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燕岳 今年の夏は合戦尾根から!

燕岳(山頂には到達せず)( 北アルプス・御嶽山)

パーティ: 2人 (カピトラ さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

初日:朝のうちだけ晴れ、のち曇り時々雨、2日目:曇り時々雨のち晴れ

利用した登山口

中房・燕岳登山口  

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 第3駐車場(午前6時現在で、第1・第2とも満車の表示あり)

この登山記録の行程

【1日目】
中房・燕岳登山口(09:30)・・・第2ベンチ(10:30)[休憩 10分]・・・合戦小屋(12:30)[休憩 50分]・・・燕山荘(14:40)

【2日目】
燕山荘(04:05)・・・合戦小屋(04:35)[休憩 10分]・・・第2ベンチ(05:50)[休憩 10分]・・・中房・燕岳登山口(07:00)

コース

総距離
約8.1km
累積標高差
上り約1,323m
下り約1,323m
コースタイム
標準6時間45
自己6時間45
倍率1.00

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

雨予報も何のその、いよいよ合戦小屋のスイカ販売開始と聞き、燕山荘に予約を入れました。
今季初の森林限界越え&2700m超の宿泊です。 
結果的に、たぶん人生初の高山病?という感じになりましたが、登って良かった!下りられて良かった!
翌日(月曜日)は、とっても久しぶりの筋肉痛になり、いつの間にこんなに弱っていたんだ?と、びっくり。
7月は気合いを入れてトレーニングに励まなければ!…と思います。

朝のうちこそ束の間青空が見えたものの、歩き出しは曇り空で、やがて雨が降ったり止んだり…。
ザックカバーをつけたり、レイン上下を着込んだり、暑くてまた脱いだり…と忙しく、また、やはりまだ標高に身体がついていけず、合戦小屋より先は、足よりも呼吸が辛くてペースを落としました。

燕山荘に到着したら、山頂方面の登山道に人がたくさん集まっている場所があり、「雷鳥がいる!」の声に、私も走り出してしまいました(…つまり、このときはまだ全然元気だったのです…)。
後から考えれば、このときそのまま山頂まで歩いてしまえば良かったのでしょうが…、夫に先にチェックインをしてもらっていたので、あまり待たせてもいけないと、一旦山荘に戻りました。

部屋で着替えなどをしていたら、何だかいつもより息苦しくて、しかもなかなか治らない…。
そうこうしているうちに、一旦は止んでいた雨がまた降り出し、燕岳山頂はすっかり雨雲の中です。
仕方が無い…まあ、とりあえずビール飲も!!と、呑兵衛夫婦は迷わず生ビール(大)@1400円で乾杯。
いつもなら、そのままダラダラ夕食の時間まで飲んだりお喋りしたりして過ごすのですが…今は、「ダラダラ飲み」なんて絶対顰蹙買うと思われ…部屋に戻り、ついウトウトしてしまった。

これ、絶対やってはいけないパターンでした。 
小屋に着く→酒を飲む→昼寝する→呼吸が浅くなる→高山病の症状悪化

夫に起こされ、半ば寝惚けた状態で食堂に行ったのですが、どうにも…食欲がないというか、気持ち悪いというか…山でご飯が食べられなくなったなんて生まれて初めての経験でした。
高所で、「頭が痛い」というのは何度か経験しましたが、一段悪化して「気持ち悪い」は無かった…。
幸い、それ以上にはならず、1時間ほどで回復してきましたが、とうとうお酒も飲めなくなってきた…?と思うと、残念というか、ショックというか…。

燕山荘さんは、今年「100周年」とのことで、記念品の可愛いバンダナをいただきました。
いつものことながら、合戦小屋でも山荘でも、スタッフさんたちが皆さんとても感じが良くて、お仕事に誇りを持っていらっしゃることが伝わります。 登山者にとっては、本当に有難いことです。

今回、夫も私もトレッキングポールを忘れてしまい、登りはともかく雨予報の下りでは不安があったため、売店で扱っていないか尋ねてみたところ、「ポールのレンタルあります」とのこと。
下山したら、そのまま有明荘に返却すればOKということで、なんと、無料!!のレンタル!
(有明荘に返却できず持ち帰った場合は、送料負担で送ってくださいとのことでした)

合戦尾根の下りは、特に第二ベンチから下で土や木の根の分量が多く、段差も大きいので、雨の中、ポールがあって心強かったです。

登山道全体としては、いつも通りたいへんよく整備されていて道迷いの余地は一切無し。
ひたすら登り、ひたすら下る、どちらかといえば「雨予報で人が少ないとき」の方が楽しいかもしれない?ような、グッとくる急坂です。 
日帰りピストンの体力には自信が無いことも確かですが、やっぱり、燕岳に登ったなら燕山荘には是非お泊まりしたいなと思います。 住めるものなら住んでみたいくらい!です。 

今回は、両日とも雨の場面が多かったため、カメラもスマホもしまい込んでいて、写真を撮る機会が少なかったのですが、登山道にはたくさんのお花が咲いていました。
山荘近くではヤマザクラや黄色いスミレ?(種類は不明)なども咲いていて、シャクナゲも、もうあとほんの少し!という感じでした。

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フォトギャラリー:34枚

秋にしか来たことがない登山口です。

ギンリョウソウ!

マイヅルソウ?

二つ並んで…

タテガミ?みたいなの、初めて見た気がします。

とても綺麗で、夢中になって写真撮ってて呆れられました。

第二ベンチまではまったく元気。  

替え歌だって口ずさんでしまう。

♪自分の重さを 知っていながら下山後に 食べる~♪

幾つもの峠を 越えて落ちた体重が 戻る~♪


 

体重計の示した数字に~~♪ 


首を傾げ 腹をさすり 眠りにつく~♪

だから 〇〇〇〇〇 ~~~♪


らーららっらっらっらっらっららー♪

合戦小屋で初めてスイカ食べました!

孤高の雷鳥!

山頂も見えなくなり…やがて雨、です。

日没の頃になって姿を見せてくれました。

小屋の前、過ぎゆく季節の名残です。 (テント場は、まだ雪の上)

お天気回復…残念ですが、帰ります。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え
地図 コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ ナイフ
修理用具 ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品 虫除け
熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー 非常食 行動食 テーピングテープ ストーブ
燃料 ライター カップ クッカー カトラリー
【その他】 携帯トイレ、予備マスク類、除菌グッズ、ゴミ用チャック付ポリ袋、座布団、顔汗シート、日焼け止、体温計、インナーシーツ

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