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行程・コース

天候

3/6快晴 3/7雪後晴れ 3/8雪後曇り

登山口へのアクセス

その他
その他: レンタカー
元浦川林道の砂利道になってすぐの路肩スペース(国土地理院の標高112m地点手前付近)

この登山記録の行程

3/6
13:44元浦川林道駐車地点-14:35神威橋-15:42冬季ゲート-(10分休憩)-(10分休憩)-21:47神威山荘

3/7
6:43神威山荘-9:24標高524m地点-(10分休憩)-(10分休憩)-13:35神威岳14:01-(10分休憩)-16:04標高524m地点-18:20神威山荘

3/8
6:39神威山荘-(10分休憩)-9:39冬季ゲート-10:28神威橋-11:29元浦川林道駐車地点

コース

総距離
約48.7km
累積標高差
上り約2,288m
下り約2,288m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

今回は、日本三百名山かつ北海道百名山の神威岳で山スキーしてきた。
神威岳とは相性が悪いようで、元浦川林道が開通する6月に2回登ろうとしたが、どちらも雨で流れた。
今回は、元浦川林道が開通する前の積雪が十分にある3月に神威山荘に泊まって登ることにした。

1日目、元浦川林道の冬季ゲートまで車で入る予定であったが、林道の砂利道に入るとすぐに積雪が増えて、轍が深くて、車が雪で腹を摩るようになった。
レンタカー(コンパクトカー)で、チェーンがないので、奥に進む気になれなかった。
積雪が少ないところまで戻って駐車し、国土地理院の標高112m付近からシールでスタートした。
駐車地点から神威山荘まで約20kmあり、7~8時間の移動を覚悟した。
ちなみに、冬季ゲートから神威山荘までは約12kmである。
プラスチックブーツでのクロスカントリーは、足が浮腫んで痛くなりやすく、かなりキツかった。
林道には雪崩が何箇所かあった。
昼過ぎのスタートだったので、ある程度進むと日が暮れた。
ヘッドライトを点けて進み、21時過ぎに神威山荘に到着した。
神威山荘には、先行者が3人いて、薪ストーブで山荘内はとても暖かだった。
この日は、東京からの移動の疲れもあって、次の日の夜明けまで爆睡することができた。

2日目、先行者は神威山荘に泊まりにきただけであり、夜が明けると下山していった。
6時過ぎにスタートし、いきなり渡渉することになった。
登山道は、しばらくニシュオマナイ川に沿ってあり、5回ほど渡渉がある。
川の水量はそこそこあり、川幅があり、兼用靴を脱いで渡渉せざるを得なかった。
兼用靴を脱いで2回渡渉した。
上流に進むと、水量が少なくなり、飛び石で渡渉できるようになり、次第にスノーブリッジで渡渉できるようになり、最終的には川が雪で埋まった。
登山道を進んでニシュオマナイ川の源頭部の直登ルンゼに入った。
登山道は直登ルンゼの途中から尾根に上がるが、雪崩が落ちて壁のようになっていて登りにくくなっていた。
直登ルンゼは、雪崩の雪が集まって固くなっていたので、岩登りするような感覚で、かえって登りやすかった。
直登ルンゼを稜線までアイゼンとウィペットで登り詰めることにした。
直登ルンゼの雪崩は勾配が緩いところで多く、勾配がキツくなる中間部あたりから雪崩がなくなった。
直登ルンゼはゴルジュになっているところが多い。
直登ルンゼ上部は、アイゼンとウィペットの四つん這いで登った。
雪は硬すぎず柔らかすぎずで、蹴り込んで良好なステップができ、登りやすかった。
稜線まで直登ルンゼを登り詰め、稜線部を少し登って、神威岳に登頂した。
山頂には山頂標が見え、付着した氷を落として、写真を撮った。
天気がとても良く、日高山脈の奥地の山々がよく見えた。
眺望を楽しんだ後、山頂から直登ルンゼ入口まで滑走し、直登ルンゼに滑り込んだ。
直登ルンゼ上部は45度前後の角度であるが、登ってきて雪質が分かっているので、あまり怖くなかった。
とはいえ、ジャンプターンと横滑りで滑り降りた。
雪崩ゾーンになると、隅に雪崩のないところがあればそこを滑り、隅がゴルジュの壁になっていればツボ足で歩いて下った。
直登ルンゼ下部になると、普通に滑走した。
登山道を滑走し、兼用靴を脱いで冷たい思いをしながら渡渉して、神威山荘に到着した。
渡渉と直登ルンゼの登りで疲れ果て、次の日の夜明けまで爆睡した。

3日目、夜が明けてから元浦川林道を下った。
この日は冷え込んで雪が固くなっていて、緩い勾配でもよく滑ってくれた。
今回使用したスキー板がウロコ板であり、シールなしでも緩い登りを登れるので、効率よく進んだ。
駐車地点まで、登りの時間(約8時間)の約60%の時間で下ることができ、昼前に下山した。
下山後、体力が十分に残っていたので、半日で登れそうなアポイ岳から海に沈む夕日を見に行くことにした。

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フォトギャラリー:83枚

1日目:三石付近

三石付近

元浦川林道駐車地点付近

元浦川林道

元浦川林道

神威橋

元浦川林道

元浦川林道冬季ゲート

元浦川林道

元浦川林道

元浦川林道

神威山荘

2日目:神威山荘前

登山道入口

登山道

登山道渡渉地点

登山道

登山道渡渉地点

登山道渡渉地点

登山道

登山道渡渉地点

登山道

登山道

登山道

登山道

直登ルンゼ

直登ルンゼ

直登ルンゼ

直登ルンゼ

直登ルンゼ

直登ルンゼ

直登ルンゼ上の稜線

直登ルンゼ上の稜線

稜線登り

神威岳頂上

神威岳頂上

神威岳頂上

神威岳頂上

神威岳頂上

神威岳滑走

神威岳滑走

神威岳滑走

神威岳滑走

直登ルンゼ滑走

直登ルンゼ滑走

直登ルンゼ滑走

直登ルンゼ滑走

直登ルンゼ滑走

直登ルンゼ滑走

直登ルンゼ滑走

直登ルンゼ滑走

直登ルンゼ滑走

直登ルンゼ滑走

直登ルンゼ滑走

直登ルンゼ滑走

直登ルンゼ滑走

直登ルンゼ滑走

直登ルンゼ滑走

登山道滑走

登山道滑走

登山道滑走

登山道滑走

登山道滑走

登山道滑走

登山道滑走

登山道滑走

登山道滑走

登山道滑走

登山道滑走

3日目:神威山荘前

元浦川林道下り

元浦川林道下

元浦川林道冬季ゲート

元浦川林道下り

元浦川林道下り

元浦川林道下り

元浦川林道下り

元浦川林道下り

元浦川林道下り

元浦川林道下り

元浦川林道下り

元浦川林道下り

元浦川林道駐車地点付近

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ロングパンツ 靴下 バックパック スタッフバック
スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ 帽子 グローブ サングラス
腕時計 カメラ 修理用具 ツエルト ロールペーパー 非常食
行動食 GPS機器 シュラフ テントマット スリーピングマット アウターウェア
バラクラバ オーバーグローブ アイゼン ショベル ビーコン ヘルメット
【その他】 スキー、兼用靴、ウィペット、シール

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登った山

神威岳

神威岳

1,600m

よく似たコース

神威岳 北海道

ニシュオマナイ沢から南日高の展望台へ

最適日数
日帰り
コースタイプ
往復
歩行時間
8時間
難易度
★★★
コース定数
33
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