行程・コース
天候
晴れ時々曇り
登山口へのアクセス
その他: 大月駅発着
この登山記録の行程
畑倉ルート登山口(10:20)・・・岩殿山(11:40)[休憩 60分]・・・天神山(15:00)・・・稚児落とし(15:20)[休憩 15分]・・・浅利(駐車場)(16:40)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
中央道を走っていると非常に目立つ岩盤の山、これが岩殿山だったのだ。634mと東京スカイツリーと同じ高さ、山でこのぐらいの高さだと簡単と思いがちだが、侮ってはいけない。海が隆起してできた山だそうだ。土のある部分を掘るとすぐ岩にぶつかるそうだ。その岩も大きな石がごろごろとしているのではない。一枚岩のような岩が登山道になっているところがあちこち、登るのも降りるのも結構怖い。鎖場も相当で90度近い傾斜で登ったり、降りたりしなければならない箇所一杯ある。雨でぬれていたら怖くて仕方ないだろう。戦国時代は岩殿城があったとのこと、見晴らしは最高に良く、敵もすぐに見つかるだろうし、あの岩盤を登ってくるのは至難の業だっただろうと、昔に思いを馳せたりして面白かった。「稚児落とし」と言われる絶壁は悲しいお話がある。信州の姥捨て山のように、貧しい人々が口減らしに子供をその絶壁から落としたとか、敵が攻めてきたときに婦女子をそこから落としたなどの言い伝えがあるそうだ。岩殿山山頂からは、中央道を行きかう車の音、周りに山々がきれいに見えたが、富士山はやっぱり高いのだなあと実感せざるを得ない状況で雲の中にあったのだろう。リニア実験線も見え、この自然が壊されるのでは懸念も抱いた。
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