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行程・コース

天候

晴れ、気温:4℃~14℃ 

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 薬師の湯 道の駅

この登山記録の行程

自宅発05:40・・・ファミマ(5分)・・・・秩父駅通過・・・・06:40・・・・薬師の湯07:04(準備16分)

スタート07:20・・15・・・観景亭07:35・・・27・・ベンチ08:02・・20・・・鉄塔08:22(4分)・・7・・柏沢分岐08:33・・12・・両神神社奥社08:45(2分)・・16・・四阿屋山09:03(17分)09:20・・15・・両神神社奥社09:35・・18・・山居福寿草園09:58(22分)・・・・押留へ下山10:20・・・13・・押留登山口10:33・・17・・堂上ツブンソウ園10:50(40分)11:30・・・36・・・道の駅12:06---昼食(50分)

道の駅発12:50・・・JAで買物・・・サンタカフェ13:20(70分)14:30・・100・・自宅着16:10

歩行時間:約4時間00分
行動時間:約4時間50分(休憩・見学55分)
コース定数:17
日の出06:.22 、日の入17:33

コース

総距離
約10.3km
累積標高差
上り約736m
下り約736m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

滑落死亡事故で山頂部は立ち入り禁止となっている四阿屋山を歩きました。亡くなられた登山者のご冥福をお祈りします。この登山記録を公表することは、不謹慎、宜しくないとも思いましたがあえての公表です。

今年1月の滑落事故については、以前から四阿屋山歩きを検討していたので、その時は新聞やネットニュースで事故があったということは知っていました。その後、他の山行の計画や記録等に没頭し、事故のことは全くと云うほど忘れていました。

いざ当日、道の駅をスタートし、登山口に掲げられた「上級者コース・立入禁止・・・」の看板を目にして、「我々は上級者コースのツツジ新道を歩くわけでもないし・・・。」、と予定した鳥居山コースを進みました。

鉄塔付近で後方に2名の登山者を認めつつ、先行して奥社に到着しました。そこにまた通行禁止の看板と木に張られたテープを目にしました。「え、なぜ、危険なのは、ツツジ新道の鎖場では?・・・」などと、勝手に自分に都合の良い考えをししつ、少々思案した後、テープをくぐって山頂の道へ進みました。
(当日、滑落事故のことは全く思い出すことなく、「ここからは激急坂の場所!」との認識で歩いてました。)

山頂部への道は、鎖が張られた急斜面のつづら道です。谷側はスッパリ切れ落ち、草木は枯れて無く、高度感があってさすがに怖い道です。山側に張られた鎖を右手でたどりながら、緊張で少し体がこわばりつつも上へ登りました。

ほどなく、誰もいない狭い山頂に到着しました。展望と写真撮影をしていたところに鉄塔付近で見かけた登山者が上がって来ました。ここの山は、今まで3、4回登っているというご夫婦でした。

通行禁止の看板があったので、我々が山頂へ来ているとは思ってなかったとのことでした。簡単な挨拶と写真の取り合い後、お互いにすぐ下山に入りました。

下山は、これまた大変だろうと思いましたが、左手で木の根を掴んだりして、慎重に一歩一歩確実に足を下ろして、思ったより以外と楽に鎖場の急坂を下ることが出来ました。
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滑落事故は、2021年1月21日の14時頃、山頂で昼食の後、下山時に、男性1名が山頂から90mの地点で発生したようです。(秩父地方の天気は晴れ。正午の気温は、約7℃(朝は-6℃))

細部は、当日事故に遭遇した、ヤマレコのchii1961さん「四阿屋山~滑落事故に遭遇!わが身を振り返る」と2021.1.22 「登山の男性が滑落、死亡 埼玉・小鹿野」産経新聞(他に埼玉新聞)にあります。

chii1961さんが撮った残されたストックの場所の写真と今回私が撮った写真とを比べて見ると、滑落場所は奥社と山頂の途中、鎖場が始まった付近のように見えます。ここはまだ急坂ではなく緩やかな坂道と思います。

山頂付近の急坂のトラバース道は、やや幅広の階段ですが谷側は50m以上切れ落ちて、上部は道幅が狭くなって、すれ違いは勘弁してほしい道です。また落葉の堆積で地面がよく見えませんでした。1か月前では更に多かったのかと思いましたが、chii1961さんの写真ではそれほど多くは見えません。

男性が使用していたストックの写真をよく見ると、伸縮の杖タイプで、伸びた状態です。通常使用の長さで下山していたと思われます。ちなみに、私はカメラ装着用のストック1本を持って歩きますが、鎖場とか岩場は縮小して使用していません。というか、手が使えないのでストックは邪魔になってます。

我々は事故現場を意識せずに通過しましたが、今思い起こすとドキドキな急坂を下り、平坦部が見えてとホッと安心した場所が、ストックが残されていた付近では?と思いました。
この緩やかな場所が油断しやすい場所になっていたのかもしれません。
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登山の翌日に、小鹿野町の役場へ電話しました。登山道の通行禁止の解除日を聞いたところ、「埼玉県が年度明け(4月以降)に登山道の修繕をするので、立入禁止の解除はその後になる。細部は分かりません。」との返答でした。
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今回、四阿屋山を歩いてみて、あの山頂部は奥多摩・川苔山の滑落(転落)多発の場所(百尋ノ滝から上の道)と同程度に危険な道と思いました。といって、川苔山の道には「この先、転落事故多発、通行注意・・・」の看板があるものの、細い登山道のままです。

体力も時間も大して必要なく、手軽に頂上まで行ける四阿屋山の登山道を、埼玉県や小鹿野町はどのように修繕と安全対策をするのかわかりませんが、滑落すれば命はない危険な山であることを、もっと広く強く周知させることも必要と思いました。













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フォトギャラリー:76枚

道の駅をスタート

平安時代に創建されたという薬師堂

両神神社

安全祈願をして・・・。

鳥居山コースへ。

馴染めない建築物と、その門の側に・・・。

上級者コース? スキー場ならわかるが、登山道では見たことが無い「上級」の文言。

滑落場所は?

白梅、紅梅

道標

落ち葉が多い山道

ベンチがあるピーク

槍ヶ岳のように尖っている二子山

鉄塔広場に到着、北風寒し。

武甲山と大持山、小持山

横瀬の二子山

ホントに座れそうなサルノコシカケ

柏沢分岐への上り道。

柏沢分岐から奥社への上り道。二人とすれ違いました。

両神神社の奥社へ到着
(ここまで1時間25分)

ここにも・・・。登山道に問題あるならダメだが・・・。

尾根筋は、ロープをグルグルに掛けて本気で行くな!あり。(ここは実際に滑落事故もあり道ではない。)
左の巻道は、テープ一本・・・、進みます・・・。

落石注意の標識あり、道の上方を見ると大きい石がゴロゴロ突き出している・・・。

鎖場が出て緊張感も、道は広いですが・・・・。通行注意などの標識はなし。

だんだんとすれ違いが難しい道になってきます。

上が見えて安心も。

落ち葉が多く、歩行に不安感が付きまとう道。

ツツジ新道の尾根に出て更に上へ。

ほどなく頂上に到達。

狭い山頂です。

両神山

ズーム

二子山

ツツジ新道の尾根

ヘッピリ・・で、鎖場を通過中

福寿草園地へ。

咲いてます。

展望台

大霧山~武甲山までを一望

男坂

ロウバイ

福寿草

咲いてます。

休憩舎とトイレ

押留(おとも)へ下山。

落ち葉で埋まった道

押留登山口から車道歩きへ。祝日でもダンプの通行多し。

大堤のツツジ新道登山口とセツブン草の案内板

駐車場、この手前に第2Pも有り。

案内板

園内は、時計回りに一方通行

道路を挟んで駐車場と北向き斜面に広がる堂上のセツブン草園地

咲いてます。

可憐に咲いてます。

精いっぱい咲います。

ここもあそこも咲いてます。

出口付近は石苔の間から咲いてます。カメラが多いです。

加藤家付近

桜本コースの道標

ここの表示は、ツツジ新道の尾根全体の歩きを・・・?△◇!。

「秩父多葉粉生産の地」の説明板

宝泉寺

バス発着地に出て、駐車した道の駅へ戻る。
駐車場は、ほぼ満車状態。

おしゃれな店、サンタカフェへ。
春を告げるミモザの花

美味しいケーキとたっぷりのコーヒー。

帰路へ。

すべての写真を見る

装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え 地図
コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ
健康保険証 ホイッスル 医療品 虫除け ロールペーパー 非常食
行動食 テーピングテープ ライター

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登った山

四阿屋山

四阿屋山

772m

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