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雪山デビュー谷川岳3/LEVEL19

谷川岳( 上信越)

パーティ: 2人 (とっち さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

晴れ。肩の小屋への登りまで無風。暑い。

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 前日水明荘に前泊して、8時に谷川岳ロープウエイ駅に車を停めた。

この登山記録の行程

天神平(09:07)・・・分岐(09:18)・・・熊穴沢避難小屋(09:40)・・・谷川岳肩ノ小屋(10:43)[休憩 5分]・・・トマの耳(10:55)[休憩 15分]・・・オキの耳(11:17)[休憩 20分]・・・トマの耳(11:44)・・・谷川岳肩ノ小屋(11:47)・・・熊穴沢避難小屋(12:35)・・・分岐(12:53)・・・天神平(13:04)

コース

総距離
約6.4km
累積標高差
上り約871m
下り約871m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

冬の水上など観光もないので前日はゆっくりの出発で11時ちょっと前に水上について真直ぐラビエールに向かい丁度開店時間のはずなのにもう3組目だった。ワインのフルボトルを頼みソーセージの盛り合わせを食べながらビザをオーダーして1枚目はプレーンにして2枚目は舞茸ね。チリオイルをかけてワイン飲みながらのピザは美味しいね。続々と客が入ってきて数組待ちになる他にまともな店ないからね(笑)。都内ならこのレベルの店っていくつもあるけどここらだから百名店なんだよね。いい感じで食べたので隣のカフェに入ろうとしたが1時が開店なので水上駅方面に散歩する。天気はいいし遠くに谷川岳が見えるし川沿いの道をプラプラ散歩すると道沿いにはさびれた廃墟のような建物ばかりで鬼怒川と一緒だね。これなんとか処理しないとお客こないじゃん。駅前も数軒の土産物屋があるだけで人気がない何度も来てて土産物なんて買わないよな。
いい時間になったので温泉街に戻り先ほどのカフェでお茶をしてホテルに向かうことにするけどその前に鈴木リンゴ園によってリンゴを買わなくちゃね。鈴木リンゴ園はサンフジが山積みだったけど家用の安いのを沢山かっておまけもつけてもらった。そのあとはコンビニで明日の山飯を買ってホテルにチェックインする。
水上は評価が高いのは高級宿ばかりで安い宿は低評価ばかりなのでKKRならメンテもよかろうと思いどうせ食事しないしね。GOTOのチケットは2枚くれた。案の定キレイだし防音はいいし廊下まできちんと暖房されてて素泊まりには最高だね。お風呂も完全なかけ流しじゃないらしいけど盛大にオーバーフローさせてて気分がいい。肌なじみもよくて長くつかってられるから晩までに3回入った。お昼のピザでおなか一杯で夕食食べる気がしなくて家から持ってきたリンゴを食べて夕食は終わり10時半には寝たかな。翌朝はロープウェイの始業時間が8時半だからゆっくり起きて風呂に入って身支度して朝飯たべて7時半に出発するとき見たらお客の車の数は4台だけだった。
8時前にはロープウェイ駅に車を停めて装備を準備してるとチケットの販売を始めるアナウンスがあって4Fにむかおうとするとどっかのレガシーが来てトナラーされるこんなにガラガラなのになんでトナラーする!!停め直すのも面倒なので彼女をなだめてチケット売り場へ行きGOTOのチケットとモンベルカードで往復を2枚買い乗り場に向かうと100名弱のゴンドラ待ちの客がいるので最後尾にならぶ。並んでいる客の装備を見るとかなりがスポルティバの雪山靴にピッケル、ヘルメット被っているのもいるしザイルをぶら下げてるのもいるこいつら谷川岳初めてなのかよ天気予報見ないで来たのかよそれとも我々がバカチンなのか!!(笑)一人前の外国人はリュックにピッケルを先端が上になるように外付けしていてリュックを少し後ろにずらしてしょっているものだからピッケルが45度くらいでこっちののど元に向いてるんだよね(笑)危ないったらありゃしなくて近づけないけどソーディスだから丁度いいか。
15分ほどで山頂駅について外に踏み出すと絶好の晴天であたりは一面の銀世界!!結構雪も新しい昨晩降ったようなかんじだよねでもなんか気持ち悪いくらい暖かいまるで春スキーの陽気だよ。ゴンドラから降りた登山客はみなアイゼンを装着しているので我々もスペースを見つけてアイゼンをつけるアイゼンデビューね。しばらくノーアイゼンで登ってみて様子を見てから付けるからなんてほざいているカップルの男がいる(笑)そんなの廻り見れば無理じゃん。アイゼンをつけて歩き出すと踏み跡は50センチの幅くらいしかなく1列でのぼるしかないから爆走は無理だな。積雪は50センチくらいかな雪は結構締まっていてアイゼンにはちょうどいい感じ何ヶ所か岩で段差になっているけど氷に爪が食い込むから登りやすい。登り始めからすぐに指がかぢかんでくる手袋2重にしてるけど体が温まるまではどうしようもない。しばらく歩くとウエアを脱いだり着たりで休憩する連中が出てくるけどそれ以外は前後はずっと同じメンツ。ゴンドラに乗るとき一緒だった外人も一緒。避難小屋を過ぎるとのぼりが急になるとようやく体が温まってきて指のかじかみがなおるしだいぶ汗をかいてきたのでアウターシェルを脱ぐが彼女はすでに長T1枚になっている。ここらあたりでもう下山してくる連中がいる上でテント泊したのだろうか。避難小屋をすぎると間もなく森林限界を超えて周りは笹しかなくなるので風がでてきて先行者たちが尾根沿いに登っていくのがよく見える。アイゼンの重さと雪で地面からの反発が得られないことでかなり脚がきつくなり汗だくになるが天狗の留場とザンゲ岩を過ぎて登っていくと下山者が登り客を避けてルートをとったりするのでだいぶ踏み跡もばらけて来て適当にルートが取れるようになる。
何とか肩の小屋にたどり着いて小屋脇のベンチにリュックを置くと結構な人数の登山客がたむろしていて万太郎山への稜線や遠くには富士山の山頂もよく見える。しばらく遅れて斜面を上がってきた彼女にトイレに行くよう声を掛けてリュックを預かるがすぐ戻ってきてトイレが使えないといってトイレの周りが用を足した跡だらけだと顔をしかめてると山岳指導員かなにかの名札を付けた男性がトイレの陰でやってきちゃえばいいんですよなんて声を掛けてきてポンチョか何かの陰で用を足す人もいますよなんて。冬山ってみなトイレを締めちゃうのかね茂みもなくてどうやってしろっていうんだろうね。ここからどんどん風が強くなるのでアウターシェルを彼女もフリースを着て防寒対策をして早々にまた歩き出すと木の階段が雪に埋まっている昨年の5月だかに始めて谷川岳に来た時にここが残雪に埋まっていたのを思い出す。しばらくしてトマの耳につくので写メをとってちょっと離れた東側にスペースを取ってカロリー補給でコンビニパンとお菓子を平らげる。ようやく初雪山の山頂にたどり着いたのでもっと感動するかとおもったがあまり感動がない。よく考えると昔スキーの時にお山の山頂で見た景色と一緒じゃんデジャヴだよななんて。夏に来たときは下の方の景色がよく見てた気がしたけど今回は全然下の景色が見えなくて雪があるとただただ白いだけでなにがどこってわかんないのかな。パンをがっついていたらすぐ後ろにスキーを履いた外人が来てスキーからシールを外しているシールで登ってきて滑って降りるんだろうか。彼女がなにか言葉を交わしていて昨日来たときはなんてしゃべっているこいつら毎日来てるんかい。
食べ終わったのでオキの耳に向かう。踏み跡がまた細くなってバランスを取るのが難しくなる。振り返るとトマの耳がまあるいおにぎり状にそびえたっているのが見えて頂上に登山者が群がっているのが見える。トマの耳はこっちから見たほうが迫力あるね。オキの耳にたどり着くとまだ先に踏み跡がある。もうちょっと行って見ようよなんて脚を進めてみると先に数人のグループがいて最後尾が若い女性だけどこいつが図々しい奴で何度も止まっては同行者の写真を撮るその間数十秒、撮り終えると済みませんでしたなんて言うけどどこうともしない。トレース跡が狭くて避けようもないのに頭来るよな。石の鳥居があって富士浅間神社奥の院なんて書いてある鳥居をくぐって回り込むとちょっと小高くなっている今日はここまでにしよう。帰ってヤマケイの登山ルートを見るとその先にノゾキっていう一ノ倉沢を見下ろすポイントがあったらしい。行って見たかったな次回はぜひ行って見よう。
万太郎山のほうからかなりの勢いでガスが押してくるのが見えたので、急いで折り返してオキの耳、トマの耳とくだっていく。下り坂は僕はおり方が違っていて大股でかかとからずぼずぼ雪に穴をあけて降りていくので超早いけどみんな普通の下り斜面を下りる降り方だよね。肩の小屋あたりでガスに追いつかれたけどそれ以上はガスも降りてこない地形で決まっているんだろうな。天狗の留場を過ぎるあたりからだいぶ雪が緩んできたので岩場はもう雪がなくてアイゼンでどこを踏んだらよいのかよくわからない露出した岩をアイゼンで踏むとすべるんだよね。どうやって歩くのが正解なんだろう。先に3人のジイサングループがのたのた歩いているので追い越したいんだけどトレース跡が狭くなってきたのとまだこれからの登り客とすれ違いで彼女がスピードを上げられず追いつくのを待っているとまたジイサンに離されるそんなことを繰り返しながら避難小屋についたら若造3人組に抜かされていたけど若造たちは避難小屋で一休みするらしい。避難小屋の手前から樹林帯に入り日当たりが悪くなって雪がまた締まってきたので歩きやすくなる。避難小屋をパスすると前後にあまり人がいなくなりスピードを上げると登りの肩の小屋で話しかけてきたなんとか指導員が圧を発散しながら追いかけてくるので登り客とすれ違いの場所で指導員をパスして先に進むとほどなくしてゴンドラ駅に到着する。
9時15分から歩き始めて13時到着だね正味3時間ちょっと。他の下りの登山客はほとんどいないのでもしかしたら結構早く降りてきたのかもしれない。ぐんまちゃんと記念撮影してアイゼンを外してリュックにしまい下りのゴンドラに乗り込む。山麓駅に到着して駐車場に直行して装備を解いて車を出発させる。昨日のKKRに電話すると日帰り入浴はやっていない。ここら辺の日帰り入浴施設はほぼほぼ制覇したんだよねどこ行こうなんて言ってるうちに湯檜曽まできて角彌が近いことを思い出して調べるとまだ営業しているので風呂より先に蕎麦食べよう。角彌は3組くらい待っていたけど回転が速くてすぐ入店した。彼女は登山用靴下なのでブーツがはけずKKRの使い捨てスリッパのままご入店(笑)一番奥のテーブルに通され蕎麦3人前とシイタケ天ぷらを頼むと巨大な蕎麦の山盛りせいろが運ばれてきて一瞬後悔したけど食べ進めるとなんのことはなくてあっという間に完食してしまう。また日帰り入浴を検索して出てきたのが、みなかみ町営温泉三峰の湯でちょっと遠いけど行って見ることにする。思いのほか遠くてだいぶ山の中に入ってから到着すると掘っ立て小屋の風情でとても安い入浴料400円を払って中に入ると脱衣場に体が真っ赤になった男性が数人いるそんな長湯するほどいい湯かよ。登山着を脱いで入ると狭い洗い場で体を洗って湯に入るとかけ流しなのか盛大にオーバーフローした湯を流している。アルカリ泉らしくちょっととろみがあって肌なじみがよくていくらでも入っていられる湯だよ。彼女と約束した時間ぎりぎりまで湯につかってから上がって脱衣所にいくと地元のおっさん連中が続々と入ってきて今日は夕日がきれいだよってあいさつ代わり風呂場に入って露天の浴槽に肘をついてみんなで夕日を眺めている後で聞いたら女風呂もおなじだって習慣にしてるんだろうね。風呂を上がって月夜野ICから高速にのって赤城高原SAでコーヒーを飲んで帰途につく。正味2時間くらいで到着する。紅葉シーズンが終わったからかコロナの感染率が上がってきたからか渋滞なしで帰れるのはありがたい。
初雪山は無事に終了しましたとさ。よかったね。

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装備・携行品

登った山

谷川岳

谷川岳

1,977m

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