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燕岳 コマクサ咲き、息止めて撮れば…目眩

燕岳( 北アルプス・御嶽山)

パーティ: 2人 (カピトラ さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

初日:晴れのち曇り時々ガスの中、2日目:終日雨

利用した登山口

中房・燕岳登山口  

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 第一駐車場(午前8時で、まだ数台分の余裕あり)

この登山記録の行程

【1日目】
中房・燕岳登山口(08:20)・・・第2ベンチ(09:24)[休憩 7分]・・・合戦小屋(11:45)[休憩 65分]・・・燕山荘(13:55)[休憩 15分]・・・燕岳(14:45)[休憩 5分]・・・燕山荘(15:15)

【2日目】
燕山荘(06:07)・・・合戦小屋(06:48)[休憩 7分]・・・第2ベンチ(08:00)[休憩 5分]・・・中房・燕岳登山口(08:50)

コース

総距離
約10.0km
累積標高差
上り約1,513m
下り約1,513m
コースタイム
標準7時間40
自己7時間54
倍率1.03

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

土・日ともに雨の予報だった先週末は、「満室」表示だった燕山荘にもポツポツと空きが出始め、思い切って2週続けての合戦尾根チャレンジとなりました。 お天気の方も、初日はまさかの青空!スタートで、この日は気温も湿度も高く、歩き出しから汗ダラダラです。
咲き誇る花々は次々に主役交代で、合戦小屋から下ではイワカガミやナナカマドも終盤のようでした。

先週、不意打ちを食らってしまった「高山病」の症状と、翌日の筋肉痛に少なからぬショックを受け、今度こそは!の意気込みで向かったものの…今回は、よもやの腹痛で…。
第三ベンチより呼吸が乱れ始め、途中、完全に「酸欠」としか考えられない瞬間が何度もあって、合戦小屋までたいへんな時間がかかってしまいました。

合戦小屋で長い休みを取り、常備薬など服用して様子を見た結果、その後は何とかまともに歩けるようになりましたが、それにしても、一旦呼吸が苦しくなり始めると、口すぼめの腹式呼吸さえ何の役にも立たぬほどの状態になってしまい…これまでの経験が何一つ生かせません。
もしかしたら、一年以上マスク生活をしていることと関係あるのかな…?などとも考えてしまう。

先週も、家に帰ってから妙なところの筋肉痛が気になりました。
胸や腹筋や肩甲骨の内側あたり。 呼吸に必要な筋肉?という感じです。
思い当たるのは、やはり、歩くときも電車の中も駅の階段も、一年以上ずっと着けているマスク。
知らず知らずのうちに呼吸が浅くなっているのを感じることもあり、もしかしたら肺活量下がっている…?って気もしてきます。 慢性的な酸素不足?とか。

先週の反省から、今回は燕山荘到着後に部屋で簡単な荷物整理だけして山頂へ。
十分に動いてから少しだけお酒を飲んで、そのまま夕食をいただき、おとなしく就寝。
よく眠れたと思うので、2700mには少し慣れてきたかな?と期待したいところですが、正直まだ不安です。

初めて登った2019年も、去年のパノラマ銀座初日も、呼吸が苦しかった記憶は少しもないので、今年は本当に戸惑うばかりですが…やはり、例年なら夏までに2,3回は登っているはずの塔ノ岳などにも行けていないことは大きいのかな?と思います。

一夜明けて7月4日の朝は、スタート時から雨となりましたが、それでも数日前の予報から考えたら、ラッキー!という感じの1~3ミリ程度の雨です。
勿論、3時間も歩けば全身ずぶ濡れにはなりますが、吹きさらしの稜線を歩くわけでもないので、動いてさえいれば体温は保てますし、下山後は温泉が待っている有難いロケーション。

日本のお山を歩く限り、雨と上手に付き合うことはとても大事なことなので、雨は雨なりの歩き方、楽しみ方を工夫していくと、何というか…自由度が増すような気がします。

夏は始まったばかり。 梅雨もまだしばらく続きますので…昨年までと同じではないかもしれない体力・心肺機能などに留意しながら、心して歩き続けたいと思います。
疲労遭難、明日は我が身…と、ならないように!

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フォトギャラリー:25枚

第一ベンチ下の水場には、行ったことがありません。

ゴゼンタチバナは、今が盛り。

先週、頭だけ出していたギンリョウソウ。 下山時には、もう少ししっかり立ち上がっていました。

イワカガミは、合戦小屋より上が見頃です。

これは…何スミレ?

チングルマが勢いを増しています。

アオノツガザクラ…っていうのだったっけな? 

先週は見なかった気がします。

一日天気が持つなんて、思いもしませんでした。

時折、槍様のお姿も…!

見とれてしまう。

名前はわかりません。 他にも色々見ましたが…どうにも、クラクラ…。

コマクサ、咲き始めました。

満開になったら、きっと素敵でしょう。

ハイマツの影にひっそり。

テント場は、まだ雪です。

「CLUB燕山荘」。 スタンプカードになっていて、スタンプ10コたまると1泊無料!だそうです。 有明荘の日帰り入浴も、カード提示で700円→400円(!)とのこと。

翌朝は、すっかり雨雲の中ですが、合戦尾根は下りでも比較的安心だと思います。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え
地図 コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ ナイフ
修理用具 ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品 虫除け
熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー 非常食 行動食 テーピングテープ トレッキングポール
ストーブ 燃料 ライター カップ クッカー カトラリー
【その他】 携帯トイレ、予備マスク類、除菌グッズ、ゴミ用チャック付ポリ袋、座布団、顔汗シート、日焼け止、体温計、インナーシーツ

登った山

燕岳

燕岳

2,763m

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