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奥只見 日向倉山

日向倉山( 上信越)

パーティ: 1人 (masa46 さん )

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 奥只見シルバーラインを利用(6時~18時通行可能。夜間通行止め)

この登山記録の行程

銀山平登山口(08:30)・・・赤崩山(09:45 休憩15分)・・・日向倉山(11:25 休憩70分)・・・登山口(14:30)

コース

総距離
約8.9km
累積標高差
上り約933m
下り約933m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 4月7日に奥只見シルバーラインが銀山平へも開通したとのことで、越後の雪景色を見に日向倉山へ。日向倉山は銀山平にある荒沢岳の向かいに位置する山で、夏道ルートはなく、この時期限定で登れる山。越後駒と中ノ岳、荒沢岳の眺望がいいとのことで、この時期限定ということもあり、行ってみることにした。
 シルバーラインを使うのは7年ぶり。走る車はほとんどが丸山スキー場へ向かって走っており、銀山平へはトンネル内で右折するが、トンネル内の左カーブを過ぎてすぐの所に交差点があり1度通り過ぎてしまい、丸山スキー場から折り返して銀山平へ向かった。
 登山口の駐車スペースは満車で路駐も出るほどの盛況ぶりで、藪山にトレースなしだと苦戦するかもと思っていたが、その心配は無用でトレースも完璧についていた。登山口でアイゼンを装着し、尾根沿いの急登を登っていく。標高を上げていくと向かいの荒沢岳が迫るような迫力を見せ、なかなか圧巻の眺め。コースは谷川の白毛門に似ている感がある。尾根の登りは風もなく暑かった。稜線に出ると風が抜け少し寒いくらいだがむしろ快適に感じた。稜線に出ると越後三山も望め、眼前の越後駒と中ノ岳が大きく、越後駒の傍らには八海山も望めた。
 稜線からはまず赤崩山に向かう。分岐からは15分位で赤崩山に到着。ここからはこれから向かう日向倉山や未丈ヶ岳も望める。日向倉山は巻機山のような山容で日向倉山から未丈ヶ岳も一望できる。
 赤崩山で少し休み、日向倉山へ向かう。この稜線は日向倉山山頂直下までは尾根の幅も広く、終始荒沢岳や越後三山も望め、見所満載で快適な散歩道が続く。日向倉山山頂直下からは、燧ヶ岳も望めるようになり、春山の魅力が満載の贅沢なルート。日向倉山山頂直下からは、雪庇の尾根の急登を登る。1か所クラックが発生しつつあるところもあったが、今の所大丈夫そう。今後気温が上がり雨が降ったらどうなるかわからないと思った。振り返ると越後駒と中ノ岳が大きく望めるので、振り返りながら山頂に向かった。日向倉山山頂へは1時間半くらいで到着。山頂は広くノビノビしており、越後三山と荒沢岳の他にも尾瀬の燧ヶ岳の双耳峰もよく望め、会津駒や会津朝日岳方面の展望が広がる。ダム湖以外の人工物が少なくて秘境感もあり、なかなか魅力的な山頂だった。未丈ヶ岳へも稜線がのびているが所々クラックが発生しているらしく縦走は難しいらしい。未丈ヶ岳は行ったことはないが、花も楽しめるらしいので、機会があれば行ってみたいと思った。
 山頂で昼食をとり、下山を開始。下山は終始越後三山と荒沢岳に対面し、何度も足が止まるほどの景色を眺めながら下山となるので、下山も魅力的。ため息が出るほどの絶景を眺めなら尾根への分岐に向かう。尾根への分岐で少し休み絶景を堪能した後一気に下山。雪の状態によってはわかんも必要になるかもと持参したが、踏み抜きもなくわかんは使わなかった。
 例年谷川や武尊で雪山を楽しんできたが、少し飽きてきたこともあり、越後の雪山をやりたいと思ってこのルートを選んだが、いいもの見つけたという感じ。今年は気温の上昇が早く、八ヶ岳やアルプスの雪解けも早そうで、雪景色を見るなら豪雪地帯を選ぼうと奥只見へ来てみたが、雪景色の越後三山や荒沢岳は予想を上回る絶景だった。

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フォトギャラリー:32枚

登山口から望む荒沢岳

登山口

いきなりの急登

赤崩山からの中ノ岳と越後駒

赤崩山からの荒沢岳

日向倉山

稜線から望む越後三山

迫力の荒沢岳

広々した気持ちよい稜線

雪原にうかぶ荒沢岳

雪原にうかぶ越後三山

日向倉山へ

最後の登り

雪庇の稜線

山頂の雪だるま

山頂からの越後三山

山頂からの荒沢岳

山頂からの荒沢岳と越後三山

未丈ヶ岳への稜線

会津駒

山頂からの燧ヶ岳。
手前の尾根は平ヶ岳に延びる鷹ノ巣尾根

雪庇の稜線の下山路

広々とした稜線から望む越後三山

枝折峠から越後駒の稜線

銀山平へ下る尾根への分岐

登山口駐車スペース

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装備・携行品

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