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修行登山の両神山/LEVEL31/百名山18

両神山( 関東)

パーティ: 2人 (とっち さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

朝7時ころまで小雨。その後晴天。山頂は風強し。昼頃気温下がる。

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 本庄早稲田駅で待ち合わせして両神荘に前泊して翌朝日向大谷口バス停駐車場に停めた。

この登山記録の行程

日向大谷口バス停(07:04)・・・表参道登山口(07:07)・・・会所(七滝沢道分岐)(07:30)・・・八海山(08:17)・・・滝分岐(08:28)・・・清滝避難小屋(08:47)[休憩 5分]・・・鈴ヶ坂(七滝沢道分岐)(09:07)・・・両神神社(09:30)・・・両神山(10:01)[休憩 30分]・・・両神神社(10:54)・・・鈴ヶ坂(七滝沢道分岐)(11:09)・・・清滝避難小屋(11:20)・・・滝分岐(11:35)・・・八海山(11:42)・・・会所(七滝沢道分岐)(12:21)・・・表参道登山口(12:40)・・・日向大谷口バス停(12:43)

コース

総距離
約9.5km
累積標高差
上り約1,559m
下り約1,559m
コースタイム
標準6時間40
自己5時間4
倍率0.76

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

木曜日までは男体山の予定でいたが天気が暗転したため両神山に変更。当初は八丁トンネルか落合橋からのはずだったけど道路が通行止めの書き込みを見て急遽日向大谷口バス停からアクセスし行き表参道帰えり七滝沢道のプランに変更する。
前日長岡から帰りなので本庄早稲田の駅で待ち合わせする。本庄早稲田駅は辺鄙な新幹線駅で周辺は空き地しかない早大を誘致するため駅を作ったと聞いたようなだけど学生もいないんだよね。大宮から20分なので本庄児玉ICを降りるころに新幹線に乗ればよくて激近だね。駅で無事落ち合って下道を走って小鹿野町に向かうとここんとこ秩父ばかりだななんて思ったけど二子山からもう3週間になるね。他のお山が悪天候でも秩父は低山だから晴れなんだよね。
退屈な下道を走って16時に両神荘につくと埼玉県ナンバーの車が5台くらい先にいる。チェックインするとGOTO券が3000円分に埼玉県民者だから埼玉の振興券を6000円くれるってなんだよGOTOで割引してるから実質ほとんど無料じゃん。これでこのところお宿の予約が取れないわけがわかった暇なじじいやばあさんなんて毎日ただで出かけれらるじゃん。だれが税金払ってると思ってるんだよやりすぎだよな。これじゃ税金はらってるやつが泊れないじゃん。
ここんとこ飲みきれないで飲みかけで持ち帰ってたワインが3本たまってたから今日は全部持ってきてて(笑)三分の一くらいづつ残ってたから3本でほぼ1本分なのよね。3本で聴きワインして空にして空き瓶を棚に上げると3本全部飲んだ酒豪みたいに見える(笑)飲み終えてちょうど夕食の時間になったから食堂に一番乗りすると風情のない食堂で安い披露宴会場みたいだよ。わらじかつとけんちん汁みたいのだけがブッフェ形式だったので大きいお椀にけんちん汁をてんこ盛りにする。あとはあまり特徴ないけどまあまあ美味しいってここ数回の旅館のめしとおんなじ。ペンションのほうが料理は個性豊かだよな。振り返って他のテーブルを見ると半分くらいがソロ客であと半分の半分は爺さんとばあさんばかり。ソロ客っておおいね。食べ終わるとさっさと部屋に戻って風呂に入ると脱衣所から内湯と露天が別々の出口になっているへんなつくり。めずらしく紋々の客がいないそういえば玄関口にお断りってなっていたな。露天風呂に入ると周囲はもう真っ暗でアルカリ泉らしいけどちょっとぬるぬる感がある程度で大したお湯じゃないそれよりカルキ臭が気になって温泉感が台無しね。そんなだから早々に出て部屋に戻ると布団が敷いてある。しばらくするとフロントから電話で翌朝早いから今のうち清算しろってフロントに向かうと入湯税だけとられる。せっかくクレジットで決済しても入湯税だけは現金なんだよね不便だよね。清算を済ませた後もう一度今度は内風呂に入ってお風呂は終わりなんども入れないや。
翌朝5時起きなので10時半ころ寝る。鉄筋造りなので部屋が冷めないのに寝具が分厚いので夜通し暑い彼女はせんべい布団で寝られないらしく夜中に起きだして敷き布団を増し増ししていた。お山登りの前の日はあまり寝れなくてかわいそう。
翌朝は5時に起きて身支度してコンビニ飯食べて6時前には出発する。ようやく薄暗くなり始めたばかり。30分ほど車を走らせると小雨が降ってくる日向大谷口に到着すると左側に駐車場があって10台ほど車がいる。ヤマップを見るとまだ先にもPがあるので停めずに先に行って見ると工事中の有料パーキングとその先の突き当りに両神山荘があって両神山荘用駐車場らしいのであきらめてさっきの駐車場に戻って車を停めるけど雨が降っているので外に出る気になれない。よく見ると他の車の中にもスタンバってる連中がいる。後からまた何台か車が上がってくるけどだいたい我々のように先に行っては戻ってきて駐車場に入ってくる。しばらくすると停めていた車からぞろぞろと登山客が出てきて身支度しているけどまだ小雨が降っているので僕らは出る気になれなくてぼんやりと眺めている。真上の空は雲もないのにどうして雨ふるのかね。7時ちょっと前になるとようやく雨が上がったので身支度始めるころにはほかの車の登山客はほとんど出発した後。身支度して車道を登りだすと明かりの無いトイレがあるのでさすがにそれをパスすると小ぎれいなトイレがあるのでそこで用を足しているとどうも両神山荘の駐車場はお金を払えば停められるような張り紙がある。500円ってなってかな。両神山荘に向かっていくと1000円って表示もあってどっちがほんとなのかね。車道をそれて近道を通って両神山荘の脇を過ぎて登山道に入る。
登山道には大きな鳥居が掛かっているので立ち止まってお辞儀をして鳥居をくぐる。しばらくは沢沿いの単調な道ををひたすら歩き途中何回か沢を渡る。風はないけれど山影で日差しは無くて結構寒くて手がかじかんでくる。登山道の脇のあちこちに石碑やお札が置かれていてそれぞれになにかを祭ってあるのだろうけれどたくさんありすぎていちいち構っていられない。いい加減歩いたあたりから斜面が急になり折り返しながら登る道になってこのあたりから日差しが入りだして暖かくなるのでウィンドブレーカーを脱いでほとんど夏の恰好になる。折り返しながらなので道を見失いそうになるがピンクのリボンがあちこちに着けられているのでそれほど心配はない。登山者に踏まれたり雨で土が流されて露出した木の根っこだらけだが登山靴で踏まれてつるつるになっているので踏むととにかくすべって転びそうになる。ここまでは登山客もほとんどおらずたまに見かける程度だけどそれでも10人くらいは抜いたろうか。途中両神山はここから2時間の標識がある。さんざん歩いた気がするけどまだ2時間もあるのかよ。清滝小屋につくとベンチがあって数人が休憩している。トイレを借りてものの数分でまた出発する。
鈴が坂、産泰尾根とのぼりが急になる。鈴が坂で七滝沢道へのルートが閉鎖されているのに気が付く帰りは表参道のピストンか。鎖場も何ヶ所があったようだけど岩が滑るので鎖を補助にしているだけであまり意味はないな。ようやく両神神社にたどり着いてあともう少しかなという気になる。両神神社のあたりから軽く雪が積もっていて地面がチョコレートケーキにグラニュー糖をまぶした風情。尾根伝いの道をどんどん登っていくと少しづつ視界がひらけて山頂が近いことがわかる。山頂の手前で別ルートから登山客が登ってくるのに気づく。そのあと岩が露出した山頂につく。
狭い山頂には10名程度の登山客がいて山頂標識で写メをとるのに群がっている。1723.5mなんだね。眺望はいいけど同じくらいの標高の同じような形の山々が周囲を無数に取り囲んでいるだけで下を見下ろして街並みが見えるわけでもなくて全く何の面白みもなくて景色を見る気になれない。結構な風があるので岩陰の風の当たらない場所に陣取ってカロリー補給する。彼女はダウンを着こんで保温している。コンビニパンの袋を見ながらパンを取り出して食べると1個150キロカロリーくらいあるね(笑)6個たべたら1000キロカロリーだな。とんでもない彼女は調理パンばかり買ってきて食べろって勧めるけど胸焼けしそうだから丁重にお断りする。30分も山頂にいたろうかそのころにはいままで大勢いた登山客がほとんどいない。それぞれ岩陰を見つけて陣取っている。
下りは汗をかかないだろうから風よけを着て下り始める。例によって下りは早い。ものの40分程度で清滝小屋につくけど休憩もせずにそのまま通過する。まだまだ大勢の登山客が登っていく。午後は気温が下がる予報だったのに今から登ったら帰りは暗くならないのかな。彼女のペースがあがらなくて何度も僕との距離が開くので度々足を止めて彼女が追いつくのを待つ。そうしていたら後ろから30才前後の若者の3人組が結構なスピードで追いかけてくるのに気づいたので彼女が立ち止まったときにパスさせる。若者組をパスさせたあとで今度はこちらが若者組を追いかける形になる(笑)奴らは追いかけられるのに慣れてないらしく後ろを気にしてちらちら見ながら必死にスピードを上げるけど葦運びが雑になってコケたりときどきルート読みしなくてはならないのであまりスピードがあげられない。彼女は先行者を追いかけまわすのが大得意なのでますますスピードを上げる。とうとう彼らも音を上げて途中にベンチのあるところで道をそれてしまう。もう登山口も近いのにね。こちらはペースを落とさずそのままのスピードで歩き続けるので清滝小屋から85分程度で登山口に到着する。ようやく駐車場に戻ると出発したときの車が9割くらいだろうか。早い奴はいるよね。装備を解いていると先ほどの3人組が下山してきて脇を通っていく。彼女によれば6時半ころ雨が降っているときに一番に登って行った連中らしい。すれ違う全員を覚えてるんだよね。
日帰り入浴を検索すると結局昨晩泊まった両神荘が一番近いので両神荘に向かうと結構な車が駐車している今日は土曜日だものな。前日の宿泊者は日帰り入浴料を割り引いてくれるらしい。汗を流してさっぱりして蕎麦屋を検索するとみち庭という店が高評価でこの時間も営業しているので行ったら閉まっているので再検索するととみたが出てくる。前回二子山の帰りに寄った店。店に入るとお客は誰もいない前回超満員だったけど昼時過ぎればこんなもんだろうね。おなかが空きすぎたので天丼セットを頼んだ。こないだはレジわきにぐちゅぐちゅ柿が50円で売っていたけどもうないな。天丼なんて10何年ぶりだな。彼女もご飯まで全部たべてあ~美味しかった(笑)
そのまま花園ICに向かって高速に乗ると全く渋滞にも引っかからずに順調に帰れたので途中調子が悪くなったポールを返品しに石井スポーツに寄るかということになって神保町に5時に着く。
ポールはレバーの調整が甘かったようで教わって問題ないことがわかった取説よまなくちゃだめだよね。ついでに雪山用のピッケルを2個買った。
彼女に両神山評では両神山は修行登山よねとのこと。登山中の眺望なし、山頂の眺望も感動がない、ドラマチックな場所もない、アスレチックもない、ただひたすらに登って降りるのみの体力養成登山。
百名山なのかもしれないけどもうないな両神山。

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装備・携行品

登った山

両神山

両神山

1,723m

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