行程・コース
天候
晴れたり曇ったり、時々雷雨
登山口へのアクセス
バス
その他:
JRバスは1日2往復のみであるため、あさま601号で佐久平へ着後、すぐに高峰温泉行に乗り換える。接続時間は10分ほどなので駅で買い足しの時間はない。新幹線乗車前に購入のこと。バスはsuicaなど使えないので、現金を準備して前払いとなる。
この登山記録の行程
【1日目】
高峰温泉(09:57)・・・池ノ平湿原入口(10:52)[休憩 8分]・・・忠治の隠岩広場(11:20)[休憩 10分]・・・三方ヶ峰(11:40)[休憩 31分]・・・見晴岳(12:25)[休憩 5分]・・・池ノ平湿原入口(13:08)[休憩 33分]・・・高峰温泉(14:09)
【2日目】
高峰温泉(08:30)・・・車坂峠(08:54)[休憩 12分]・・・車坂山(09:25)・・・赤ゾレの頭(09:53)[休憩 10分]・・・トーミの頭(11:04)[休憩 42分]・・・車坂峠(13:20)[休憩 7分]・・・高峰温泉(13:46)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
緊急事態宣言直前の山行、全体的にバス以外は人混みもなく、また高峰温泉やビジターセンターでも検温・消毒・利用者情報の提出など全て対策はとられていた。両日とも高層の低温傾向と先週の台風によりもたらされた湿り気と高温により、雷雲が発生するという状態にあり、初日は宿に到着後すぐ出発することとした。この雷雨のおそれのため、水ノ塔山から東篭ノ登山を縦走して池ノ平湿原へ行く計画であったのを変更して、往復を林道経由とした。思った以上に高山植物が豊富で、車で素通りするには勿体ない、歩いて見つけて味わえたのがよかった。しかし、縦走で眺められる筈の八ヶ岳や北アルプスをはじめ草津白根などが見られず残念であった。林道ではコオニユリ・キリンソウ・カワラナデシコ、ツリガネニンジンのほか相当多数のノアザミが存在感をみせており、ハチやチョウなど虫たちが懸命に短い夏を過ごしていた。湿原は木道歩き、三方ヶ峰ではコマクサが咲いていたが最盛期は過ぎていた。白花のコマクサも初めて見られ、雷鳴の中ではあったが歩いた甲斐のある道であった。
翌日は黒斑山を目指すも、午前中の晴天に反して午後は雷雨となる予測があったことから、トーミの頭で時間切れとした。往路は表コースで車坂山と赤ゾレの頭・槍ヶ鞘と丁寧にアップダウンを繰り返しながらも、明るい森にハクサンフウロやゴゼンタチバナやリンドウを眺める楽しい道だった。途中の赤ゾレではコマクサが咲いていたが、気付く人は少なく通過していく人が殆どであった。また、そこで約15分と避難シェルターで20分程度休憩をとっている。天候が危うく、表コースと中コースの分岐点で戻ることも考えたが、トーミの頭までのザレた急登を15分かけて登ると天候がやや持ち直し、前掛山から湯ノ平・Jバンドが見渡せたのはラッキーだった。ここで、高峰温泉でこしらえてもらった「おにぎり弁当(800円)」で腹ごしらえするが、鬼押出し方面から黒雲が上がってきたことから、帰途をとることとした。中コースは樹高のある森をひたすら下る道であり、苔むした場所(北八ヶ岳のような)もあり、登山道が水にえぐられた場所も存在していて、そこを避けた樹間50cm程度の踏み跡の道が幾つもあり、霧の中では気をつけたい。オススメは、小鳥の声が常に響いておりホッとできる。
フォトギャラリー:35枚
装備・携行品
アンダーウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 | バックパック |
スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 傘 | タオル |
帽子 | グローブ | 着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 |
カメラ | 登山計画書(控え) | 修理用具 | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル |
医療品 | 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | 非常食 | 行動食 | トレッキングポール |
GPS機器 |
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