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未踏の山へ・・・雲取山の尾根上《笠取山多摩川源流》

笠取山( 関東)

パーティ: 2人 (スーさん さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 自宅より関越道高崎ICより東京方面に
鶴ヶ島ICで高速を降り
国道407号ともろもろ走って飯能市商店街通過
そして青梅市軍畑駅入口交差点へ
ここからは国道411号(青梅街道)奥多摩湖を越して
丹波渓谷を越し落合キャンプ場(解らなかったな)の先を右折
大切峠を越して登山口駐車場(作場平橋)へ

この登山記録の行程

【車移動】
             自宅     3:50
  7:02    作場平橋駐車場
【山歩き】
          作場平橋駐車場   7:25
  7:52     一休坂分岐
  8:42      笠取小屋    8:45
  8:53      雁峠分岐    8:56
  9:04       雁峠     9:06
  9:14     小さな分水嶺   9:15
  9:34    笠取山第一山頂   9:35
  9:41      笠取山     9:42
  9:49     水干尾根
  9:58      水干     10:33
 10:44    ちいさな分水嶺  10:45
 10:53     笠取小屋
 11:03     ヤブ沢峠
 11:27    一休坂分岐
 11:40   作場平橋駐車場
【車移動】
         作場平橋駐車場  11:50
 12:50   みとみ笛吹の湯
入浴料金    JAF割り 410円
   登山口からの距離 37.4km
    〃    時間  1時間
※ 入場者制限有り   8名(超えると呼ばれるまで待機待ちです)
  検温と住所氏名記載 
     〃   時間
 17:05     自宅

コース

総距離
約10.5km
累積標高差
上り約815m
下り約815m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

 都会を抜けていく山は登山口まで時間がかかりますネ、関越道と一般道で飯能市の街を抜けて青梅の軍畑へ抜けて多摩湖を越して丹波へ3時間強かけて到着。帰りは大菩薩、雁坂トンネル経由で帰宅する。

 
【山歩き】
 登山口駐車場は結構広くすでに数台止まっていました、トイレの道路反対側に登山口があり広い道が続いています、丸太を横に並べて登山路に埋め込んであったり、石畳があったりして緩やかに沢の隣の登山路を登っていきます、沢の音はいいですね、そして水の色は透明で沢底がしっかり見える、東京の水源地は伊達ではないですね、ベンチを二つ越して「一休坂」に到着して体温調整でシャツを脱ぐ、

 青空の下霜柱を踏みつける音が足元から、上を見上げればすっかり落葉した木の隙間から真っ青な青空が気持ちいいですよ、それと沢が多いので橋が多く出てきます、途中より木立の間に富士山が見えだしてきて山頂での展望が待ち遠しくなって来ました、登山路は九十九折も出てきますが先に目印リボンと踏み跡が在りショートカットを繰り返して水場のある階段に来ると上に小屋の屋根が見えます、水場には2か所の水がトイからしっかりと出ていました、夏も枯れないのではないかな?小屋に着くと、小屋内から勢いよく吠えながらワンちゃんが走って寄ってきました(妻は恐怖を感じたそうです)

 そして道路反対側を見ると鹿の群れが食事中でした下山時も会えることを期待しましたが残念いませんでした、小屋からも整備された道を登り広々とした草原の丘に出ると雁峠分岐にここで防寒風対策をカッパの代用で済ませて雁峠へ行って見ます、

 やっと登山路らしい道となって雁峠小屋の廃屋を過ぎると霜で白くなったベンチがたくさん並んだ峠に到着、

 初めての山で勝手がわからないので先に行きます、まずは分水峰へどうなっているのかな、ここに降った雨が東西南北へ流れ東側は荒川へ、西側は富士川へ、南側は奥多摩湖へ流れて多摩川へと流れていくそうです、

 これからが正念場の西峰への急直登、振り返れば富士山を見ながら距離はそんなにありませんので時間はかかりませんね、山頂からの展望は富士山を始め後はどの山か同定不可(てっきりここが山頂かと思いました)岩とシャクナゲの岩稜線を進んで行くと又しても笠取山の山頂表示が、あちゃ・・・これから先に水干へ下るピークを探しながら岩ピークを越して注意しないと解からない分岐看板で細い急下りをして広い登山路に出ました

 降りきった源流の道登山路には立派分岐柱がありこれに従って右の水干へすぐに着きますよ、広く良い道です、ここの岩上には水神社の石碑がありこの先にベンチでランチ休憩、(今までの寒風がうそのようはひと時)

 その後は妻が登りで気づかなかった分水石柱を見に再度分水嶺に登ってから小屋まで降りる、ここからヤブ沢峠までの道は林道でした、

 峠よりヤブ沢へ向かっていく道は沢沿いの気持ちいい道、ちいさな沢を横切る所は全て橋が架かっていて一体幾つの橋を渡ったのだろうか、(妻いわく50は固いと言いていました?)沢沿いの道は歩きやすいし展望は無くもこの景色と雰囲気の良い道で苦無く登りの分岐にたどり着いて登山口まであっという間でしたね、小屋までの遊歩道、山頂稜線の岩歩きそして下山の沢横歩きと変化かある山歩きで妻は満足そうでした、難点は前橋から都会を通るので車運転が問題ですね。

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フォトギャラリー:52枚

いきなり第一分岐(一休坂分岐)
源流の道を歩きます

上を見上げれば素晴らしい青空
後は富士山が見えることを期待します

第二分岐点(一休坂)を出発
それにしても整備が行き届いた道が続きます

こんな穏やかな道を歩いて行きます

途中樹間より富士山を発見した付近の案内板(東京水道局発行のパンフレットと同じイラスト地図です)源流の道・・・水干ゾーン

イラスト現在地で一枚

沢(小さな沢も)は渡渉でなく全て橋がかかっています

沢を流れる水としぶきがコケに着いたら・・・つららに

冬ですね
沢の小さな滝と氷(つらら)

小滝のしぶきとツララ

正面にこんな階段が
この手前で小屋の屋根を確認できました

階段脇左右に水場のトイが
こちら(向かって右)は勢いよく流れています

ドラム缶が受け手のトイ(向かって左)からはちょっと細い水が流れています
小屋下の水場です

小屋に到着したかと思ったら
管理人のワンちゃんが飛び出したきました(妻は恐怖だったそうです)
小屋脇には軽トラが2台・・・ここまで車で?

小屋を挟んでトイレ側の斜面は小動物園
奈良の鹿公園には負けますけどネ、

鹿の群れが食事中です

鹿と別れて横に埋め込まれた木道の上を歩いて
雁峠分岐
防風対策でカッパを着用して

分水路ピーク鞍部より
笠取山(この時はそう思っていました)の急登斜面を見る

本日の山道歩きで
雁峠小屋(廃屋)前の分岐
雲取山まで17.3㎞

雁坂峠に到着
タイムが地図に記載されていないので一体どの位かかるか不明でしたが10分で到着

霜の着いたベンチと景色
富士山が見えるかなの期待も外れ
風が冷たくすぐに退散

分水嶺への途中より
隙間楊枝(たとえが悪い・・・ごめんなさい)と富士山

出た
分水嶺ピーク(小高い丘)より望む富士山

分水嶺の石柱・・・三角点みたいですね(違いますけど)

三面にこれからたどり着く川の名前が
東京都の荒川は東京湾へ

山梨県の富士川へ

これも東京都の水瓶を経て多摩川へ
それぞれ流れ込む分水点です(小高い丘)

分水嶺を少し下った先より
まっすぐ伸びる登山路(防火帯だそうです)

激急登もほんの少し、
ここまで来てやっと登山らしくなって来ました

登り切ったピークは
笠取山山頂の一つ目・・・この時はまさかこの先にもピークあるとは思っていないですよ

そうでしょう、
ちゃんと笠取山、山梨100名山と書かれた標柱が???
そん先には富士山がはっきり見えます

なんでこうなるの???
真っ白の白とび

かくれんぼ中の妻と富士山

きれいな富士山
群馬から見た富士山より大きくすそ野も長く綺麗ですよ

先の稜線を進みます
シャクナゲと岩稜線で
楽しい時間です

えー
2回目の笠取山山頂に到着???
こちらが本峰でしょうね

展望は正面の富士山
後はシャクナゲ

幾つか岩ピークを越して降りてきました

目の前のピーク(最後と思った)を登ると
この展望

そして富士山

ピークより水干へ下る道があるはずと目を凝らして探したら
木に挟まっていた白い案内板
見逃して稜線をもっと歩く登山者もいることでしょう

細い下り道も途中よりはっきりした登山路に

降りきった所は
広い源流の道でした
降りてきた方向には案内表示は無く3方だけの案内表示丁字路でした

すぐに「水干(みずひ)」に到着
ここが、多摩川源流地点です(後ろの岩下に穴がありますが水は出ていません)。

水干の所のベンチで早ランチ(10時のおやつ)となりました
だって風もなく日射しがあり温かい。
妻自家製の干し柿もありますよ

水干の上の岩上に
水神社の石看板がありました

ベンチにちょい先分岐より

妻が見落とした水分岐石柱を見に
再び分水嶺に登りました。
石柱と一つ目の笠取山山頂を見ます
登らなくも平行移動で小屋まで戻れますけどネ

分水嶺のうんちくが表示されていました。
一つ勉強になりましたね、

笠取小屋よりヤブ沢峠までの道は林道ですよ。
これで納得小屋に在った軽トラはここを走ってきたのですね。

峠よりヤブ沢コースは
憩いの登山路となっていますよ、
沢の音を聞きながらきれいな水を見ながら、足元を濡らすドボンも無く(沢渡渉はなく橋をいっぱい渡ります)
雰囲気良い登山路ですよ

でも長く感じたのは(峠より20分ですが)疲れのせいかな。
登りはじめの分岐に着き、やっと先が見えてきて未知の山歩き(地図を広げることも無く歩けますね)は終了です。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え 地図
コンパス 腕時計 カメラ ナイフ ホイッスル 熊鈴・ベアスプレー
非常食 行動食 テーピングテープ トレッキングポール ライター

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登った山

笠取山

笠取山

1,953m

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