行程・コース
この登山記録の行程
【1日目】
親川(09:30)・・・丹波天平(11:38)[休憩 22分]・・・サオラ峠(12:49)[休憩 2分]・・・三条ノ湯(14:40)
【2日目】
三条ノ湯(06:30)・・・三条ダルミ(08:35)[休憩 5分]・・・雲取山(09:38)[休憩 25分]・・・小雲取山(10:20)・・・雲取奥多摩小屋(10:40)・・・ブナ坂(11:00)・・・七ツ石小屋(11:26)[休憩 23分]・・・堂所(12:17)・・・小袖乗越(13:11)・・・鴨沢(13:31)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
私の場合、今回の一番の目的は三条の湯に泊ることでした。近年あちこちで、登山道の崩落が報告されますが、お祭りバス停から三条の湯に行く最短ルートも現在は通行止めになっています。やむを得ず、親川バス停からの天平尾根を利用しましたが、時間はかかりますがとても良いコースでした。登山口からしばらくは登りが続きますが、丹波天平に近づくと落ち葉に包まれた森の中を歩き、好天に恵まれたことも重なり、気持ちよく歩くことが出来ました。ただし、道のほとんどは落ち葉に覆われ、ピンクテープの間隔が長いので、どこが登山道なのか度々悩みながら進みました。初日は三条の湯を楽しみ、地元食材を多く利用したヘルシーな夕食を堪能しました。翌朝は明るくなるのを待ち、6時半に出発です。道は分かりやすいのですが、トラバースするような道が多く、あまり広くありません。加えて落ち葉が積り、意外に歩きにくい道でした。万一足を滑らせると谷底は深く、大事故につながる恐れがあります。そのような状況なため、しばらくは慎重に歩きました。三条ダルミからは傾斜がきつくなりますが、ここを登り切れば雲取山の山頂です。途中の道からも富士山は見えていましたが、山頂からの富士山は格別です。この日は雪の南アルプス、北アルプスなどもはっきり確認できメンバー皆大満足です。この先は鴨沢に下りますが、14時前のバスに間に合うか微妙な時間です。このため七つ石山のピークには寄らずにまきみちを選択し、七ツ石小屋に向かい、昼食を取りました。そこから先の道は進むにつれて歩きやすくなるので、徐々にペースが速くなり、最終的には20分以上のゆとりでバスに間に合いました。新緑や紅葉の時期にも歩いてみたいコースです。