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寒波の中の鶴ヶ鳥屋山

鶴ヶ鳥屋山( 関東)

パーティ: 1人 (ジュンパク さん )

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

電車
その他: 中央本線初狩駅をスタートし、笹子駅に下る

この登山記録の行程

初狩駅 7:08--(車道39分)--7:47 登山口(県道からの分岐)7:47--(林道19分)--8:06 丸田沢 8:15--(41分)--8:56 境界石二一三のピーク 9:03--(10分)--9:13 唐沢橋分岐 9:13--(11分)--9:24 林道 9:24--(54分)--10:18 鶴ヶ鳥屋山 10:46--(45分)--11:31 宝越え(笹子駅・船橋沢分岐)11:31--(29分)--12:00 角研山 12:23--(27分)--12:50 送電鉄塔 12:50--(14分)--13:04 林道 13:11--(37分)--13:48 簡易給水施設下登山口 13:50--(林道・車道11分)--14:01 笹子駅

コース

総距離
約10.7km
累積標高差
上り約1,061m
下り約921m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

中央線沿線の鶴ヶ鳥屋山(つるがとやさん)に登る。昨年登った本社ヶ丸(ほんじゃがまる)に連なる山なので、同様に急登、急下降を強いられる。その上、南下してきた寒波に寒い思いをさせられる。

早朝の初狩駅からスタート。空気が冷たい。駅前の標識裏にある細い道を左へ。道なりに行くと右に曲がって国道に出てしまうが、右に曲がった直ぐの所にある更に細い路地に入れば、線路を渡る道に出られる。街中は道迷いになりやすい。

引き込み線を渡り、本線をくぐって道なりに進むと県道に出る。暫くは歩道があるので、交通量の多い道も安心だ。しかし、歩道のないところも歩かないといけないので、できるだけ旧道を歩いたりしながらクリーンセンター入口まで行く。ここからは歩道がないので注意しよう。5分ほど行った近ヶ坂橋の直ぐ右側に林道入口がある。林道は荒れているので、言ってみればここが登山口だ。

林道は丸田沢沿いにずっと続いているが、20分ほど行ったところに標識があり、沢を徒渉する。ここから本格的な山道となるが、踏み跡は明瞭なので、迷うことは無い。松と雑木の林の中を登って尾根に出ると、左後方に木々の間から富士山を望むことができるようになる。当初は、逆コースを計画していたのだが、こちらからの登りに変更して良かった。とはいえ、何処まで行っても開けた場所はなく、木が邪魔している。

尾根筋を40分ほど急登していくと、最初のピークに。地面は乾ききっており、その点では支障ないのだが、場所によって落ち葉が吹きだまっているところは、落ち葉で滑りそうになる。この辺りの林は松が主体なので、まだそれ程でもないが。

最初のピークから10分ほどで、唐沢橋分岐に。更に進むと、そのまま稜線を行けそうだが、赤いテープの所から右に下っていく。そして、舗装された林道に出る。この林道開削によって稜線が削り取られてしまったのだ。お陰で、林道を少し右に行ったところからまた稜線に出るまでに、足下が不安定な酷い急登を強いられることになる。

アップダウンを繰り返しながら標高を上げていくと、風が冷たくなる。富士山は、強風によるのか
片側に雲が流れているように見える。ブナの林の向こうに目指す鶴ヶ鳥屋山がきれいな形で見えている。足下には、ブナの実が沢山落ちている。時には、急登なのに大量の落ち葉で道がはっきりしないところもある。

横断した林道から1時間弱で、鶴ヶ鳥屋山に到着する。ここまで岩場的な細い稜線もあったが、山頂は広く、気持ちが良い。相変わらず富士山の展望は木々の間からとなるが、その右に三つ峠山、更に右に本社ヶ丸が続いている。寒い中ではあるが、大休止とする。

鶴ヶ鳥屋山からは、急下降したり緩やかに進んだり、また急登したりを繰り返し、標高差100m程下ると、冷え切った体も少しは温まる。同じようにアップダウンしながら宝越えへ。ここは、船橋沢方面分岐となるが、本社ヶ丸に登ったときに上がってきたルートだ。そのまま本社ヶ丸方面へと狭い稜線をアップダウンしながら登っていく。

ここは、歩いたばかりだというのに、別の場所と勘違いして稜線を急登せずに脇へと踏み込んでしまい、元に戻るまで時間をロスする。岩場っぽい小さなピークをアップダウンして角研山(つのとぎやま)へ。鶴ヶ鳥屋山と標高的には変わらないが、最後のティータイムを取る。

角研山からの下りは、一部に落ち葉の積もったところもあるが、思ったよりルートはしっかりしているし、歩きやすい。勿論、急下降ではあるが。一旦、緩やかな道が続いた後は、送電鉄塔の下を経て、また急斜面を林道へと九十九折りに下っていく。

林道に出て少し左に行くと、また登山道となる。一息入れていると、首輪に発信器を付けた可愛い猟犬が通り過ぎていった。少し下っていくと、猟犬が立ち止まっていて、近くに寄ると先導するかのようにすぐ先を何度も振り返りながら歩いて行く。

庭洞山を過ぎてぐんぐん下っていくと、簡易水道施設のタンクが見えてくる。犬は、ここからどんどん先に行って見えなくなる。少し遅れてこちらもタンクの脇から林道に飛び出す。林道を駅に向かうと、犬が戻ってきて、後ろから飼い主の車が追いついてきた。林道は、線路の脇を通り、駅前への道に繋がる。

時間があったので、近くのお店で、名物「笹子餅」を買ってからホームに上がる。

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フォトギャラリー:36枚

出発は、初狩駅から

初狩駅からは、他の山にも登れる

朝日を浴びた山

交通量の多い県道712号線を行く。正面は三つ峠山

近ヶ坂橋を渡って直ぐの林道入口

丸田沢分岐

丸田沢を徒渉する

松林を稜線へと登る

木々の間から富士山が見える

最初のピーク

唐沢橋分岐

稜線を外れて右に下っていくと林道に出る

稜線が林道開削で分断されたことがわかる

林道から稜線に登り返す

明るい樹林越しに鶴ヶ鳥屋山を望む

きれいな青空

鶴ヶ鳥屋山に到着

左から富士山、三つ峠山、本社ヶ丸

鶴ヶ鳥屋山の少し下から本社ヶ丸を望む

同じ場所から富士山と三つ峠山

船橋沢分岐

鶴ヶ鳥屋山を見返す

角研山

角研山からの下り

送電鉄塔を見上げる

林道に下る

林道に下りたら左へ

再び登山道へ

猟犬が現れた

「何か、くれる?」

下山口

笹子駅の線路沿いに進む

笹子駅に到着

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
帽子 グローブ サングラス 地図 ノート・筆記用具
腕時計 カメラ 登山計画書(控え) 熊鈴・ベアスプレー 行動食 トレッキングポール

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