行程・コース
天候
快晴
登山口へのアクセス
電車
その他:
往)地下鉄東西線 南行徳駅
復)地下鉄東西線 西船橋駅
この登山記録の行程
東西線 南行徳駅(10:25)-源心寺(10:43/10:48)-①香取神社(10:53/11:02)-(善照寺)(光林寺)-②押切稲荷(11:19/11:27)-(③水神宮)-常夜灯公園(11:37)-淨閑寺(11:45)-(権現道)-(圓頓寺)(法泉寺)-④神明(豊受)神社(11:55/12:00)-(⑤稲荷社)(⑥胡録神社・春日神社)-行徳橋南詰(12:13)-⑦稲荷木稲荷神社(12:28)-(一本松跡)-⑧甲大(かぶと)神社(12:37)-本八幡駅北口(12:55)-(⑨八幡の藪知らず)-⑩葛飾八幡宮(13:05/13:37)-神明寺・⑪神明神社(13:48/13:56)-⑫高石神社(14:00/14:10)-中山法華経寺(14:20/15:05)-(⑬安房神社)(⑭子之神社)(⑮小栗原稲荷神社)-⑯三峯神社(15:40)-(⑰羽黒神社)(⑱葛飾神社)-西船橋駅(16:05)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
Googleマップを頼りに家から歩いて巨樹巡りをして来ました。天然記念物の千本公孫樹を筆頭に、地元エリアにこれ程の巨樹・巨木があったのは驚きで、これから季節を変えて出掛ける楽しみが増えました。
≫緊急事態宣言が延長された週末の朝。手持ち無沙汰にスマホ検索していたら、自宅から歩いて行ける場所に何本かの巨樹があることが分かり、喜び勇んで家を飛び出しました。立春を過ぎた陽射しは暖かく、彼方此方で梅の花が咲き始めています。
家の周辺は東京湾の埋立地ですので樹齢を重ねた巨木などあろう筈もありませんが、少し北に行けば所謂ひと昔前の「葛飾郡」で、お寺や神社の境内にそれなりの巨木を見つけることが出来ます。旧江戸川沿いの行徳街道筋を歩いてみると、想定外の巨木や個性的な狛犬に出会えるばかりでなく、徳川家康が鷹狩の際に通ったという権現道が残されていたり、神社の由緒書きで行徳という地名の由来が判ったりと、小さな発見があって楽しさが膨らみます。
本八幡の葛飾八幡宮や正中山法華経寺などの古社古刹には堂々たる巨樹が聳えています。中でも国の天然記念物に指定されている葛飾八幡の千本公孫樹(イチョウ)の大きさは圧倒的で、無手勝流巨木番付での三役入りに期待が掛かります。巨樹の大きさを知るには葉が落ちたこの時期が最適と思われますが、新緑や紅葉の季節に訪れるのもまた一興でしょう。
スマホ片手に半日掛けて立ち寄ったお寺は8ヶ所、神社は18社で一日としては過去最多です。用意していたお賽銭用の小銭も底を突き、歩いて帰る気力も尽きて、最後は東西線に乗って帰路に付きました。
本日の総歩数28,066歩、歩行距離20.5km、消費カロリー1,188kcal、脂肪燃焼量84g也。
(参考)いちかわの巨樹(市川市HP)https://www.city.ichikawa.lg.jp/env02/1521000003.html
フォトギャラリー:61枚
ルートの起点は最寄りの東西線南行徳駅から。立春が過ぎてご近所に梅の花が咲き始めました♪
最初に訪ねたのは、市川市の巨木リストNo.10、源心寺の大イチョウです。
幹周は不明ですが、見た目では5m以上の立派な巨樹で、出だしから圧倒されてしまいました。
大イチョウの脇のお堂には、可愛いいサイズの狛犬が。
境内にイチョウの大木が見える香取(かんどり)神社。この界隈の鎮守様です。
こちらの狛犬(獅子)は愛嬌たっぷり。
民家のすぐ脇に2本のイチョウの巨木が立っています。
近所のご老人に声を掛けられ、秋のイチョウが見事さを自慢しておられました。
幹周6.1m、市川市巨木リストNo.9の押切稲荷の千壽銀杏。いろいろなお飾りがついていました。
見事な気根ですが、直ぐ隣にマンションが建っていて、バッサリ剪定されてしまっているのが残念です。
旧江戸川の常夜灯公園。江戸時代には貨物運搬や成田山詣の船着場としても賑わったそうです。
近頃すっかり見かけなくなった昔ながらの商店(酒屋さん)。ガラス戸の鍵は今でもネジ式でしょうか?
徳川家康が東金に鷹狩に出掛ける際に通ったと伝わる「権現道」が残っていました。
路地裏の小径で、Googleマップには載っていません。
この界隈は寺町だったようで、夫々の門前に由緒書と見どころの案内板が整備されています。
神明(豊受)神社の狛犬は嘉永七年生まれ。子獅子が背中に乗っている、ちょっと珍しい構図です。
境内の大イチョウ(幹周約6m)と大ケヤキは、市川市巨木リストに記載されています。
2本のケヤキ。剪定というより、上部を切断されてしまって痛々しい姿です。
江戸川河川敷。
1年前に開通した新しい行徳橋で江戸川を渡ります。
稲荷木稲荷神社。大きな樹はありますが、巨木と言えるほどではありません。
甲大(かぶと)神社の狛犬。子獅子を谷に落とす様な雰囲気ではありませんね。
JR本八幡駅北口、千葉街道に面して忽然と現れる鬱蒼とした竹林。「八幡の藪知らず」です。
禁足の地として数々の伝説があるそうで、街道沿いの一角に不知森神社が鎮座しています。
今は孟宗竹に覆われていますが、昭和の頃までは鬱蒼とした樹木の森だったそうです。
千葉街道に面した一の鳥居から葛飾八幡宮へ向かいます。
参道の途中を京成線が横切っています。
随神門の袂の個性的な狛犬。
下総国総鎮守として平安時代に創建された由緒ある古社です。
本日最大のお目当て、国指定天然記念物「千本公孫樹(イチョウ)」
近づくことはできませんが、推定樹齢1,200年、胸高幹周10.8mの容姿は圧倒的です。
次回の無手勝流巨木番付編成では三役クラスを狙えそうです。
京成線の線路脇沿を歩いて、巨木の在りそうなお寺や神社を辿ります。
京成鬼越駅近くの神明寺で見つけた「小栗判官馬繋ぎのイチョウ」、推定樹齢七百数十年とか。
目測ですが、幹周5mを超える巨樹クラスで、気根がまるで巨獣の牙の様です。
線路を挟んで鎮座する神明神社の狛犬。両前肢を乗せた玉取の姿が斬新です。
社殿の奥に、富士塚がありました。
町名にもなっている高石神社にて。拝殿の横であらぬ方向を向いているのは引退した先代狛犬の様です。
本日の最終目的地の正中山法華経寺の赤門です。
赤門から先に桜並木の参道が続いています。
参道の両脇に末寺が並んでいます。荒行で有名な荒行堂では10人ほどの若い修行僧が大声で読経中。
法華経寺の境内。五重塔や大仏などがあります。
境内でひと際目立つ銀杏ですが、未だ巨木と言えるほどの太さではありません。
境内の裏手が緩やかな丘陵になっています。
丘陵の尾根の踏み跡に入って僅かながらの山歩き気分。
山の中は巨木級のクスノキで鬱蒼とした雰囲気です。
寺に伝わる貴重な文化財を完全保存する為、昭和初期に建てられたという聖教殿。両脇に奇妙な狛犬が据えられています。
境内の入り口付近にある樹齢350年の大ケヤキ。
こちらも堂々の巨樹振りです。
参道のお店の方にお聞きしたところ、こちらが更に古い樹齢450年の大ケヤキだそうで、ちゃんと生きているそうです。
法華経寺境内から道を挟んだ所にある「泣公孫樹(泣きイチョウ)」
名前の由来には複雑な事情があるようですが、こちらも見事な巨樹振りです。
不敵な表情の安房神社の狛犬。
千葉街道から緩やかな尾根に登ってみます。
尾根の上に鎮座する三峯神社。
その先の羽黒神社の大ケヤキ。
人間の都合で邪魔者扱いされて切り倒される木々もあります。。。
低いながらも、尾根からの展望。
最後に立ち寄った葛飾神社。鳥居の額束には「一郡惣社葛飾宮」と記されています。
こちらの狛犬は野生的。
西船駅前の誘惑をぐっと堪えて、、、大人しく帰路に付きました。。。
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | トレランシューズ |
水筒・テルモス | タオル | 帽子 | グローブ | ノート・筆記用具 | 健康保険証 |
行動食 |
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