• このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

大山夏道撤退登山

大山( 中国・四国)

パーティ: 3人 (いずみやま さん 、ほか2名)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

行程・コース

天候

☁-2℃ 上部はガス&強風

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 米子道で溝口ICから大山寺南光河原駐車場

この登山記録の行程

南光河原Ⓟ9:26→10:30 5合目10:35→6合避難小屋10:54→8合11:45→12:15 6合避難小屋12:50→行者分岐13:05→元谷13:35→大神山神社14:05→南光河原ⓟ14:25⇒津山16:30

コース

総距離
約5.8km
累積標高差
上り約916m
下り約947m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

↑1,085m↓1,021m 6.9km 5:04分 11,153歩
朝7時半、ちょっとゆっくり目に出発。久世から米子道で溝口ICへ、山麓道路で正面道から大山寺へ向かいます。南光河原ⓟは除雪してなくて、ぼこぼこのスペースに苦労して駐車します。

支度をして、昨日も7合まで往復されたという地元の方とスタートです。のっけから1m以上の積雪があり、本格的雪山の様相。地蔵堂の上で、早々と下ってこられる方がいる。

我々と先導の地元の方そして後続と、ルート開拓は心配ない。4合過ぎの急騰を登っているとき、バキンドドド―と轟音と伴に枝の雪が落下した。雪の重みに耐えかね枝が折れたようだ。下にいたら無事ではすまない。

5合目で、下山されてきた御仁に上の状況を聞くと、6合上は強風とガスが激しく、8合で折り返されたようだ。何人も登って行く人がいたそうで、頂上まで開拓出来ている可能性はある。期待しながら6合避難小屋を目指します。

5合を出発してすぐに、行者分れを過ぎる頃から雪質が変わり足もとが崩れ始めた。
高度が上がり、水分の少ないアスピリンスノーに近づいたのだ。

6合到着は、10時50分過ぎ。一休み、ここでアイゼン装着。昨日7合まで登られた御仁もアイゼンを準備されている。下山されてこられた方々も8合で折り返されていた。
8合は稜線直下1,580m付近。その上は山頂まで吹き曝しの山頂台地が500mほど続く。

我々も行けるところまでと云うことで8合を目指すことにする。尾根に上がると様相が一変した。強風にさらされ、地吹雪が始まり、急登と合わせて厳しい登山道になった。
メガネは曇るし、頬は寒さでしびれ、鼻水も凍る。風速1mで体感温度は1度下がるというから、氷点下十数度だ。7合付近の雪庇の陰でアウトシェルを羽織る。

耐風姿勢をとりながら、さらに上って行くと上から数人パーティーが下ってこられた。
その上でも2人パーティさんが下ってこられ、無理しないでと言葉をいただいた。

その後もさらに上を目指すが、登山道も風に埋もれ時々ロストしそう、10m先の仲間を追うのも儘ならない。あたりはガスでホワイトアウト、山SKIなら雪面が見えない状態だ。

やっと8合へ着きましたが、吹雪はさらに強く尾根を吹き上げてきます。風の合間に若干明暗の違う頂上台地が見えているような気がしますが、良く判りません。

3人交代で今日最高点の画像を撮り、速やかに下りに向かいます。しばらく下るとルート標示のブルーポールを持った2人組が登ってこられた。山頂小屋ルートに設置されるのだろう。ご苦労さんですと言葉を交わすが、風で聞こえない。

6合まで降りて一安心。ここは風裏になって、ガスで視界がないことを除けば別世界だ。
12時過ぎ、ここでお昼にする。

昼休憩後、下山は行者道を下り、元谷へ降ります。途中で、知る人ぞ知るショートカット、ふかふか深雪を堪能します。元谷に降りると、ガスの下。北壁から見上げると、山頂稜線はガスに覆われている。元谷小屋の下にテントが1張り立っていた。

治山林道へ合流し下宝珠越え分岐から大神山神社へ下りました。神社境内の積雪は130㎝はありそうです。いつもは滑る石畳を下るのですが、今日は雪の通路をアイゼン装着で下ります。

大山寺へ下山し、14:25分無事駐車地へ帰着しました。
同行くださったお2人、 (人’’▽`)ありがとう☆山でした…

続きを読む

フォトギャラリー:23枚

両側雪の壁
登山口へ向かう

夏道を登る

5合目の眺望

アイゼンつけて6合出発

エビのしっぽが大きく育っている

8合目Mさん登頂

今日はここまで
8合目で引き返す

エビのしっぽを後に下る

6合上部で一瞬下界が見えた

樹氷を潜って下山

行者ルートを下る

樹氷を堪能

元谷まで下山

宝珠尾根

元谷 稜線はガスに覆われる

治山林道へ合流

大神山神社へ下山

駐車地へ無事下山

すべての写真を見る

装備・携行品

みんなのコメント

ログインして登山記録にコメントや質問を残しましょう

関連する山岳最新情報

登山計画を立てる