行程・コース
天候
快晴
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
観音平第2駐車場利用。全国各地のナンバーあり
この登山記録の行程
観音平第2駐車場(07:05)・・・雲海(07:50)[休憩 10分]・・・押手川(08:40)[休憩 10分]・・・編笠山(10:15)[休憩 45分]・・・青年小屋(11:30)[休憩 05分]・・・押手川(12:35)[休憩 10分]・・・雲海(13:15)・・・観音平第2駐車場(13:50)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
うっとうしい梅雨も明け、夏の青空が戻ってきた。雄大な景色を求め編笠山に向かったが、快晴に恵まれ、期待にたがわぬ大展望を心行くまで満喫した。
日曜日ということもあり、7時前というのに第1駐車場は満車、路上駐車の車もある。第2駐車場に駐車、駐車場入り口から東に向かって歩き始めた。途中遊歩道がわかれているが、まっすぐ進むと第1駐車場からの登山道に合流、ウグイスの声も聞こえる気持ちのいい樹林帯を進んだ。ほぼ1時間、大きな石門を越えると雲海展望台、その名にたがわぬ景色が迎えてくれた。雲海に沈む甲府盆地の上にくっきりとした夏の富士山が見事。左手前には茅ヶ岳も。
その昔、登山者が苔むした岩に手を押し付けたところ、そこからコンコンと水が流れ出したという押手川は、うっそうとした樹林帯の中。ここから本格的な急登が始まる。大小の岩が連なり歩きにくいが、危険なところはなく、道はしっかりしているので慎重に進めば大丈夫。シラビソの原生林が続く。やがて木々の高さが低くなってくると南側の展望が日かけた場所があるが、ここからは富士見高原の向こうに北岳や鳳凰三山などが美しいので一息入れるのもいいだろう。鉄梯子を過ぎるとあとはひと登り、稜線に御嶽山の雄姿が見えてくると山頂は近い。
心地よい風が流れる広い山頂にはたくさんの登山者が思い思いに休んでいた。
北側には主峰・赤岳を始め、阿弥陀岳、横岳、権現岳などの八ヶ岳連峰の山々が迫力をもって眼前に迫ってくる。東に目を向ければ甲武信岳や金峰山など奥秩父の山々、南東の富士山には少し雲がかかり始めていたが、鳳凰三山・地蔵岳のオベリスクも。北岳、甲斐駒ヶ岳、千丈ヶ岳もくっきり。その右手には中央アルプスの山やまから遠く御嶽山も。そして諏訪湖の向こうに乗鞍岳、さらに右手には雪を残す奥穂高岳など北アルプスの山々が連なり、槍ヶ岳も確認できた。編笠山には何回も来ているが、これだけ見えたのは初めて。さらに雲の切れ間に後立山の峰々や、手前には美ヶ原・王ヶ頭のアンテナ群や霧ヶ峰・車山のドームも見えていた。
のんびり展望を楽しんだ後は青年小屋方面に下山開始。小屋手前の岩場では赤いペンキマークをたどり慎重に下る。昔は青年小屋から権現岳に向かい、三ツ頭を回ったこともあるが、今回はまっすぐ観音平に下山した。押手川に至る道も大小の岩がゴロゴロしているが、大きな問題はない。子どもを連れた家族連れの登山者にも行き会った。
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