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天狗岳、夏空! 岩も熱くなります

高見石・天狗岳・にゅう( 八ヶ岳)

パーティ: 2人 (カピトラ さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

文句なしの晴れ

利用した登山口

白駒池入口  

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 白駒池の駐車場は、1日600円(1泊2日・1200円)で、早朝などは、封筒に日付と車のナンバーを記入して料金を入れ、ドアのポストみたいなところに入れるルール。
翌日、車のフロントガラスのところに、ちゃんとビニール袋に入れられたチケット2枚が、ワイパーに挟んでありました。

この登山記録の行程

【1日目】
白駒池入口(06:45)・・・白駒池分岐・・・高見石(07:45)[休憩 30分]・・・中山(09:25)[休憩 5分]・・・にゅう分岐・・・中山峠・・・黒百合平(10:00)[休憩 70分]・・・東天狗(13:10)[休憩 30分]・・・中山峠・・・黒百合平(14:50)

【2日目】
黒百合平(06:15)・・・中山峠・・・中山峠・・・にゅう分岐・・・にゅう(07:25)[休憩 25分]・・・白駒池南岸(09:00)・・・白駒荘(09:10)[休憩 10分]・・・白駒池分岐・・・白駒池入口(09:35)

コース

総距離
約13.6km
累積標高差
上り約1,041m
下り約1,041m
コースタイム
標準9時間33
自己8時間35
倍率0.90

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

例年より早かった梅雨明けの、最初の週末は北八ヶ岳へ!
朝日を受けてほんのり赤く美しく輝く富士山を(助手席で)うっとりと眺めながら、県境を越えて長野県に入れば、「運転に集中せよ!」のいつもの看板が・・・・・・でも、ここまでお天気がいいと、集中できないかも!!という絶景の中央道を走りました。

今季、山小屋の予約担当を引き受けてくれている我がパートナーは、どこのお山?というよりは、どこの小屋?という発想のようで・・・、先ずは山小屋決定!で、どこに登るのかが決まるパターンの今日この頃です。 今回は、黒百合ヒュッテ。 目指すは、高見石・天狗岳・にゅう! 
お天気も良かったし、黒百合ヒュッテだったらテント泊でも行けたかも?とも思えますが、まあ、まだ色々と不安材料も多いので、おとなしく安心安全(?)な小屋泊に。

黒百合ヒュッテは、今季、1泊2食付9800円/大人1人(うち1000円はコロナ対策費用とのこと)ですが、更に1人あたり1000円追加で「個室」が利用できます。 個室の場合、チェックイン時から部屋にザック持ち込み可で入室できるため人気があり、この日も全て予約で埋まっていました。
※大部屋の宿泊者は、午後4時半頃に案内があるまで部屋には入れず、ザックも部屋には持ち込めず、一階の荷物棚(空きがなければ壁際)に置くことになります。

この日は、宿泊者もカフェ利用者も多かったようで、スタッフさんたちは大忙しでした。
私たちも、チェックインと軽食とに思いの外時間がかかり、天狗岳に向かって歩き始めたのは11時過ぎ。 気温はそれほど高くなくても直射日光がキツく、岩も熱くなっていて、どんどん汗が出ます。

当初の計画では、天狗岳から根石岳の方へ下りて、コマクサ鑑賞と美味しいお水補給・・・などと考えていたため、サブザックに入れた手持ちの水は、天狗岳ピストンに切り替えた場合の最小限の量。 
・・・しかし、まあ、とにかく暑かった!! 
時間的にすれ違いの人も多く、情けないことにまた目眩クラクラ状態で・・・結局今回も西天狗は断念。
補給が出来なければ水もギリギリでしたので、急ぎ中山峠経由でヒュッテに戻りました。
歩いている途中、頭の中は「ビール」と「アイスクリーム」が渦巻いていて、どっちにしよう・・・?と悩んでいたら、夫に「ビールフロートにすれば?」と言われてしまった・・・。
時々木陰に入ってホッとしながら、やっぱり、夏の天狗岳は早朝がいいな・・・と思った次第。

翌朝は、あまりに早すぎる出発ではまた「お蕎麦屋さんも開いていない」時間に長野を後にすることになりそうなので、しっかり黒百合ヒュッテの朝食をいただいて、にゅうを目指しました。
こちらもやはり、朝の時間がいいようです。 遮るもののない大パノラマ!
白駒の池へ向かう道は、かなりの割合でドロドロの場所があり、苔も多くて滑りやすかったです。
でも、本当に美しい朝でした。 ハイカーもランナーも駐車場の車もとても多かったです。

お昼前には、あちらこちらで夏の大きな雲がわいてきていましたので、やはり夏山は「朝!」が正解。
帰りに見た富士山も、シェービングクリームにまみれたようなお姿になっていました。

この日も大渋滞が起こる前に小仏トンネルを通過し、家でビール片手に洗濯機フル回転。
心は、早、次のお山へと飛んでいきます。

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フォトギャラリー:22枚

中央道を走っていても、とにかく全部見え!のこの天気です。

初日は、静かな苔の森を静かに歩くことが出来ました。

高見石。 上らないわけにはいかないでしょう!というお天気。

振り返って、高見石小屋を見下ろします。

中山展望台。 正面に北アルプスがハッキリ見えていました。

シャクナゲも咲いています。

今回は、お花の写真はこれだけ。

スリバチ池。 朝の暗いうちに通過することが多くて、こんなに綺麗な景色だって知りませんでした。

右側の雲の辺りが、槍ヶ岳。 やはり、午後になって、常念山脈に雲がかかってしまった感じかな?

南八ヶ岳方面。

この日は、たぶん2500m手前位から目眩が始まり・・・岩に手をついて休むことしばしば・・・。

「高山病」ってクセになるのかな?・・・と思ったり。

標高を下げ始めたら良くなってきたので、やっぱり・・・高度に反応したのかな?

朝の気温は、5度ちょっと。 外でじっとしていたら寒いです。

テント場も賑やか。 朝晩は、ダウンの上下を着ている方もお見受けする、そんな季節ではあります。

黒百合ヒュッテさんも、とても頑張ってくださっていると思います。 有難いです。

眩しい朝の、にゅう!です。

富士山がくっきり。

やはり、朝の景色は美しいです。 風も穏やかで、本当にいい朝でした。

再び苔の森を歩いて行きますが・・・

苔と泥とで、下りはちょっと厄介。

美しい木道もありますが、泥濘や倒木や、少し荒れた場所もありました。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え
地図 コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ ナイフ
修理用具 ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品 虫除け
熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー 非常食 行動食 テーピングテープ トレッキングポール
ストーブ 燃料 ライター カップ クッカー カトラリー
【その他】 携帯トイレ、予備マスク類、除菌グッズ、ゴミ用チャック付ポリ袋、座布団、顔汗シート、日焼け止、体温計、インナーシーツ

登った山

高見石

高見石

2,225m

にゅう

にゅう

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