行程・コース
天候
☀ 13℃
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
ルート179号石越しからルート284号で辰巳峠を越えて栃原へ
山王谷第2林道へ向かい路側へ駐車
この登山記録の行程
山王谷入り口Ⓟ8:20→登山口11:40→1.6㎞指導標12:25→13:50三国山14:30→1.6㎞指導標15:55→登山口16:20→林道入り口Ⓟ17:45
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
↑980m ↓1039m 19.8km 9:19分 29,663歩
年々深くなる登山道の藪漕ぎは、三国山の秘境感を増していました。
昨年同様、舗装が途切れる崩壊地手前に駐車し、8時過ぎに歩き始めましたが、早速倒木が道を塞ぎ、のっけから侵入不能です。管理人は歩く覚悟で入山したので、画像を戴き奥へ進みますが、情報なしで登山口を目指す吾人は進退を思案されるでしょう。何せ、登山口まで7.5㎞地点なのですから・・・((+_+))
林道は2018年の入り口斜面崩壊から修復されず、奥は手つかずの状況が続いている。昨年の冬はさらに荒れた様子で、3.4カ所の法面崩壊があり、倒木は数本に及んでいた。特に激しい流出は、沢を通す鉄の水路を洗い出し、林道を完全に分断していました。
長い林道歩きなのですが、途中の景色や植生などは歩いて楽しい林道です。特に、この時期は山菜や花見・雪解け水の滝など見所多い林道なのです。
しばらく進み、駐車地から2番目の沢筋へ着くと、林道が流失、埋設されていた鉄の水路が露出して、上流を巻かねば進めない。幸い上流部はそれほど荒れて無く、すんなり渡渉出来ました。
3時間強掛けて、11時40分やっと林道歩きを終え、山小屋のある登山口へ到着し一休み。行動食でエネルギー補給後、登山道へ取り付きます。丸太階段の急登を登ると、イワカガミが迎えてくれました。ちょうど見ごろで、登山道の脇に花が沢山見られます。
しばらく登ると、1,006mの標高点、見慣れた頂上へ1.6㎞の指導票へ到着します。
さらにすず竹をかき分けるように登って行くと、名物⁇‥雪が残る斜め階段の谷に着きました。サンカヨウが緑の葉を出したところ、階段をよじ登りⅤ字谷へ向かうと、すこし開いたサンカヨウがみられました。
2番目のⅤ字谷は、階段が流失してしまって、渡渉難度が増していました。その先でも稜線直下の土石流で登山道が流失していました。
稜線上は新緑のブナ林でした。若葉を透けて降り注ぐ陽の光を受け、心地よい登山道歩きが出来ました。山頂直下まで来ると、スズ竹の密林に代わり、腰をかがめてトンネル状になった踏み跡をめぐり、藪を掻き分けて13時50分山頂到着です。
先ず1等三角点へ挨拶、それから展望台へ上がり、振り返ってマッコウから20㎞南の滝山1等三角点を望みます。那岐連山から東へ中国山地の山並みが一望出来ます。高鉢山からゴーロに伸びる稜線が目の前に、そして奥に高山の頂が覗き、北側には4月に尋ねた鷲峯山だ。
眺望を楽しみ、食後のカフェを戴いてから展望台を降ります。
千メートルを超えるこの辺は鹿の痕跡は多少ありますが、食害はほとんど見当たりません。したがって、スズ竹は伸び放題で登山道は藪に覆われて来ています。
特に3年前の林道入り口崩壊後は車が入れないので登山者も減り、手入れが出来ていない状況が続いています。再びサンカヨウのⅤ字谷を渡り、16:20分登山口へ下山しました。駐車地へ5時45分無事到着しました。3時間かけた登りも、下りは1時間強で歩き切りました( `ー´)ノ・・
詳しいログはブログいずみやまでどうぞ
https://izumiyama-ogawa.blogspot.com/2021/05/20215912512.html
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