• このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

早野聖地公園と青葉台、十日市場周辺

山口白山公園、むじなが池公園、真福谷白山神社、籠口池公園、稲荷森稲荷神社、武州柿生琴平神社、早野聖地公園、鉄神社、たちばな台公園、桜台公園、しらとり台公園、神鳥前川神社、いぶき野、日向山神社、十日市場だんご山公園、若宮八幡( 関東)

パーティ: 1人 (目黒駅は品川区 さん )

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

行程・コース

天候

快晴

登山口へのアクセス

電車
その他: 往路:武蔵小山→東急目黒線→大岡山→東急大井町線→溝の口/武蔵溝ノ口→南武線→登戸→小田急江ノ島線→新百合ケ丘

復路:鶴間→小田急江ノ島線→中央林間→東急田園都市線→二子玉川→東急大井町線→大岡山→東急目黒線→武蔵小山

この登山記録の行程

新百合ケ丘駅6:33→山口白山公園6:40→鶴亀松公園6:49→むじなが池公園7:00→真福谷白山神社7:07→籠口池公園7:21→稲荷森稲荷神社7:30→武州柿生琴平神社7:41→早野聖地公園7:51~8:00→戒翁寺8:16→鉄火松跡8:23→鉄(くろがね)神社8:35→鶴見川8:50→たちばな台公園9:04→桜台公園9:22→青葉台駅9:39→しらとり台公園9:52→神鳥(しらと)前川神社10:03→いぶき野(恩田川)10:09→シュタイナー幼稚園10:34→十日市場駅10:37→日向山神社10:40→十日市場だんご山公園1050→横浜シュタイナー学園11:04→東名高速沿いの里山(一部道迷い)11:14~12:06→若宮八幡(上瀬谷公園)12:35→おふろの王様 瀬谷店12:41~13:48→麺や いかり14:13~36→鶴間駅14:50

合計6時間47分(温泉とラーメン除く)

コース

総距離
約27.3km
累積標高差
上り約571m
下り約557m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

11月21日(土)は、墓地だからどうでもいいわと抜かしていた早野聖地公園から、未だ行ったことがなかった青葉台駅~十日市場駅を通って、おふろの王様瀬谷店まで散策して来ました!

この辺は王禅寺ふるさとの公園や寺家ふるさと村、新治市民の森などの広大な自然公園や里山が幾つも連なっているエリアなので、それらに寄らずに通過するというのはハイキング的にはあり得ないんですが、横浜・川崎の残務処理なので。でも重要な見処を全部外しても、横浜の一番外れなので里山や田んぼや畑がこれでもかというぐらい残っていて、意外と見処は多いです。

スタートは「新百合ヶ丘駅」南口です。半年前、王禅寺ふるさと公園に行った時は向かって左側の尾根を行ったので、今回は右側の少し広い公園を繋いで早野聖地公園を目指します。

まず最初に「山口白山公園」に向かいます。ここは南向きの急斜面の公園で、かつては白山神社があったらしいのですが、今は柿生のおっこし山の近くにある月読神社に合祀されてないそうです。

続いて真福寺川の支流の暗渠を渡り「鶴亀松公園」へ。ここも高台の公園。

次の「むじなが池公園」は自然保護区になっていて、入口が見当たらず、脇を通って真福谷の「白山神社」へ。この白山神社はさっきの白山神社が移転したものではなく、別の集落のものらしいです。修験道の影響か、仙人の立派な彫物がありました。

そのまま真っ直ぐ南へ進むと「籠口池公園」という宅地造成地の湧水を溜めた池がある公園に着きます。

この公園を過ぎると新百合ヶ丘の住宅地は終わり、昔ながらの山村風景が広がるようになります。竹林の高台に佇む「稲荷森稲荷神社」に立ち寄ってみます。地元の久保倉さんという方の先祖が京都の伏見稲荷大社から神様を勧請した神社とのことらしいです。

そして次に寄った「武州柿生琴平神社」は、予想外の立派な神社でした。元は神明社が建っていたらしいのですが、再建の折、志村さんという地元の方が四国金刀比羅宮の御祭神を勧請し、神明社・琴平社の合社が建てられるも、昭和五十五年に金刀比羅神が強く打ち出され社名を「琴平神社」へと改称したそうです。海辺はともかく、山の中であまり大きな金比羅神社を見たことがないので、お告げでもあったんですかね。

そして琴平神社から少し登ると、ようやく「早野聖地公園」に着きます。最初に書いたように、ここは墓地なのですが、墓地の面積と同じぐらいの広い雑木林に囲まれていて、その中に散策路も作られていて、半分墓地、半分自然公園といったような場所です。実際、いる人も墓参りと散歩が半々ぐらいになっています。でも墓地なので単体で来るような場所ではないですが、王禅寺ふるさと公園と一緒に訪れるとなかなか良いハイキングコースになるような気がします。

早野聖地公園を出たところに「戒翁寺」という曹洞宗の寺があります。その近くの御堂山に「殿様の墓」といわれる古い墓があって、戦国大名の後北条氏の家臣で小田原落城後、徳川家康の家臣となった富永重吉とその一族が葬られているらしいのですが、場所がわからず、朝早すぎて聞く人もいないので断念。

戒翁寺から山道を登りきった場所に「鉄火松跡」という石碑があります。これは早野村と鉄(くろがね)村の境界争いの跡で、最終的に奉行所で焼けた鉄の棒をどっちが長く握ってられるかで決着をつけることになり、名前からすると鉄村が勝ちそうなんですが、早野村が勝ったそうです。松が立っていたらしいのですが、枯れてしまったので昭和22年に伐採したそうです。

次の「鉄神社」は、名前に反して意外と根性なかった鉄村の鎮守で、桐蔭学園のバス停のところにあります。ここは昔は本殿が二殿で「青木明神・杉山明神合神」と称していたらしいのですが、昭和四年三月に本殿を一殿に改築した時に名前を鉄神社に改めたそうです。

鉄神社からしたに下ると本日最初の横浜市の大河「鶴見川」に出ます。この辺り、地図で見ると田んぼが広がっているように見えるんですが、残念ながら畑に変えられていました。

鶴見川を渡るといよいよ「青葉台」の領域に入ります。まず行った「たちばな公園」は高台の公園で、丹沢が良く見えました。

一旦下り、谷間の広い道を渡って反対側を登り返すと「桜台公園」があります。こちらも高台の公園なのですが、たちばな公園と違って池があります。

桜台公園を一回りしたら、「青葉台駅」に向かいます。街の印章は、基本的に東急のちょっと高級な住宅地なのですが、田園都市線では一番都心から遠い位置にあるので、たまプラーザや宮前平あたりに比べて、街が新しく高齢化もそれほど進んでいないような印象を受けました。多摩ニュータウンでいうと遅れて出来た南大沢あたりの感じと似てますかね。

ただその分、無理して背伸びしてる感もあって、あんまり住み良くないかな~と思ったのも事実。

あと、青葉台駅のすぐ近所に「しらとり台公園」という送電線鉄塔のある少し高台の公園があるのですが、公園の少し駅よりが「しらとり川」という恩田川の支流の源流になっていて、それだったら駅名も青葉台じゃなくて白鳥台でも十分お洒落なんだから、良かったんじゃないかな~とも思いました。

このしらとり川が恩田川に注ぐ突端の高台に「神鳥前川神社」があります。この神社は、多摩川沿いで有名な桝形城主稲毛三郎重成が創建したといわれ、白鳥前川神社を称していたといいます。いつしか白鳥を神
鳥と書くようになったらしいのですが、読み方は神鳥を「しらと」と読むそうです。

そして神鳥前川神社から下ると「恩田川」です。恩田川流域は鶴見川流域よりもワンランク自然が豊かな感じで、田んぼもたくさん残っていてなかなかいい感じです。ちなみにこの辺りの田園地帯を「いぶき野」と言うらしいです。

いぶき野から東名高速を潜ると「十日市場駅」に着きます。横浜線沿線の例によってあまりばっとしない駅なのですが、あの広大な「新治市民の森」の最寄り駅で、連休ということもありたくさんのハイキングの格好をした人を見かけます。でも今日は行きません。

十日市場駅にはもう1つ凄いものがあって、それは精神世界マニアなら誰でも知っているあのルドルフ・シュタイナーの「横浜シュタイナー学園」があることです。まあ藤野にもあるんだけど、十日市場の「十」が十字架にでも見えたんですかね。

でもコロナで郊外に移住して、畑を借りて家庭菜園やりながら、子供はシュタイナー学園に通わせるなんてのも悪くないかもしれません。

あと駅近所に「日向山神社」というちょっとほっこりした名前の神社があったのでそれに寄り、「十日市場だんご山公園」のだんご山に登ったら、前もちょっとだけ横切ったんだけど「東名高速沿いの里山」に入り、おふろの王様を目指します。これは長津田から繋がっているんで、本当はそこから全部通しで縦走すると、それだけで結構いいハイキングになるのですが、今回は後半の半分だけ。それでも森あり畑あり昔ながらの山村風景ありで結構楽しめ、おまけに道に迷ってしまいました。道も農道レベルになってくると道なのか道じゃないのかの判断が難しい。

大幅な時間ロスをしながら、それでもなんとか国道16号のバイパスにたどり着き、工場やら倉庫やらが立ち並ぶ中を抜けると、今度は瀬谷区の平坦で広大な農業地帯が出てきます。ここはここでさっきの山の中の畑とは違った赴きがあり。

その広大な農業地帯からちょっと横に入った東名高速沿いの場所に、本日最後の「相州瀬谷 若宮八幡宮」があります。ここは今はこの前行った諏訪社の兼務社であるものの、室町時代末期に、当郷の岩崎丹後守が勧請創建した由緒ある神社で、諏訪社・日枝社・左馬社とともに旧瀬谷村の鎮守だったそうです。境内に「八幡上古墳跡」(古墳時代の円墳)があったみたいで、たぶん隣の「上瀬谷公園」の小山がそうだったんじゃないかと思うんですが、児童公園だったので寄らなかったので良くわかりません。

そして東名高速をくぐると「おふろの王様 瀬谷店」です。ここもこの前、境川の向こう岸の「深見城址」から見えていたんだけど、行程の都合で寄らなかった場所で、やっと今日来ることが出来ました。日帰り温泉としては、同じおふろの王様の町田店と基本的に一緒です。泉質はあまり塩分の強くない弱アルカリの黒湯で一緒だし、それに高濃度炭酸泉の装置を掛け合わせているのも一緒。やや狭めのところも一緒。場所も近いのでモロ競合してしまうんじゃないかと思うんですが、途中に渋滞の名所である横浜インターがあるので、意外と客がダブらないのかもしれません。どちらが好きかと言われれば瀬谷の方が露天風呂の隙間から深見城址と境川が見えて、若干自然が豊かなので好きかも。

おふろの王様を出たら、「鶴間駅」までたいして距離がないので歩きます。その途中で、イオンとヨーカドーがあるショッピングモールの前の「麺や いかり」という店で昼食。ここは擂り潰した煮干しのパウダーが入っている王道の魚介系ラーメンの店で、青海苔が結構たくさん乗っていることと炙りチャーシューで他店との差別化を計っている感じ。でもそれがなくともスープがしっかり美味しいので、2時過ぎの中途半端な時間に行っても結構混んでました。ショッピングモールの駐車場に車を置いたまま来る人が意外といるのかもしれません。

で、その巨大なショッピングモールなんですが、それが出来たせいで、鶴間駅前はしっかりとシャッター街化してました。

続きを読む

フォトギャラリー:59枚

すべての写真を見る

装備・携行品

みんなのコメント

ログインして登山記録にコメントや質問を残しましょう

登山計画を立てる