行程・コース
天候
晴れ。山頂は強風。林間はほぼ無風。
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
前日栃木工場を出発して佐久平駅で待ち合わせして海の口温泉に前泊し、翌朝みずがき山自然公園に駐車した。
この登山記録の行程
芝生広場(07:10)・・・林道終点(07:46)・・・不動滝(08:40)・・・瑞牆山(10:11)[休憩 20分]・・・富士見平小屋(11:52)・・・芝生広場(12:46)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
百名山を消化したかったのとなじみのある小海からアクセスできるので瑞牆山にした。前日栃木工場を早めにでて佐久平駅で待ち合わせして海ノ口に向かいすでに暗かったけど何とか6時少し前に旅館についた。
HPでは少しよさそげだったけどなんだかなの宿でロビーにはベトナム人らしき外国人が20名ほどたむろしていて異様な雰囲気の脇を通って客室に案内される。客室のドアには鍵があるんだけどドアの下が5センチくらい空いていて廊下の音が丸聞こえだよね。すぐに夕食なので浴衣も着ずに食堂に向かうと途中で女主人らしきばあさんがいてキャベツをお土産にくれるってここはキャベツの産地だものな数泊して帰るから遠慮しようとすると自宅に送ってくれるって。食堂に入ると浴衣の男性客3名と60前後のカップル1組のみでもう食事が始まっていた。
馬刺しが数切れでてくるだけで特に特徴のない旅館メニューだけど不味くはない。ベトナム人席は料理が用意されているけど誰も来ない。自宅にキャベツを送られるより持って帰ろうからってばあさんに言ってキャベツとレタスぷろっこりー2株をもらう。そうそうに食べ終えて部屋に戻り浴衣に着替えて僕が先に風呂に行くと脱衣場に全身に紋々を彫った年配者がいてお疲れさまですっていうからお疲れさまですって言い返す。こういう観光客向けじゃないような長野の旅館って本当に入れ墨おおいよな毎回見る気がする。温泉だけど源泉温度が低くて加温しているらしい源泉浴槽があってお湯もいい色なんだけど当然ぬるくて入れない。手ですくって顔を洗うとかすかに硫黄臭がした。風呂を上がって部屋に戻り彼女が入れ替わりに風呂に入る。風呂を終えてバラエティー番組をみて寝た。夜半すぎまで雨が降っていた。
翌朝は5時過ぎに起きて登山の身支度をしておにぎりを食べて宿をでる。海ノ口から川上村レタス街道を通る道路の両脇が黒々した土の丘状になっていてでかいトラクターが見えるレタスやキャベツがとれるんだろうな。次にクリスタルラインに入りみずがき山自然公園の駐車場に入ると10台そこそこの車が来てるけどなんか雰囲気が違ってみんなベッドのマットレスのようなものを車外に出しているけどなんだろう。芝生があってどうもキャンプする連中だろうか。身支度をしていると登山の恰好をしたのが一人だけ出発していった。今日は結構風が強い予報だから厚着をしてこちらも出発するが登山口がわからない。芝生がだんだんになっているのでとりあえず階段を上っていく鹿の糞がいっぱいあって足の踏み場もない一番奥に芝生の周回路があったのでヤマップの登山道は左なので左に折れるがどんどんと地図から離れてしまうのでこれはおかしいと引き返すとソロの男性とすれ違う奴も間違えてるよね。引き返してみても道がないのでとりあえずマップと合流したいから小さな藪を突き抜けてみると登山道らしきに出るけど今度は鹿よけの電線が張って合って感電するぞのような表示があるけど仕方ないので電線をまたいで進むと先ほどのソロ客がこちらを真似して追いかけてきてこちらでいいのかってこっちもわからないけどまあいいんではないかと。もうしばらく歩いたのでそろそろ暑くなってきて1枚脱いでいるうちに先に行ってしまう。登山道は小石や芝
が敷き詰められていて歩きやすい道路の両側には若木が植林されていてネットで囲われている鹿がおおいんだね。林間を1時間も歩かないうちに林道終点の表示があってそこから巨岩とシャクナゲと苔と倒木に囲まれた登山道に代わる。不動滝はこちらの標識を頼りに先にすすむと丸太が沢に渡してあって両側にロープを張っただけの橋を渡るだんだん苔が増えてきて八ケ岳のような雰囲気になってくる。不動滝につくとあまり水量がなくて岩の斜面をちょろちょろと水が流れているだけもっと水が多いときもあるのかね。大き岩が真ん中で縦に二つに割れたような夫婦岩ししくい坂を通ってちょっとの鎖場を登ると瑞牆山の山頂につく。ここまではほぼほぼ誰にも会わずに登ってきたのに山頂には20名くらいの登山客がいておどろく。左回りは人気のないルートなんだねみんな瑞牆山荘からくるんだろうか。山頂は多少風があるので今朝脱いだ服を着こんで岩に腰をおろして休憩する。晴天で富士山がよく見えるし八ケ岳らしきも見える眺めがいいね。コンビニパンを二袋たべてカロリー補給する。20分くらい休憩して富士見平小屋方面へ下山にかかる。いつものとおり下りをものすごいスピードで駆け下りていると後ろからカップルが追いかけてくるのが見える彼女が一番きらいなパターンだよね。ロックオンされたとか小声で叫びながらスピードを上げるもうこうなったら景色どころじゃなくて単に山下りになるけどしかたない。それでも大やすり岩の手前で写メをとったりするしばらく離したなと思うと気が付くとまた迫ってくるので急ぐ。ほどなくて富士見平小屋に着くが休む間もなくすとおりすると瑞牆山荘と自然公園との分岐までくる最初は瑞牆山荘を経由しようと思っていたけどショートカットがあるよというとそっちがいいっていうので自然公園ルートに変更する。もうこのころには追いかけてくるカップルも見えなくなったし分岐が増えるのでヤマップとにらめっこしながら慎重にルートをたどる。いくつかのグループが分岐ごとに立ち止まって迷っているのでこれ幸いとごぼう抜きにする。
この辺りから風が強まり林間をゴーゴーと風が吹き抜ける音がする。道路が見えたあたりで起ちしょんして道路にでたら立しょんで手袋を落としたらしい。後で車で通った時にみればいいねって車に戻る。
身支度を解いてどこか風呂に入いろうかって聞くともう次の宿に向かうに決まってるじゃないと登山着のままでいいらしい。車を駐車場からだしてさっきのたちしょん現場に戻ったけど手袋ないやどこにいったんだろう。川上村を抜けて海ノ口、小海に向かうどこかで地域振興券使わないとでナナーズと農産物直売所に寄るけどどこも使えない。佐久穂から中部自動車道にのって佐久北で降りて一般道で軽井沢に向かい3時過ぎに宿についた。
瑞牆山はキレイなお山でよく整備されていて登りやすかったけど、ドラマチックでもないし野性味はないしクライマックスもなくハードでもないいい子ちゃんなお山で山頂がちょっと眺めが良い程度で登山ていうよりトレッキングだね。でも金峰山も登らなくちゃいけないからまたこの辺りに来るよね。
軽井沢の宿についてすぐに風呂と思っていたけどさすがにおなかが空きすぎなので風呂にはいかず食事にでる。地域振興券が使えそうなかぎもとやで蕎麦でもたべようと行ったら休憩中でがっかりして次に検索で出てきた牛角にする。6時からの予約が入っているので1時間で食べ終えろって言われて食べ放題は断念してアラカルトで頼んだので帰って高くついたけど、昨晩の宿と今日の宿の振興券を全部つかえたので安くついた。振興券ってなかなか使えないよな。