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冬の法華院温泉雪見登山

九重連山( 九州・沖縄)

パーティ: 2人 (KDX250F2 さん 、ほか1名 )

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行程・コース

天候

快晴

利用した登山口

九重登山口   牧ノ戸峠  

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 九重IC~飯田高原~九酔渓~長者原 ほとんど積雪なし(ノーチェーン)

この登山記録の行程

【1日目】
九重登山口(10:30)・・・雨ヶ池分岐(10:45)[休憩 5分]・・・分岐(11:35)・・・雨ヶ池越(12:35)[休憩 5分]・・・吉部分岐(13:25)・・・坊がつる(13:32)[休憩 60分]・・・法華院温泉(14:47)

【2日目】
法華院温泉(07:30)・・・北千里浜(08:00)[休憩 5分]・・・諏峨守越下(08:42)・・・久住分かれ(09:57)[休憩 5分]・・・中岳(10:50)[休憩 20分]・・・久住分かれ(11:50)[休憩 45分]・・・扇ヶ鼻分岐(13:20)[休憩 5分]・・・沓掛山(14:25)[休憩 10分]・・・牧ノ戸峠(14:57)

コース

総距離
約13.9km
累積標高差
上り約1,077m
下り約784m
コースタイム
標準6時間4
自己9時間4
倍率1.49

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

登山口と下山口が違う1泊2日の行程としたため、登山の前か後にバスで10分の移動or徒歩で1時間の移動が必須のコース
長者原に車で到着した時、目の前をバスが発車(汗)これで下山後の移動に確定しました。
初日は雨が池を超えて坊がつるへ ここで昼食の棒ラーメン食べて法華院温泉山荘へ
お昼なのに坊がつるの炊事場の水道は出しっぱなしにもかかわらず周辺に氷の塊
しかも風があって、コンロのガスの出が悪いことったら、なかなかお湯が沸かずに困りました
宿は個室で、昨年夏に購入済みの竹田未来券で12000円分を支払い、不足分だけ追加。おまけのお土産券プラスで手ぬぐいとODガス缶の手編み保温カバー購入(色をオーダーして夜のうちに編んでもらえて翌朝届けられました。)
かけ流しの温泉で暮れゆく大船山を眺めながら体の芯まで温まってから夕食は食堂で10名前後が三密を避けるため4方向のテーブルでお互い背中を向けあって食べました。配膳もなく順に呼ばれたらお盆をもらいに行きました。生ビールが至福の時間をくれました。
廊下のストーブでは館内がなかなか温まらず、我々夫婦は個室にファンヒーターを追加しプラス500円/人、でもおかげで衣類はほとんど乾かせました。室内干し用のプラチェーンとハンガーがあって便利でした。
翌朝の出発を早めたいので7時からの朝食をお弁当に変更し、夜のうちにゲット。
翌朝は6時ぐらいから起きだし山菜おこわ弁当にお味噌汁を追加していただきました。量が多かったので半分はお昼に回してさっそく出発。
山荘直上のコンクリ階段の先の積雪を見てさっそく軽アイゼン装着。装着後にリュックを担ごうとした瞬間、連れ合いがふらついてしまい、足元に置いたカーボンのストックを足で踏んでポッキリ!
1本だけじゃ辛かろうと、私のセットを彼女に渡し、私が残りの一本で登山開始。
北千里が浜までの急登をなんとか超えて、ほぼ平坦な千里が浜の巨大霜柱や凍結路面をアイゼンでしっかりグリップしながらザクザクと歩きました。
そこで今度は私自身がアクシデントに。アイゼンの爪が地面の突起に引っかかり、耐えようとしたものの、数歩先で耐え切れずにすってんころりん。ストックを握る右手を挟むように地面に胸を打ち付け、胸と右手首を負傷。(やわらかそうな砂地に見えてカチカチの凍結路面でした。)
幸い骨折はしていないようなので、気を引き締めなおして再出発。
九重別れまでの急登もなんとか乗り越え、はばタイムスケジュールどおり進行しました。
御池(みいけ)の凍結は見事で、みなさん氷の上ではしゃいでいました。我々もしばしくつろぎ、続いては九州本土最高峰の中岳へ。途中から北面の霧氷が見事で見ほれながら登頂。
先客と互いに記念撮影してから、即下山。
九重別れでは建て替えられた避難小屋がきれいでしたが、コイントイレは100円玉を入れてから鍵がかかっていることに気づき、水が凍結のため使えませんでした。(汗)
そのすぐ横に携帯トイレ用ブースが2室あり、屋久島以来持ち歩いていた携帯トイレが我々を救ってくれました。(ほかの皆さんどうしてるんだろう?)
なんとかトイレを済ませ、すぐにコンロでお湯を沸かし、お昼はカップヌードル・リフィルと朝食の山菜おこわ弁当で阿蘇山を眺めながらいただきました。(山荘で山専テルモスに入れた熱湯を追加で湯沸かしの時短ができました。)
そこからは、ひたすら牧ノ戸峠を目指して下山路です。ここは雪解けで地面がゆるみ、黒や茶色のぬかるみに相当汚れながら歩き続けました。
沓掛山はう回路の左を選んだつもりが、鎖場や梯子場の連続でヒイヒイ言いながら山頂までたどり着いてしまい、無駄な時間を使ってしまいました。う回路見落としたのかなあ。最後に待ち受けたコンクリートの段々道は日陰に雪が残っていて、つま先下がりの路面では滑ってとても危険でした。
ここでも残りわずかながらアイゼンの助けを借りて無事に15時前に下山完了。
バスに乗るには足元の泥をどうにかしたかったけれど、トイレの水は絞られており、張り紙には靴洗い禁止。
しかたなく道路わきの残雪の山を踏んだり蹴ったりしながら泥を極力落としてから、泥だらけのゲイターとレインウェアの下だけ脱いで定時の15:21にバスに乗り長者原に戻れました。
(牧ノ戸峠レストハウスのアイスクリームとベリーのジュースが旨かったー!)

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え 地図
コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ
修理用具 ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品 ロールペーパー
非常食 行動食 テーピングテープ 軽アイゼン トレッキングポール GPS機器
スリーピングマット ストーブ 燃料 ライター カップ クッカー
カトラリー
【その他】 スマホ用予備バッテリー

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登った山

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