行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
高尾山口駐車場に5:45着。約半分駐車していた、少し明るくなってから出発。
この登山記録の行程
高尾山口駅(06:20)・・・琵琶滝(06:40)・・・4号路・いろはの森コース出合(07:10)・・・高尾山(07:45)[休憩 20分]・・・大垂水峠分岐(08:28)[休憩 10分]・・・城山(小仏城山)(09:17)・・・小仏峠(09:36)[休憩 1分]・・・景信山(10:09)[休憩 80分]・・・小仏峠(12:04)・・・城山(小仏城山)(12:25)[休憩 30分]・・・大垂水峠分岐(13:15)[休憩 10分]・・・稲荷山(14:52)・・・高尾山口駅(15:30)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
高尾山口~高尾山~小仏城山~景信山。総距離16.4km、登り1,473m、下り1,473m。登山時間6時間44分。この縦走路を往復するとこれがなかなか馬鹿にできない。
16.4㎞と言えば、たとえばヤビツ峠~塔ノ岳14.8㎞、稲村岩→鷹ノ巣山→奥多摩駅15km。八ヶ岳の赤岳を美濃戸口から北沢→地蔵尾根→赤岳→文三郎尾根→南沢→美濃戸口と歩くと18.6㎞。と他の有名な山々と比較しても距離がある。そして注目は高低差。1473mの高低差があります。こんな低い山なのに、この奥高尾への縦走路は実はアップダウンが激しい。距離も長くアップダウンがこんなにあると、北アルプスの縦走路にも引けを取らない。標高がただただ低いだけです。
例えば八ヶ岳の南にある権現岳2715m。観音平から頂上を往復すると・・・10.3㎞、高低差1260mです。あの険しい岩稜帯を通過する権現岳よりも実はハードになってしまう(笑)
山のグレーティングという体力度と難易度でその山の難度を同じ尺度で測る方法が一般化されつつある。初心者向けや上級者向けでは、個人の感想も入ってしまうので、ほんとのことろはわからない。でも山のグレーティングは、距離と登り・下り、歩いた時間さえわかれば、どんな山でも計算で体力度が求められる。景信山を高尾山口から往復すると、体力度は「31」と計算されます。
この数字他にどんな山があるのでしょう??
先ほどの鷹ノ巣山、権現岳、や他にも金峰山荘から富士見小屋を経て登る金峰山の往復、日向大谷からの往復の両神山も31です。
景信山・・すごいですよね。そうそうたる山と実は肩を並べることになります。本当に標高がただただ低いだけで、すごい縦走路なんです。この往復を楽に歩けるようになると、北アルプス・八ヶ岳などで稜線を歩く際、アップダウンのある稜線歩きが楽になります。とは言え奥高尾は岩もあるにはありますがほぼ土の道、北アルプスの縦走路は岩稜帯ですから、岩場歩きを八ヶ岳で練習は必要ですね・・。縦走路を歩く基本が凝縮されている登山道ですね。
そして、低いのに、その景色は本当に絶景。景信山まで歩いてくると高尾山~小仏城山、そして景信山とその縦走路が一望出来て、北アルプスの縦走路の絶景のようです。いい山です。
フォトギャラリー:29枚
高尾山。清滝駅、ここからケーブルカーが出発する。今日はこの横を通りますは6号路へ。
6号路を進むと琵琶滝に着く。そこから岩場の急登が始まる。人が少ないので高尾山の中では穴場の登山道。
岩場から丸太の階段の登山道になる。
途中、秋も終わりの紅葉!奇麗です。
霞台から少し朝もやでかすんだ山々。手前の紅葉も奇麗で絶景でした。早起きした甲斐があります。
次は4号路を進みました。有名な吊り橋です。
落葉が吊り橋に落ち、晩秋の雰囲気がします。
4号路は高尾山の北側をトラバースする登山道。木々の合間からこれから向かう景信山が光ってます。
いよいよ高尾山山頂です!青空が気持ちいいです。富士山に期待が膨らみます。
高尾山599mの頂上
そして、お待ちかねの展望台。富士山にはうっすら雪がかぶっています。もう富士山は冬です。
富士山にズームアップ!
もみじ台。ここから見る富士山と丹沢山系は見事です。
富士山にズームアップ!高尾山の頂上から見るのと同じ景色なんです。こちらの方が人も少なく落ち着いて景色を見れます。
奥高尾の尾根をさらに奥へ縦走。途中に鉄塔が立っています。小仏城山に行く位置を確認することができます。
一丁平展望台。
富士山は、ちょっと雲に入ってしまった・・・
城山へ向かう途中、高尾山とススキのコラボです。とっても奇麗でした。絶景です。
小仏城山の頂上。景信山へ急ぎます。
小仏峠。さあ、ここからが本番。急登が始まります。
杉林の中を木漏れ日を浴びながら歩きます。
景信山山頂!
残念ながら富士山は恥ずかし屋さんで、雲にちょっと隠れてました。
景信山からの絶景①
高尾山と小仏城山。
遠く江ノ島まで見れました。青空と白い雲がとっても奇麗でした。
景信山からの絶景②
小仏城山と丹沢山系
遠くに広がる大山~丹沢の稜線。
景信山からの絶景③
丹沢山系と富士山、そして相模湖
南面の茶屋のベンチからみるこの景色は絶景です。
晩秋といえどもまだ奇麗な赤い紅葉が残っています。高尾山の紅葉はやっぱり奇麗です。
稲荷山の眺望。スカイツリーもばっちり!
無事、清滝駅に戻って来ました。よい山行でした。
装備・携行品
アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル | 帽子 |
グローブ | サングラス | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 |
カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 |
虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ |
トレッキングポール |
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