汚れなし。ただしこの季節はローカットシューズではずぶぬれになるだろう。田代湿原への周回ルートはなだらかな同じような景色が続くので、樹林歩きを楽しめないとやや退屈するかも。
・中ノ岳手前の鎖場は、半分雪と氷におおわれていた。ロープや鎖があるので岩場に慣れていて、慎重に行動できれば問題は無いが、さらに雪が増して埋まると雪壁状になって、通過に苦労するかもしれない。
・一部を除き良く刈りはらわれた広い登山道。熊目撃の注意看板が何か所かあるうえ樹林帯は背の高い笹が茂っているので、クマ鈴などは必携装備。地図にない分岐があるが、落ち着いて判断すれば迷うことは無い。
ヤマビルの脅威
・スキー場の緩斜面にはシカやイノシシの糞が所かまわず落ちていて、踏まずに歩くのに神経を使った。人が居ないスキー場は野生動物のやりたい放題のようだ。キャンプ場の砂地の駐車場もシカの足跡が沢山あった。ヤマビルはシカやイノシシ(もしかしたら登山者も)に付いて生息域を広げていることが知られていて、宝台樹スキー場(近くの沢筋)、川場村(桜川支流で渓流釣りの際)も蛭の情報がある(ヤマビル研究会)。この山全体に広がるのも時間の問題かもしれないと心配している。
フォトギャラリー:48枚
広い駐車場、下にももう一面ある
スキー場のリフト跡を登る
ゲレンデ上部からの前武尊、家ノ串山、中ノ岳
キャンプ場の駐車場からの眺め。建物と柵と景色が調和
キャンプ場の道は舗装され、よく手入れされているようだ
登山道への分岐。地図にない道がある。大きな看板前を右に入る。広い道に落ち葉が積もって歩きやすい。ぬかるみもあったが落ち葉と凍った雪に助けられて容易に通過
映画「眠る男」のロケ地。10月30日に立ち寄った中之条の「伊参スタジオ公園」でこの映画を知り、プライムビデオで鑑賞しているのでぜひ訪れたかった所
田代湿原への山腹の道との分岐(田代湿原側にも道標あり、整備されている感じ)
武尊避難小屋が見えた
樹林を抜けて振り返ると笠ヶ岳と至仏山
行く手にそびえる中ノ岳、氷壁が見えるが、まさか岩場が凍った?
岩に氷が張り付いている。ロープと鎖が一部埋まっていたので引き抜いて帰路下降に備える
氷壁は岩場ルートの横だった
稜線に出る。
水場。山頂の祠にお参りするならここで禊(神社の手水舎の代わり)
南西面の巻き道の雪は解けている
通過してきた三ツ池と背後の家ノ串山、前武尊
初めてみた日本武尊像
高手新道分岐の数メートル先に武尊山
山頂は360度の展望。気温が高いので遠望は霞んでしまっている
武尊山に登るなら絶対に外せない綺麗な稜線剣ヶ峰山の背後には八ヶ岳が見える(写真には写っていない)
山頂の祠と高手新道分岐の道標と遠く日光白根山、皇海山のシルエット
整備中の看板が。山頂付近にも同様な看板があったので、岩場を迂回する登山道を整備中か。もしかしたら下り専用道を作っているのか
避難小屋手前に戻って田代湿原へ、30分ほどはシラビソの樹林帯でやや退屈するが、その先はブナの大木の落葉樹林帯となる
田代湿原は一面の枯野、周回の歩道からは笹薮が邪魔して、湿原が見える場所は限定的
周回路から武尊自然観察遊歩道への分岐は道標が朽ちていて、前方の木道に気を取られると見失う。写真左へ
登山道が水没、水深10cm位。湿原よりも水豊富。2か所ある
武尊自然観察遊歩道。右は武尊避難小屋のキャンプ場寄りに戻る。左は花咲湿原経由でキャンプ場へ、左に進む
こっちも登山道水没 1か所
花咲湿原。長らく整備されていないようで木道が朽ちている。長いボルトが出ているので歩行注意。田代湿原よりもかなり広い。
セミネ沢(江戸沢支流)飛び石で渡れるが、増水時はどうだろうか
林道に出たら右に10mほどでこの分岐、大きな看板、道標があるので迷わない
緩い登り道で笹が茂る。丸い足跡はクマではないのか?
地図にない分岐には大きな道標
今までが広すぎたので狭く思えるが、こんな登山道の方が普通かも。ちょっと笹がうるさいが
またまた地図にない分岐
草倉沢。橋が架かっていたようだが跡かたなし。こちらも増水時注意
カラマツ林の登山道、所々木道がある。右岸沢沿いの道の対岸(左岸)の立ち木に赤テープが続く、積雪期のマーキングだろうか
東俣駐車場に出る。(現在は林道が通行止めで利用不可)
駐車場を突っ切って、建物の右を目指す
駐車場からすぐに分岐、右の細い道に上がる
入り口はこんなだが、すぐに広くなる
このカーブを登ればキャンプ場
キャンプ場にでる(旧スキー場のコースだったのだろう)
キャンプ場から皇海山
キャンプ場から日光白根山
とにかく気持ちの良いキャンプ場
スキー場を降りきって、危険表示のあるドーム通路を下って駐車場
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | 登山靴 |
バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
帽子 | グローブ | 着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 |
腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル |
医療品 | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | 軽アイゼン |
GPS機器 | 燃料 | ライター | アウターウェア | バラクラバ | ゴーグル |
みんなのコメント