行程・コース
天候
曇り時々晴れ間
登山口へのアクセス
バス
その他:
武蔵五日市駅発数馬行きバス利用。帰りは陣馬高原下発高尾駅北口行バス
この登山記録の行程
上川乗バス停(07:00)・・・浅間峠(08:10)[休憩 05分]・・・坊主山(08:45)・・・熊倉山(09:05)[休憩 10分]・・・軍刀利神社元社09:25)・・・三国山(09:40)[休憩 05分]・・・生藤山(09:50)[休憩 10分]・・・茅丸(10:15)[休憩 05分]・・・連行峰(10:30)[休憩 10分]・・・山ノ神(11:05)・・・醍醐丸(11:40)[休憩 10分]・・・醍醐峠(12:00)・・・和田峠(12:25)・・・陣馬山(12:45[休憩 20分]・・・陣馬山新ハイキングコース入口(13:45)・・・陣馬高原下バス停(14:00)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
今年の梅雨入りは早い。関東地方はまだだが、近々うっとうしい日々が続くようになるだろう。その前にと上川乗から陣馬山へと笹尾根を歩いた。この道は関東ふれあいの道「富士見の道」と名付けられている。行く道のそこかしこで右手に富士の雄姿が楽しめるのだが、あいにく富士は厚い雲の中。それでも、すっかり濃さを増した緑の尾根道には心地良い風が吹き、静かな尾根歩きを楽しんだ。
上川乗バス停の先の信号を左にとり、南秋川橋を渡り車道をしばらく行くと右の路肩が広いところがあり道標が立っている。この道標に導かれて登山道に入って行く。杉の植林帯の単調な登りで、小さな祠が現れると浅間峠まで約半分。やがて登山道が尾根の東側に移り紅葉樹林帯になるとすぐ浅間峠である。
樹林帯に囲まれた浅間峠には東屋が建っていて好休憩地である。峠からいよいよ笹尾根歩き。道はよく整備されていてとても歩きやすい。ときどき射す太陽の木漏れ日が美しく、ウグイスやカッコウの声が聞こえる。途中、栗坂峠や坊主山を越えて行くが注意しないと気が付かないで通過してしまうだろう。
最初の好展望地、熊倉山にはベンチもある。南側が切り開かれていて、富士山がよく見えるはずだが、あいにくの展望だった。しばらく進むとコンクリートの祠の軍刀利神社元社、井戸方面からの登山道が登ってきている。
東京、山梨、神奈川3県境の三国山(三国峠)は広く、ベンチやテーブルがある。休んでいると甘草水方面からハイカーが登ってきた。登山開始から登山者に会ったのは初めてであった。この三国山も好展望地である。
生藤山は三国山からすぐであるが、山頂は樹林帯に囲まれ、展望はない。ヤマツツジの赤が鮮やかだった。この先、和田峠までいくつかのピークを越えて行くことになる。それぞれ巻道がつけられているが、ていねいにピークを踏んでいきたい。
茅丸は本コースの最高点である。山頂から南側が大きく開け、丹沢や道志の山々が望める。連行峰には檜原村の柏木野から登山道が登ってきている。和田方面への分岐となる山の神を過ぎた先で、梢越しに陣馬山の山頂が見える場所があり、シンボルの白い馬の像が小さく確認できた。
醍醐丸から昔は北側の展望が得られたのだが、木々が大きくなってしまい見えなくなってしまったのは残念。戸倉三山の市道山方面からトレランのグループが登ってきた。
和田峠には茶店や駐車場がある。関東ふれあいの道はここから車道を陣馬高原下へ向かっているが、時間も早かったので陣馬山を回ることにした。
陣馬山はやはり人気の山。若者のグループや家族連れでにぎわっていた。富士山や丹沢の山々は雲にかくれていたが、北側には歩いてきた生藤山などの笹尾根の山々が緑の峰を連ねていた。
下山は陣馬新道コースをとって陣馬高原下へ。高尾駅へは臨時バスが出ていた。
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