登山記録詳細

雪山登山
参考になった 4
樹氷がなくても素晴らしい綿向山(イハイガ岳、竜王山) 綿向山、イハイガ岳、竜王山(東海・北陸・近畿)
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記録したユーザー

Yamakaeru さん
  • 日程

    2020年12月27日(日)

  • パーティ

    4人 (Yamakaeru さん 、ほか3名)

  • 登山口へのアクセス

    マイカー
    その他:目印としてはカーナビには「西明禅寺」をセット。 西明禅寺の手前にバス停の駐車場があり、綺麗なトイレもある。登山口の駐車場は西明寺の前のバス停を右に折れて、道なりに500mほど進んだところに綿向山用の御幸橋駐車場がある(西明禅寺手前で登山口の看板を見落とさなければ直接、駐車場に右折して行ける)。御幸橋駐車場は大きく、その少し上にも駐車場があるので、全体的にかなりの台数が駐車可能。

  • 天候

    晴れ

この登山記録の行程

御幸橋駐車場(07:25)・・・夫婦松・・・ヒミズ谷出合小屋(07:40)・・・あざみ小舎五合目小屋(08:23)・・・七合目・行者コパ(08:39)・・・綿向山・山頂(09:01)・・・幸せのブナ変木(09:24)・・・イハイガ岳(10):14)・・・(11:03~昼食~11:25)・・・竜王山分岐(11:33)・・・鉄塔・・・竜王山・山頂(12:36)・・・千畳平・・・竜王山登山口・・・<林道>・・・御幸橋駐車場(13:20)


総距離 約12.4km 累積標高差 上り:約1,338m
下り:約1,340m
帰省登山の第一弾は定番の一つ、綿向山。
ワカンにアイゼンと、気合を入れてフル装備一式を持ち帰ったので、一刻も早く雪山を楽しみたくて仕方がない。
久しぶりに合流した山メンバーとともに、真っ暗な5時に家を出発。一路、綿向山へ。
このメンバーとは過去いろんな山を共にしているが、よく考えたら揃って綿向山に行くのはこれが初めて。毎年登っている山なのに不思議な話だ。
7時25分、駐車場に到着。
「冬と言えば綿向山」だけあって、登山者も多い。
しかし、困った事に、どこを見渡しても雪がない。いつもなら駐車場もすっぽり埋もれているハズなのに。山頂まで行けば積雪もあるだろうが、この様子ではワカンは不要とアイゼンのみをザックに入れて出発する。
雪は無くとも、久しぶりのメンバーと同行する登山は楽しい。何より歩くペースが心地よい。
五合目の避難小屋で、ようやく地面が白くなる。各自、アイゼンを装着するが、自分はまだ歩けそうだったのでつぼ足のままで進むことにする。
7合目に到着。ここから冬道に切り替わり直登モードになる。例年であれば、樹氷がチラホラ出てくるのもこの近辺だが、エビの尻尾はあっても透き通った氷を纏った枝は見当たらなかった。雪自体も少ないが、まだ冷え込みが足りていないのかも知れない。
アイゼン装着を考えたが面倒だったのでそのまま登る。登りコース上一番の急登につき、履いた方が無難だが、今日の雪質であればキックステップだけで十分登ることができる。
登りきったところに木のトンネルが出現。樹に囲まれるように登山道が延びている。光り輝くトンネルを期待していたのに、やはりここにも樹氷は無かった。
トンネルを進むとその先にケルンのシルエットが見えてくる。ひと際大きなケルンで綿向山頂のシンボルになっている。
山頂に立つと一気に視界が開ける。前方には丸みを帯びた大きな山、雨乞岳が見える。その右側には御在所岳。さらに特徴的なピークを持つ鎌ヶ岳が続く。どの山も真っ白に化粧をしている。山並はさらに右に向くと、太陽に反射してキラキラと輝く伊勢の海も見えている。ここまでクリアーに見渡せたるのは久しぶりだ。
綿向山から眺めた雨乞岳と鎌ヶ岳はお気に入りの風景の一つ。どっしりし構える雨乞岳を見ているといつか時間を取ってピストンしたいと思う。コース上には藪が多いので十分な積雪が条件となるが、その分、長い距離のラッセルが必要になるため、それなりの体力と時間と覚悟を以って挑まないといけないが。。。
さて、綿向山恒例の幸せの輪っかくぐりを兼ねて、雨乞岳とはいかないがその手前にあるイハイガ岳まで足を延ばしてみる。
幸せの輪っかとは稜線上にあるブナの変木のことで、樹の幹が変形をして丁度人が通れるくらいの不思議な輪が出来上がっている。ルートのすぐ脇にあり、看板が出ているので見落とすことはない。素通りせずに、是非、世界平和を祈ってTRYして欲しい。 :)
稜線に出ると、風が強いためか樹木は殆ど生えていない。見晴らしがよく、白くなった稜線がカーブを描くように雨乞岳の方に向かって延びている。ちょっとした積雪時の高山を歩いている気分になる。
歩く度にパウダースノーが舞い上がる。雪を踏む感触が心地よい。陽射しが強く、寒いどころか、動いているとむしろ暑いくらい。
アップダウンを繰り返してイハイガ岳に到着。山頂といっても、藪山なので眺望は殆どない。イハイガ岳という変わった名前をしているが、麓から見た形が位牌が立っているように見えることからその名がついたが、そのままでは縁起が悪いのでカタカナにしたと以前、綿向山で出会った方に聞いたことがある。最初から位牌ではなく無難な「駒」にでもしておけばよかったのにと勝手な想像をする。そんなことを考えているとなんとなくその山にも愛着が湧いてくる。
折り返して、稜線上の特に見晴らしの良い場所を確保して昼食をとる。
下山は、竜王山経由のルートを選択する。分岐点から急斜面を降るため、特にクラスト時等は馴れていない方は使わない方が無難だと思う。
竜王山へのコースは、登り一辺倒だった綿向山に比べて、アップダウンの変化が激しい。そのため見えている以上に長く感じる。「山頂か!」と偽ピークに2回ほど騙されながら進む。鉄塔まで来ると竜王山の山頂もあと少し。しかし、どうみても偽ピークの方が高いのでは?と思うのは自分だけだろうか。
目前に大きな杉が現れると、そこが山頂。ピーク感は全く、ついでに眺望もない。コースは山頂を起点に左へと直角に折れて谷へと降っていく。中部電力が整備したと言われる急な階段が千畳平まで続いているが、これはこれで滑りやすく意外に危険。千畳平は名前の通り、平らな空間に雑木林が広がっていて、春になれば緑が溢れてきっと素敵な場所になるに違いない。
登山道は、再び斜面に入り、つづら折り状に降っていくと林道に合流する。あとは林道に沿って歩き、駐車場へと戻る。
綿向山のピストンだけでは距離が物足りないという方は、今回のような竜王等の寄り道がお勧めだ。

登山中の画像
登山画像
今年もやってきました。樹氷王国の綿向。しかし…
登山画像
五合目の小屋。いつもながら可愛らしい小屋です…
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燃える男!
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ここから冬道の直登。本来であれば樹氷ゾーンの…
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冬道を登っていきます。
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青空と樹氷の組合せは最高!!
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樹のトンネルの先には綿向のシンボルであるケル…
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山頂からの風景。どどーーんと目前に雨乞岳が見…
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特徴的な鎌。鎌ヶ岳はいつ見ても、いつ登っても…
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遠くの山に鳥居が薄っすら見えます。ということ…
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これが山頂のケルン。
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鳥居越しに麓の遠景。
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峰を進みます。
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幸せになれますように。それにしてもどうやった…
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うひゃー。
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ハイテンションで雪を踏みしめ進みます。
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イハイガ岳。なーむー、チーーーン。
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竜王山は山じゃないし。
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  • shou さん
    もうちょい行けたような気がします。

  • Yamakaeru さん
    いやいや、倍は行けたでしょ。
    ^_^

  • レオ さん
    年末年始登山の初日、雪は少なかったけど天気に恵まれで楽しかったです。

  • Yamakaeru さん
    穏やかな日で楽しかったですね。綿向山はいい山です。

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