行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
精進湖畔にあるパノラマ台入口の向かいの駐車スペースに停めさせてもらった。
積雪などはないが、低温になってきているので路面凍結に注意。
この登山記録の行程
パノラマ台入口(08:06)…かどや(08:16)…女坂峠(09:06)…三方分山(09:42)…精進山(09:54)…精進峠(10:26)…根子峠(10:58)…パノラマ台入口(11:19)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
三方分山や精進峠から眺める富士山の構図が好きなので、今回は三方分山をハイキングする事にした。
自分は早い時間に登って早い時間に撤収するのが好きだが、あまりにも早い時間に登ると富士山が暗かったり逆光で見えにくかったりするので、今回は少しだけ出発を遅らせて登ってみる事にした。
ハイキングを開始したのは朝の8時過ぎ…これなら三方分山山頂に着くのは10時頃になるだろうと予測し、時間は遅いほうが日が高くなり逆光にならないのでゆっくり歩いてみた。
麓から女坂峠までは意外に急勾配があり、特に序盤の堰堤がある辺りの勾配がきつい。
岩や石がゴロゴロしている場所もあり歩きにくさを感じる場面もあった。
序盤に丸太の橋が架けられている場所が何箇所かあるが、最初の丸太橋はどうも信用が出来ず乗らないようにしている。
天気は良いが気温は0度辺りで、中厚手のアンダーウェアの上に比較的軽量なソフトシェルジャケット(モンベルのライトシェル)を着ていたが、無風状態だと暑く感じ上着を脱ぎたい気分がずっと続いていた。
この山域は、冬は風が冷たく稜線に出ると体感温度が急変するので油断出来ない。
暑くても上着は脱がず、ジッパーを半分ほど開け袖まくりもして身体を冷やすようにした。
女坂峠から先は稜線歩きとなり予想通り冷たい風が襲ってきたので、上着のジッパーを上げて袖も元に戻して寒さに備えた。
三方分山までのルートは、急勾配で砂の混じった滑りやすい箇所があり、下りだと怖いなと思う箇所もある。
せめてもの救いは、標高がそんなに高くなく行程も短く済むという事。
綺麗に刈り取られたクマザサに挟まれ、急勾配が終わり穏やかなコースに変わったら山頂はもうすぐ。
三方分山の山頂は木々に囲まれているが、富士山方面の眺望は良くなっておりこの山域ならではの富士山の構図を楽しめる。
時刻は9時40分頃で富士山の方向はまだ逆光…撮影すると富士山はやはり暗く写ってしまう。
撮影するなら正午頃に来ないと綺麗に撮れないかな。
三方分山を出発し、穏やかな稜線を歩いたら短時間で精進山を通過。
精進峠はまだ先だが、腹に違和感を感じるようになり下痢が心配になってきた。
やがて急勾配の下りが始まり、大きな段差や滑りやすい砂の上で気を張るので腹の痛みは一時的に治まった。
精進峠手前の岩稜で富士山を撮影しようと思ったが、やはりここでも逆光で暗く写ってしまい、明るく綺麗に撮影が出来なかった。
腹の調子が心配だったが、精進峠では下山せずパノラマ台方向へ向かう事にした。
やがて腹がギュルギュルと鳴りだし、精進峠で下山しなかった事を後悔しながら根子峠へ向かう羽目になってしまった。
精進峠と根子峠の間はそれなりに離れているので、下痢になってしまうとこの長さが精神的にも堪えてしまう。
パノラマ台など向かう気にはとてもならず、根子峠でそのまま下山する事にして小走りで移動した。
小走りになった途端、麓から登ってきたハイカーとどんどんすれ違う。
狭い箇所では登りのハイカーに道を譲るので、立ち止まっている時間が非常にもどかしい。
根子峠からパノラマ台入口まで20分ほどの移動で済み、下山後は速攻で他手合浜に駆け込んだ。
朝起きて自宅のトイレで用を足し、ハイキング開始前にも他手合浜のトイレでも用を足したのだが、今回のような事態になってしまった。
事前の食事などもちゃんと考えておかないといけないなと思い、今後は改善するよう努めたいと思う。
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ハイキング開始前。
日の出後の精進湖畔。
今回のスタートとゴール地点のパノラマ台入口。
しばらくは湖畔沿いの道を歩く。
気温は湖畔で0度くらい。
「かどや」と言うお店のある交差点で、湖畔沿いの道から脇道に入り山のある方向へ歩いていく。
途中にある諏訪神社に寄りお参りする。
諏訪神社の境内にある精進の大杉。
住宅地の間の石畳の道を歩いていく。
舗装路が終わり本格的な登山道に変わる。
石や砂が多く歩きにくい箇所も多い。
良く整備されたコースの印象が強いが、意外に勾配のきつい箇所が多い。
1時間ほど歩いて女坂峠。
気温は相変わらず0度か氷点下1度くらいだが、稜線に出ると時折り冷たい風が吹いてきて気温以上に寒さを感じる。
稜線上は最初は歩きやすそうな印象があるが、勾配がきつい区間や砂で滑りやすい区間がある。
コースのすぐ横に断崖があったりするので注意を要する場所もある。
急勾配を越えると山頂周辺は穏やかな道に変わり歩きやすい。
三方分山山頂。
三方分山山頂の眺望。
三方分山から精進山や精進峠方面へ歩いていく。
しばらく歩きやすい道が続き。
小さなアップダウンの後に割りと早く辿り着く精進山山頂。
精進山山頂の三角点。
精進峠へ向かうには、ゴツゴツした下り坂を滑らないよう注意しながら歩いていく。
精進峠の近くにある岩場からの眺望。
眺望は素晴らしいが、足元は怖いので注意する事。
精進峠。
この辺りでお腹に違和感を感じていたので、ここから精進湖に下れば良かったのだが。
我慢してパノラマ台まで行こうと思ったら、腹がギュルギュルと鳴り出してしまいパノラマ台は諦めて根子峠で下る事にした。
根子峠からの下り。
トレランに近いようなペースで下っていく羽目になった。
ちょっとした階段や段差が腹に来るし、時間的に多くのハイカーが登ってくるので、道を譲る時間も多くなり我慢の時間が続く。
結果的に麓のトイレへは間に合った。
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
傘 | タオル | 帽子 | グローブ | 着替え | 地図 |
コンパス | 腕時計 | カメラ | ナイフ | ツエルト | 健康保険証 |
ホイッスル | 医療品 | 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 |
行動食 | テーピングテープ | 軽アイゼン | トレッキングポール | GPS機器 | ストーブ |
ライター | クッカー |
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